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廃車のリサイクル料金に関する決まり。基礎情報から注意点まで

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廃車する際には、登録手数料や解体費用、レッカーを利用する場合は運搬費が必要ですが、さらにリサイクル料金も支払わなければなりません。ただし、リサイクル料金は、必ずしも廃車時に支払うとは限らず、事前に払っていることもあります。廃車時に関係する料金ですので、決まりを正しく知っておきましょう。

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廃車のリサイクル料金に関する基礎情報

リサイクル料金は廃車の際に関係する費用であり、車を持っているすべての人が関係しています。リサイクル料金は法律で定められているものであり、支払いは義務化されています。環境を守るための大切な費用ですので、基礎情報を知り、廃車時にどのように関係するか知っておきましょう。

車の所有者は必ず支払う義務がある

リサイクル料金は、車の所有者には必ず支払いの義務があり、自動車リサイクル法で定められています。自動車リサイクル法は、車両のリサイクルについて定めたものであり、環境への配慮を考えた法律です。車は鉄や樹脂が多く含まれ、これらはリサイクルが可能です。 車1台は大きな資源であり、環境に配慮して大部分がリサイクルされます。しかし、リサイクルには費用がかかり、この費用の一部を所有者に負担させるのが、リサイクル料金です。リサイクル料金を支払うということは、リサイクルに貢献し、環境への負担を減らすことだと考えましょう。

支払うタイミングは3通り

リサイクル料金は、新車購入時か車検時、廃車手続きの際のどこかで支払います。支払いのタイミングに決まりはありませんが、支払わないと廃車できないので注意しましょう。また、最後まで支払っていない場合は、廃車時に必要な費用に上乗せして、リサイクル料金を支払います。 基本的には新車で購入したタイミングで、支払うことが多く、気づかないうちに支払いを済ませていると言う人もいるでしょう。リサイクル料金を支払えばリサイクル券が発行され、これが支払いの証明書です。リサイクル券が手元にあれば、料金は支払い済みです。

リサイクル料金は車種によって違う

リサイクル料金は車種によって異なり、軽自動車は7,000~16,000円、普通車は10,000~20,000円程度が目安です。重量やエアバック数、エアコンの有無で料金が変化しますので、事前に確認しておきましょう。メーカーのホームページを見れば、リサイクル料金が公表されている場合が多いです。同じ車種でも、メーカーごとに違いもあるので注意しましょう。

車を売却した時は払い戻される

リサイクル料金は、車をリサイクルする際の費用を事前に支払うものです。そのため、売却によって解体せず手放した場合、リサイクル料金は払い戻され、新所有者が新たに費用を負担します。解体した場合は、リサイクルの費用に充てられるため、返金はありません。 あくまで売却した場合であり、所有者が移った場合のみ払い戻しがあります。

廃車のリサイクル料金の注意点

リサイクル料金の扱いには注意点があり、廃車をスムーズに進めるには正しく把握しておく必要があります。注意点が理解できていないと、廃車の手続きが滞り、場合によってはトラブルに発展する可能性もあります。ポイントを理解して、上手に廃車手続きを進めましょう。

紛失したリサイクル券は再発行しなくてOK

リサイクル券はリサイクル料金を支払った証明ですが、紛失しても再発行の必要はありません。自動車リサイクルシステムのホームページで、車両番号を打ち込み、預託画面を印刷すれば、それをリサイクル券として代用できます。 紛失してもネットのページを印刷すれば済みますが、余計な手間を増やさないためにも、最初から大切に保管しておくことが大事です。

未払いの車を購入する時は支払う必要がある

リサイクル料金は新車だけではなく、中古車を購入する際にも支払いが必要です。中古車で売却した場合、所有者は業者に代わるため、支払っているリサイクル料金は返金され、誰も支払っていない状態に戻ります。業者が支払っているケースはほとんどないため、中古車でも基本的にはすべて支払いが必要と考えましょう。中古車を購入する際には、リサイクル料金の支払いも含めて、購入費用を考えなければなりません。

対象外となる車もある

自動車リサイクル法は、すべての車両に適用されるわけではなく、対象外となる車もあります。被けん引車や大型の特殊自動車、農業機械は自動車リサイクル法の対象外であり、料金の支払いは必要ありません。対象外の車もありますが、基本的な乗用車はすべて対象内です。 環境への影響が少ないエコカーでも、リサイクル料金の支払いはありますので、よほど特殊な車を買う以外は、すべて支払いが必要と考えましょう。

バイクには独自のリサイクルシステムがある

バイクは自動車リサイクル法の対象外ですが、二輪車メーカーが独自にリサイクルシステムを確立しています。これは自主的におこなわれているものであり、希望小売価格に、リサイクル料金に該当する費用が含まれている場合もあります。 法的な定めはありませんが、各社環境への配慮をおこなっていることは理解しておきましょう。車やバイクは少なからず環境へ悪影響を及ぼしますので、リサイクルの意識や環境への配慮の気持ちを持つことが大切です。

リサイクルに協力して地球環境を守る

リサイクル料金は、車をリサイクルする際の費用を、所有者が一部負担するものです。料金は事前に支払い、廃車すれば費用はそのまま使われ、売却すれば返金されます。リサイクル料金は環境を守るための大切な費用ですので、必ず支払い、環境への配慮を持って廃車をおこないましょう。

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