動かない車を指して不動車と言いますが、不動車になってしまうと邪魔になり、早く処分したいと考える人は多いでしょう。不動車でも引き取りをしてくれる業者はあり、業者の種類によっては処分の方法や引き取りの費用は異なるため、注意しなければなりません。 同じ車でも引き取り費用がかかる場合、無料で引き取ってくれる場合、あるいは値段を付けて買い取ってくれる場合もあります。同じ処分するなら、少しでもお得かつスムーズに引き取ってもらえたほうがよいため、業者の選定は非常に重要です。 また、どの業者を選ぶかは、引き取りの地域によっても違います。大阪は大都市のため、不動車を引き取る業者の数も多いでしょう。選択肢が広いだけに迷うことも多いため、上手な業者の選び方を知り、不動車をスムーズに処分してください。
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不動車の定義
不動車を引き取ってもらうには、まずはどのような車が不動車に該当するのか、定義を知ることが大切です。不動車は大きく2つで、「動かくなった車」と「動かせない車」に分けられます。それぞれ現時点で動かない、あるいは動かせないだけで、対処次第で再度走行が可能になる場合もあります。 不動車だからといって、すぐに処分を考えず、まずは本当に不要かどうかを考えることが大切です。再度走行可能だとしても、不要と判断した場合は、業者に引き取ってもらうことを考えましょう。
事故や故障で動かなくなった車
事故や故障によって不具合を起こし、動かなくなった車は不動車に該当します。故障した部品や程度によっては、簡単な修理でも直せる場合があり、費用もそれほどかけず走行再開できることもあります。不具合によって不動車になる原因は、主に以下のものが挙げれるでしょう。
- エンジンの焼き付き・故障
- バッテリー切れ
- ガス欠
- 事故によるフレームの損傷・大破
バッテリー切れやガス欠の場合、充電や給油によってもう一度走らせることは可能です。費用もそれほどかからず、数百円から数千円程度で直せるでしょう。対してエンジンや車そのものが大きく損傷して不動車になった場合は、修理にかかる費用は高く、30万円から高い時には100万円以上かかることもあります。 また、損傷の程度がひどいと、修理や部品交換をしても元通りには直せない、あるいはそもそも修復が不可能な場合もあります。直せない場合は当然処分しますが、修理しても不具合が残る、あるいは費用がかかりすぎるなら、引き取りをしてもらうのが無難でしょう。
車検切れで公道を走れない車
車の機能自体には問題がなくても、車検が切れていると公道を走ることができないため、不動車の扱いになります。車検切れの車は、公道に一歩でも出た瞬間に違法となるため、動かせる場合でも使用しないようにしましょう。 車検切れで制限されるのは公道での走行のため、私有地内の走行なら問題はありません。ただし、私有地だけの使用に限定すると、用途が限られてしまい、車本来のメリットはほとんどなくなるため、処分したほうが無難でしょう。 車検が切れていても保有しているだけで税金や維持費などのコストはかかるため、使用頻度が低いなら特に引き取ってもらうのがおすすめです。また、車検切れの場合は車検を更新することで、再度走行は可能です。車検切れでも仮ナンバーを取得すると、数日間は走れるため、その間に車検を取得するのもひとつの手でしょう。 車検更新には法定費用や整備費を含めて数十万かかることが多いため、費用が高く損をすると感じるなら、処分が賢明です。
不動車の引き取りなら実績多数のカーネクストへ
大阪で不動車引き取りを検討しているなら、カーネクストの利用がおすすめです。カーネクストは廃車の引き取りや買取を行っており、実績は多数で信頼度も高いです。本社は大阪ですが、全国にネットワークを持つため、どの地域でもサービスの利用はできます。 また、インターネットから簡単に査定の申し込みもできるため、まずは引き取りにかかる費用や買取の場合の金額の見積もりを出してもらいましょう。 不動車の引き取りの場合、レッカーを呼んだり、書類上の手続きをしたりする必要がありますが、カーネクストなら無料で行ってくれます。車の状態に限らず0円以上での買取を保証しており、追加費用もかからないため、お得に不動車を処分できます。
不動車の引き取り事例
不動車の引き取り事例を参考に、どのような状態の車がどれだけの費用で処分できるのかを知りましょう。 車種 年式 走行距離 排気量 車両状態 引き取り金額 ダイハツ オプティ 2000年 7万8000km 660cc 車検切れ へこみ・サビ 0円 トヨタ エスティマ 1995年 19万km 1500cc タイヤ4本パンク 0円 スズキ ワゴンR 2002年 10万km 660cc タイヤ空気抜け 0円 上記の例では、どの車種でも引き取り金額は0円となっています。どれも年式が古く、走行距離が長いため、車の価値はほとんどゼロに近いと言えるでしょう。通常車を処分する際には、「解体費用」「廃車手続き代行費用」などがかかります。引き取り金額は0円であるものの、費用を全くかけずに処分できている点は、お得と言えます。
大阪で不動車を処分するには
大阪で不動車を処分するなら、まずは不動車を引き取ってくれる業者を探すことが大切です。不動車の引き取りを行う業者は多いため、しっかり吟味して本当に信頼でき、かつサービスが充実した業者を選びましょう。 また、処分の方法は引き取りだけに限らず、他にも手はあります。処分方法を幅広く知っておくことで、よりお得に、スムーズに不動車を手放せるでしょう。
廃車手続きをする
不動車を処分する際には、廃車手続きを行います。廃車手続きは名義を抹消する書類上の手続きであり、「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2つに分けられます。不動車の場合、解体して処分することがほとんどのため、解体が必要な永久抹消登録を選びましょう。 永久抹消登録をするには、まずは解体業者に車を引き渡し、解体を証明する書類を受け取ってから、運輸支局で手続きを行います。これらの手続きは業者に代行してもらうことも可能であり、手間をかけたくないなら代行を依頼しましょう。 永久抹消登録の場合、時期によって自動車税、車検の残存期間によって自動車重量税が還付されます。業者に代行してもらう場合は、還付金の確認も行い、費用と相殺してお得に処分しましょう。
買取業者に売却する
不動車であっても価値を見出してくれる業者はあるため、買取業者に売却するのもひとつの手です。買取業者の種類は豊富であり、おすすめなのは廃車や事故車を専門に扱う業者です。 これらの業者は、状態の悪い車でも活用できるノウハウを持っているため、完全に故障した不動車でも少なからず値を付けてもらえます。ディーラーや中古車販売業者だと、査定で値が付かないどころか、処分の費用を請求される可能性もあるため、利用は避けましょう。
大阪で不動車を賢く処分しよう
大阪で不動車を処分するなら、その地域に強い業者を利用するのがおすすめです。地域に密着した業者なら、信頼度も高く、好条件で車を引き取ってもらいやすいです。また、全国展開している業者でも、信頼できるものはあるため、引き取り先の特徴をしっかり見極めて、少しでもお得な方法で、不動車を処分しましょう。
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