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5月に車を乗り換えたら自動車税はどうなる?税金で損をしないために

車の乗り換えはタイミングに注意が必要であり、特に5月など年度初めの場合は税金関係に注目しなければなりません。車を使用するにはさまざまな税金の納付が必要であり、自動車税もそのひとつです。自動車税は年度初めに課税されるため、5月の時点では支払っていないこともあります。 乗り換えの時期と税金支払いの時期が重なってしまうと、乗り換えにかかる手続きに注意が必要です。自動車税について理解を深め、5月に乗り換える場合には、どのような点に気をつけるべきか知っておきましょう。

自動車税の納入制度について

乗り換えにおける自動車税の取り扱いについて考える際には、まずはそもそも自動車税とはどのようなものか知っておくことが大切です。自動車税とは車を保有している人にかけられる税金であり、普通車だけではなく、軽自動車も課税の対象です。自動車税の納入制度について理解を深め、税金の基礎知識を身につけましょう。

自動車税の課税標準

自動車税の課税については、さまざまな基準で決められており、税額がすべて同じわけではありません。課税のタイミングについては共通していますが、かけられる税額は異なりますので、課税の仕組みを知っておきましょう。

課税対象となる車の所有者の決定

自動車税が課税されるのは、毎年4月1日時点で、車の名義を持っている人です。使用者と名義者が違う場合は、使用者ではなく名義者に支払い義務が生じるので注意しましょう。仮に車を保有していたとしても、名義を持っていなければ課税の対象にはなりません。 自動車税は年度の初めに課税者が決定され、12カ月分をまとめて支払います。毎年同じ金額で課税されますが、ディーゼル車の場合は11年目以降、ガソリン車の場合は13年目以降税額が上がるので注意しましょう。

税額の決定方法

自動車税の税額は排気量によって決定し、排気量が大きいほど税額も高くなります。ディーゼル車の税金の増額が早いのもこのためであり、排気量が大きく環境への負担が大きいと、そのペナルティとして税額は高くなります。

年度の途中で車を購入した場合の自動車税

自動車税は4月1日時点での車の所有者に課税されますが、年度途中で車を購入した場合は、その時点から年度末までの期間を計算して納付します。ただし、購入したその日から計算されるわけではなく、購入した翌月から計算し、次の3月までの期間の自動車税を月割り計算して支払います。
そのため、車は月末に購入するよりも月初に購入した方が、自動車税を1ヶ月分得することになります。例えば、8月1日に車を購入した場合、自動税は翌9月から翌年3月までの7か月分が課税されますが、7月31日に車を購入した場合、翌8月から翌年3月までの8か月分が課税されます。たった1日の違いで、自動車税の税額が1ヶ月分も違ってくることになるのです。
また、ここで注意しておきたいのが、自動車税が課税されるタイミングはディーラーで契約を結んだ日ではなく、ナンバーを取得した日ということです。ナンバーの取得日がいつ頃になりそうかなど、ディーラーに聞いておくようにしましょう。

自動車税の還付の仕組み

自動車税は年度の最初に1年分をまとめて支払うため、年度途中で廃車をして名義を抹消した場合、払いすぎていることになります。そのため、年度途中で廃車した場合は、廃車の翌月から次の3月までの期間分の自動車税を月割りで計算し、残月分の自動車税が還付されます。自動車税の還付は永久抹消登録、一時抹消登録のどちらでも受けることができますが、普通車に限られるので注意しましょう。軽自動車の場合は、軽自動車税自体が安いため、どのタイミングで廃車にしても税金は還付されません。
中古車買業者に買取を依頼したり、廃車買取業者に廃車を依頼する場合、この自動車税の還付があるかどうかは業者によって異なります。買取金額にあらかじめ還付分が含まれている場合や、還付分を自社の利益にするところなど様々です。見積もり額を提示された時点で、自動車税の還付分はどうなっているのかをきちんと確認しておくようにしましょう。

車の乗り換えと自動車税の関係

自動車税は車の乗り換えの際にも関係することが多いため、どのように支払うかなど知っておくことが大切です。車の乗り換えには、廃車や売却を伴うことも多いので、それぞれの場合の自動車税の扱いについても知っておきましょう。

中古車を購入する場合の自動車税の扱い

中古車を購入する場合も自動車税の支払いは必要であり、自動車税の扱いは基本的には新車と同じです。購入した翌月から次の3月までの期間を月割り計算して残月分を支払いますが、中古車の場合は支払うべき税金があらかじめ購入価格に含められていることが多いです。税金分まで含めた金額で購入している場合は、別途自動車税を納付する必要はありません。

車を乗り換える場合の自動車税の扱い

車を乗り換える場合、今乗っている車を廃車にすると、廃車にした翌月から3月までの期間を月割り計算して自動車税の還付を受けられます。しかし、廃車にしない場合は自動車税は還付されないので注意しましょう。自動車税の還付は、一時抹消登録や永久抹消登録などの廃車手続きが条件となっているため、車を廃棄しない場合でも使用することがないのであれば、一時抹消登録をするだけで還付金を受け取ることができるためお得です。

車を買い替える場合の自動車税の応分負担

年度途中で車を買い替える場合、乗っている車を下取りに出すこともあるでしょう。下取りに出す場合でも、名義を抹消して引き取ってもらうことになるので、当然自動車税は還付されます。車本体の価値だけではなく、自動車税の還付金額も下取り価格に含めてもらうよう交渉しましょう。
中古車買取業者に買い取ってもらう場合も、自動車税の還付金をどのように受け取れるのかをきちんと確認しておくことが重要です。

5月に乗り換える場合の注意事項

5月に車を乗り換える際は、自動車税の納付が済んでいるかどうかが重要になります。納付が済んでいれば、廃車にすることで残月分の自動車税を還付してもらうことができるので、特に問題はありません。しかし、納付が済んでいない場合は手続きがややこしくなるため、廃車や売却の際は注意する必要があります。

5月は自動車税の納付期限

自動車税は毎年4月1日時点で車の名義を持っている人に課税されますが、その時点ですぐに支払いをしなければならないわけではありません。4月1日に課税対象者が決まり、そこから納付通知書が届くのは5月の初旬頃です。自動車税の納付は通知書が届いてからになるため、支払い期限は5月末日となります。そのため、5月の前半に車を買い替える場合は自動車税を納付していない可能性もありますが、この場合でも4月1日時点で自動車税の納税義務は発生しているため、自動車税は必ず納付する必要があります。納付通知書が届くまでに車を売却したとしても、支払い義務が消えるわけではないことは理解しておきましょう。

5月に乗り換える場合は販売業者に相談する

5月に車を乗り換える場合は、自動車税の納付の有無などによって手続きが複雑になることが多いため、販売業者に相談することが大切です。車を乗り換える場合、古い車の納税義務をそのまま新しく購入する車の納税義務として移すことができます。納税義務をそのまま移すことで適正な負担で自動車税を支払うことができ、買い替えの手続きもスムーズに進められます。

車の買い替えを検討しているなら?

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月による自動車税の損得はないが期初の時は注意

自動車税は廃車時に還付されますので、どのタイミングで車を購入、売却したとしても損をすることはありません。しかし、納付期限と乗り換えのタイミングが重なってしまうと、各種手続きが面倒になることも多いので注意が必要です。 また、軽自動車の場合は、年度最初で廃車にしても、還付は受けられず、まるまる1年分損をするので、乗り換えは年度末に検討するのがおすすめです。自動車税について理解を深め、よりスムーズに手続きができるタイミングで乗り換えを検討しましょう。

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