買取・売却

軽自動車を高く売る方法|買取査定のポイントや高く売れる車種をご紹介

令和3年10月時点の全国乗用自動車保有台数は6,211万台あり、そのうち乗用軽自動車(四輪)のシェアは約37%です。軽自動車の世帯当たりの普及率は1977年から2018年にかけて毎年増加しており、世帯数の伸び以上の増加ペースとなっていました。このように軽自動車が人気を高めた理由は、初期購入時の費用や所有する上での維持費が安いだけでなく、使い勝手が良く最新の安全技術を搭載する車種が増えたことで様々なユーザーの需要にあった車となったことです。そのため、軽自動車の需要は新車市場のみならず中古車市場でも高くなっており、再販もしやすいことから軽自動車の中古車買取価格は高くつけることが出来ています。

こちらでは軽自動車を高く売るための査定アップのポイントや、軽自動車の中でも高く売ることが出来る人気車種をご紹介します。
「いらなくなった軽自動車を高く売りたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

軽自動車を高く売るために査定ポイントをチェック

軽自動車を高く売るには、買取査定を受ける時に重視されるポイントを把握しておくことが重要となってきます。
この買取査定時の重要ポイントは車全般に言えることもあれば、軽自動車ならではのものもあります。より高い買取価格を目指すためにも、買取査定の重要ポイントを確認しておきましょう。

年間の実走行距離値が平均以下であること

保険会社のアンケート調査によると、一般的な軽自動車(四輪)の年間の平均走行距離数は約7,000km以下といわれています。この平均走行距離数を超えている車は多走行車と見なされ、再販時の中古車としての価値が下がってしまいます。所有している軽自動車が初度登録から5年経過していて、現在の走行距離数が50,000kmを超えているとします。この場合の年間平均走行距離数は10,000kmとなり、平均よりも使用されている軽自動車であるという認識になります。軽自動車の場合、走行距離が多走行であるほど使用頻度が高く、劣化がすすんでいる車と判断されるため、査定時にマイナス評価になります。特に普通車と比べ軽自動車の使用頻度が高いかどうかは、買取査定に大きく影響を及ぼしてしまうのです。

軽自動車の耐久性が普通車と比べて低いといわれる理由

使用頻度がなぜ買取査定に大きく影響を及ぼすのでしょうか?その要因は、普通乗用車と軽自動車では耐久性に差があるからです。
軽自動車には軽自動車規格といって、排気量・長さ・幅・高さが決められています。規格を超えると普通乗用車となり、軽自動車登録ではなくなるのです。現在の軽自動車規格は、排気量0.660L以下・長さ3.40m以下・幅1.48m以下・高さ2.0m以下です。ボディサイズは規格内に収まっているため、小さくなりその分車重が軽くなることから、燃費の向上にもつながるものの、小さい軽自動車を構成する部品自体も小さいことから、耐久性は部品や重量が大きい普通車と比べると低くなってしまうのです。
耐久性が低くなってしまう分、走行距離値から考えられる使用頻度が直接買取査定に影響を及ぼし、結果多走行の軽自動車の買取査定評価はマイナスにつながってしまいます。

経過年数の査定ポイントは車検残存期間が影響する

軽自動車の買取査定のポイントの一つが、年式の経過年数です。年式とは、初度検査年月から経過した年数のことです。査定時には年式3年落ち、5年落ち、7年落ち、9年落ちと、車検が何回目を超えているかがポイントとなります。例えばもうすぐ3年が経過する軽自動車を売却する場合、4年経って入れば初回車検が済んでいて次の車検まで一年間の車検有効期間があります。軽自動車の通常の初回車検は車検業者や車の状態によるものの、約6万~8万円がかかります。中古車として購入するのであれば車検有効期間が残っている車の方が車検費用を考える必要がなく、次の買い手がつきやすくなります。また車検残存期間がある状態で購入し、次回継続車検を受けるのであれば中古車新規登録に比べると費用や手間を省くことも出来ます。中古車軽自動車として業者が再販する際にコストがかからない、売りやすく在庫リスクを減らすことが出来るため、車検残存期間がある車は買取査定がプラスになるのです。

外装の査定は標準無傷に対しての減点方式

軽自動車の買取査定時、外装の査定を受ける基準とされるのは標準無傷の状態です。そのため、ボンネットやドアなどに傷やヘコミがあれば減点されていきます。
軽自動車は買取仕入れ後中古車としての再販でどの程度の金額で売ることが出来るのかによって、買取査定は大きく変わってきます。傷やヘコミが鈑金塗装により回復するものであれば、自社で鈑金塗装等の販売前の設備を保有する業者にとっては、マイナス面が大きくないため査定額が大きく下がる心配はありません。しかし、外装に錆による腐食があったり、サイドボディに二つのドアを縦断するように大きな傷がある場合、部品交換を余儀なくされるなど、再販時にコストが大きく掛かることがあります。部品交換を行った中古車の場合、交換前の車両本体と交換後の部品が例え同じ塗装色のものであっても経年劣化により色に差が出てしまうこともあるのです。このため、減点が少ないほど、買取査定はプラス評価となり買取価格も高くなります。

内装は中古車再販時の在庫リスクを軽減する重要ポイント

軽自動車を高く売れるのか買取査定時に重要視されるポイントとして、内装の状態は影響が大きいため気を付けなければいけません。
それは、軽自動車が中古車市場での再販時に自家用乗用車として購入する人が大多数となり、内装がいかにきれいに保たれているかどうかで販売価格に雲泥の差が出るからです。もちろん、きれいなほど買取価格は高くなり、内装やシートが汚れていたり傷が付いているほど買取価格は低くなります。ダッシュボードやコンソールボックスなどの細かい傷、日焼け跡なども査定に影響が出ます。また、汚れや傷だけでなく、喫煙やペットのニオイなどもマイナス評価となるので注意しましょう。

エンジン周辺の不具合は買取査定自体が出来なくなることも

軽自動車の買取査定のポイントで、査定自体が出来なくなってしまう車もあります。それが、内燃機関等にトラブルがあり故障してしまっている場合です。内燃機関とはエンジン回りのことで、エンジンやその周辺に不具合がある場合、買取査定自体を断られてしまうことも少なくありません。エンジンは車の心臓部分であるため、修理や部品交換などが必要な場合は費用が高額になります。買取車両が修理や部品交換をしなければ中古車として再販が難しい場合、買取業者としてもマイナスが大きく、減額されてしまったり買取自体が出来ないということになってしまうのです。

定期的なメンテナンスがされているか

軽自動車には軽自動車規格による規格範囲内であることが必要なため、搭載されているエンジンは総排気量0.66Lまでとなっており、普通車と比べると排気量の少ない特殊な作りになっています。現在販売中の軽自動車は基本的に3気筒エンジンが多くなっており、生産コストや消費燃費も良くなってきていて環境への負荷も軽減されています。普通車が搭載する1.0L以上の排気量をもつエンジンに比べて、アイドリングの回転数と常用回転数は低排気量になる分高く設定されているため、作動するエンジンへの負荷は普通車よりも大きくなっています。回転数が高くなる分、エンジンオイルの交換時期も早くなる傾向にあります。劣化したエンジンオイルを使用し続けていると、燃費の悪化や加速力の低下などにつながる可能性が高く、エンジンそのものが傷みやすくなってしまいます。エンジンが傷んでしまうと買取価格は下がってしまうため、エンジンオイルの交換など、定期的なメンテナンスをきちんと行っているかどうかは、軽自動車の買取査定に置いて大切なポイントになります。

市場で人気の中古車は高く売れる

軽自動車は燃料消費率のパフォーマンス力が高く、さらにコンパクトなボディサイズで狭い狭路や駐車スペースにも適していることから、街乗りの自家用車として大変人気が高くなっています。それは新車市場だけでなく、中古車市場においても同様に人気があり、中古車買取業者も仕入れに力を入れているため買取価格を高くつける傾向があります。特に軽自動車の人気車種というと、ハイトワゴンなどの室内が広く座席空間が広く取られているもの、大きな荷物を積載しても問題ない車などは、高い買取査定が付く可能性があります。特にハイトワゴンは車内空間が広く後部席は幅や長さだけでなく高さにもゆとりがあります。複数名で乗ることを前提に需要があるファミリーカーにも人気のため、自動車メーカー各社からハイトワゴンのラインアップが展開されています。中でも突出して人気のホンダN-BOXやダイハツタント、スズキのスペーシアなどは年間販売台数でも上位に入る車種で、年式と走行距離次第では高額買取査定が期待できる車種となっています。

軽自動車を高く売るコツ5選

軽自動車を出来るだけ高く売るために、押さえておくべきコツがいくつかあります。知っておくだけで軽自動車の買取価格がグッと上がる可能性もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

外・内装を綺麗に保つ努力

軽自動車の買取査定ポイントで、外装・内装の状態が影響すると前述しました。経年による劣化が査定のポイントになるのはもちろんですが、普段から車内の清掃や外装のメンテナンスを行われているかどうかが、査定士の車に対す印証へと影響を与えます。花粉や黄砂、融雪剤や潮風は、普段から定期的に洗車を行うことである程度除去することが可能です。また、洗車の方法次第では洗車キズがついてしまったり、洗剤や洗い流し損ねた汚れ、拭き上げが足らずに水滴が残っているとウォータースポットが出来てしまうこともありますので、良い状態を保つには少し時間をかけた手入れが必要になります。
内装に関しては、査定前は車内に私物が残っていないかどうかをチェックするついでに、軽く掃除機をかけたり、シートなどの汚れを拭いておくなどの掃除をするようにしましょう。タバコを車内で喫煙されることが多いドライバーの方であれば臭いがつかないように換気をしたり、直接車内に設置された灰皿を使用するのではなく社外品の灰皿を使い、臭いを残しづらい工夫を取り入れるのもおすすめです。

定期メンテナンスの記録は残しておく

日常点検や定期点検など日々のメンテナンスを行い、点検整備記録簿に記録・保存をしておくことは車の買取査定時にプラスになります。該当する車のそれまでのメンテナンスについて、点検整備記録簿を提示することで査定担当者も確認することが出来ますし、車に対する印象も良いものになるでしょう。定期点検整備記録簿への記録は専門整備士でなくても作成が出来ますが、専門知識を持たない個人の所有者が作成することは難しく、点検整備項目の中には専門の作業用工具も必要となり難しくなっています。査定をプラスにするために記録・保存するのはお勧めできません。日々のメンテナンスとして日常点検をご自身で行い、定期点検をもしも行うのであれば専門の整備工場へ依頼することをおすすめします。

傷やへこみ修理は行わない

外装の劣化具合は車買取価格に影響するとお話ししましたが、傷やへこみは修理した方が損をしてしまう可能性が高いです。傷やへこみはマイナス評価の対象ですが、修理をした修理費用の方がマイナス分よりも高くついてしまう可能性が高く、損をすることになってしまうのです。また、自分で修理をする場合も、傷などが余計に目立ってしまうこともあるため要注意です。その場合は車買取業者が手直しをすることとなり、その分の手間や費用がかかるため、さらにマイナス評価になってしまいやすいです。
傷やへこみがある場合はそのまま査定に出すべきか迷う方も多いかと思いますが、損をしないためには手を加えず、そのまま査定に出すようにしましょう。

軽自動車が高く売れる時期に見積もり

車の需要が高まる時期に車の売却を行うと、車買取価格は高くなりやすいです。軽自動車はレジャーなどに使用するためではなく、普段の生活の中での使用を目的に購入する方が多いです。そのため、新生活に向けて車を購入する人が増える1~3月に需要が高まります。この時期は、中古の軽自動車を販売するチャンスとなるため、業者側も軽自動車の在庫を増やそうと、買取価格を少し上げてでも積極的に買い取ってくれる傾向にあります。しかし、中古車の相場は変動のスピードが速く、すぐに相場が下落してしまうことも多いです。1~3月がまだまだ遠いという方は、できるだけ早く売却することをおすすめします。

買取査定は相見積を取って競合を狙う

軽自動車を高く売るために、複数の買取業者へ見積もりを同時に依頼することをおすすめします。買取業者によって得意な販売車種があり、買い取って仕入れた後に再販で高く売却出来るため積極的に高い買取査定価格を提示することがあります。また、すでに次の買い手が決まっている段階で必要な車を仕入れるため、その車両を探している業者もいます。買い手の顧客がいる買取業者は、その車を仕入れるためにギリギリまで買取価格をつけることもあるため、最も高い査定額を提示することが出来ます。売り手側のユーザーには、一見どの買取業者が一番高く買取をすることが出来るのか確認する事は出来ません。そのため、複数の業者へ相見積もりをとることで、該当の軽自動車を高く売ることが出来るのです。

中古車買取で高く売れる軽自動車5選

軽自動車の中でも、特に中古車市場で人気があり、中古車買取業者に高く売れる5車種を厳選してご紹介します。

スズキ ジムニー

スズキが1970年から販売している本格的な4WD軽自動車であるジムニーは、山道や雪道でも抜群の走破性能をもち本格派SUVとして圧倒的な人気を誇っています。軽自動車規格の本格派SUVであるジムニーには、ライバル車と言えるモデルがなく唯一無二のモデルであるため、中古車市場でも高い人気があり買取価格も高くなっています。2022年現在も4代目モデルが販売中ではありますが、ジムニー自体の人気が高いことから新車購入しても、納期については10か月から1年ほどかかるといわれています。このように新車ではすぐに手に入れることが難しいジムニーでも、中古車市場で在庫があればすぐに手に入れることが出来るため需要はさらに高まっており、中古車買取業者も高値をつけて買取を行っています。
また、本格派SUVのジムニーは軽自動車規格であっても頑丈なフレーム構造を用いた設計となっているため、年式が古かったり走行距離が一定以上走っていたとしても、そこまで買取査定価格が落ちることはありません。特に年式でいうと1998年から2018年まで販売されていた3代目ジムニーの「ランドベンチャー」や「XC」は人気が高く、10年以上前の車体であっても高価買取されているモデルがあります。ジムニーはこだわりを持ってコレクションされる方や、カスタムベースとしても人気が高い車体のため、純正ではないオーディオ関連やアルミホイールなどのドレスアップがされている場合も、買取査定でプラス評価になることがあります。

ジムニー【3B-JB64W】

グレード【XC】パートタイム4WD・5MT メーカー希望小売価格:1,776,500円
全長/全幅/全高/ホイールベース(mm):3,395/1,475/1,725/2,250
燃料消費率:16.2km/L 原動機種類:水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ

スズキ ハスラー

ハスラーの開発の経緯には、スズキが生産販売していたKeiという軽自動車SUVが生産を終了した後の会食の席で、スズキ自販の会長がKeiの生産終了を惜しむユーザーの声を直接受けたことでGOがかかったといわれています。Keiのコンセプトを継承し大径タイヤを履いた地上高の高い軽SUVであり、さらにトールワゴンのクロスオーバーSUVとして進化したハスラーは、軽自動車規格のボディサイズで街乗りも得意な車ではあるものの、走破性も高いことからアウトドアにも幅広く活躍することが出来るモデルです。販売されているハスラーのラインナップには、カラフルなボディカラー展開と個性的なエクステリア・インテリアデザインが用いられており、多くの若年層から支持を受ける人気の軽自動車となっています。初代モデル発売当初すぐに人気が出たことから、2020年のフルモデルチェンジで2代目モデルへと進化したものの、初代モデルのコンセプトはキープされています。ハスラーは中古車市場でも需要の高い軽自動車となっていて人気があり、安定した高値の買取価格が維持されています。しかし2020年フルモデルチェンジ以降は、初代モデルの買取査定価格は下がっている傾向があります。年式、走行距離次第ではさらに買取査定でマイナスになる可能性もありますので、手ばなしを検討されているのであれば、早めの見積もりをとってみることをおすすめします。
ハスラーは「G・X」グレードのどちらもターボ付きグレードが人気です。アクティビティな活躍を見越して、走行性能が高いターボ付きを選ぶ方が多いのでしょう。これらのグレードであれば買取価格も高くなりやすいです。さらに、純正ナビやETC装着車などはプラス査定の対象となるため、買取価格アップが期待できます。

ハスラー【4AA-MR52S】

グレード【HYBRID X ターボ】2WD・CVT メーカー希望小売価格:1,612,600円
全長/全幅/全高/ホイールベース(mm):3,395/1,475/1,680/2,460
燃料消費率:22.6km/L 原動機種類:水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ

スズキ エブリイ

エブリイは、スズキ自販が1964年生産販売を開始したキャリイバンから始まりました。このキャリイバンのサブネームとしてつけられていた「エブリイ」が独立した車名となり、現在自家用車と商用車のラインナップに分けられてワンボックス型軽自動車として販売が続けられています。エブリイは2015年にフルモデルチェンジを行い6代目モデルが販売中で、自家用車がエブリイワゴン、商用車がエブリイと車名と用途が分けられています。
乗用ワゴンと商用バンの異なる部分は、輸送する対象が人か物かという点です。商用車の場合、積載する荷物の重量や大きさを想定した設計となっており、頑丈且つシンプルで実用的なつくりになっています。頑丈で耐久性が高く、シンプルな設計で故障もしづらいというところが商用車のメリットです。年式や走行距離に対して商用バンは耐久性が高いため自家用車と比べると長く乗れる傾向にあり、中古車購入を検討する法人や企業の買い手も多くなります。多走行車や低年式車でも再販出来る車体が多いため、買取もつきやすいのです。また、エブリイは国内外において人気の商用車で、特に4WDモデルは人気があります。国内市場だけでなく海外市場でも価値があるため、4WDであれば高く売れる可能性が高くなります。

エブリイ【3BD-DA17V】

グレード【JOINターボ(ハイルーフ)】2WD・4AT メーカー希望小売価格:1,408,000円
全長/全幅/全高/ホイールベース(mm):3,395/1,475/1,895/2,430
燃料消費率:13.1km/L 原動機種類:水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ

ホンダ N-BOX

ホンダのN-BOXシリーズは、2011年から2011年の10年間の国内新車販売台数においてNo.1の台数を誇る車となっています。2021年の1月から12月間の販売台数も軽四輪車新車販売台数第1位を獲得しており、N-BOXシリーズの販売初めから現在まで人気の高さは変わっていません。N-BOXの特徴は室内空間にあり、2021年12月時点で販売されている軽乗用自動車において最大級の広さがあります。また、ホンダの先進安全支援システムであるHondaSENSINGは全タイプ標準装備となったため、燃費や走行性能だけでなく安全装備においても信頼性の高い軽自動車となっています。初代モデル販売開始の2011年から11年目となり、中古車市場でも10年以上の年数が経過した車体も流通があるものの、もともとの人気車種であるため低年式で流通台数が多いものの、安定して高い買取価格を維持することが出来ています。後席空間が広いことから、シートのスライドなどを利用したアレンジ性も高いため、スーパースライドシートのEXグレードは人気があります。また、走行性能を高めたターボ付きエンジン搭載車は人気となっており、高価買取が期待できます。

N-BOX【6BA-JF3】

グレード【EX ターボ】2WD・CVT メーカー希望小売価格:1,829,300円
全長/全幅/全高/ホイールベース(mm):3,395/1,475/1,790/2,520
燃料消費率:20.2km/L 原動機種類:水冷直列3気筒横置

ダイハツ タント

軽スーパーハイトワゴンというジャンルを確立させたタントは、ダイハツ工業が2003年から生産販売を開始しました。現在は4代目タントが販売中となっており、丸みのある柔らかなボックスデザインもしくは洗練されたカスタムデザインから選択することが出来、子育てファミリー層やシニア層、通勤や通学など普段使いのマイカーとして幅広く支持されています。タントの特徴は、実用性が高く使い勝手の良い設備が多く装備されていることです。自動オープン機能と予約ロック機能により、スムーズな乗降が可能となります。特に荷物を持っていて両手が塞がっている時も、予約機能により自動でドアがオープンする仕組みのため、手間がかからずストレスもありません。大開口のミラクルオープンドアは、ピラーを前後のドアに内蔵しているため助手席側の両ドアを開くことで最大1,490mmの開口幅があり、小さなお子様を後部席に載せる時もスムーズです。
タントはマイカーやファミリーカーの需要が高く、中古車市場でも人気が高いため買取価格も高めになっています。ただし年数が経過している初代や2代目モデルとなると、経過年数により買取価格が下落傾向にあります。売却を考えている場合は、早めに行うことをおすすめします。
タントは「ターボ付き」グレードの人気が高く、買取価格も高くなりやすいです。特に安全性能であるスマートアシストの17種類の予防安全機能搭載モデルはプラス査定になります。

タント【5BA-LA650S】

グレード【X ターボ】2WD・CVT メーカー希望小売価格:1,666,500円
全長/全幅/全高/ホイールベース(mm):3,395/1,475/1,790/2,520
燃料消費率:24.8km/L 原動機種類:水冷直列3気筒横置

まとめ

軽自動車を高く売るための査定アップのポイントと軽自動車の買取査定に役立つコツをご紹介しました。また今後軽自動車の購入予定や売却予定がある方に、お役立ちできるよう高く売ることが出来る軽自動車人気車種もご紹介しています。不要になってしまった軽自動車を出来るだけ高く売るために、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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