ミニバンはファミリカーやアウトドアカーとして人気な、汎用性の高い車です。ゆったりした室内空間、乗車人数や積載荷物の多さが魅力で、多くの人に愛されています。使い勝手が良いため、購入を検討する人も多いですが、問題は値段の相場です。 ミニバンは便利に使える車なだけに、他の車と比べても価格は高めに設定されているものが多いです。どれくらいが相場なのかを知り、自分に合った乗りやすいミニバンを見つけましょう。
目次
ミニバンの価格帯による違い
車を購入する際には、値段は気になるポイントであり、できるだけ安く買いたいと考える人は多いでしょう。車は高い買い物になりやすいだけに、少しでも安く買えるならそれに越したことはありません。しかし、あまりに安いと質が劣ることも多く、高級な車は品質が高いものがほとんどです。 安くて良いものもありますが、基本的には値段が上がるほど、品質は向上すると考えましょう。価格帯によってどれくらいの違いがあるのか、車の購入に失敗しないためにも、理解を深める必要があります。
走行時の操作性・安定性
走行時の操作性・安定性は車の基本的な性能のひとつですが、価格帯による違いは大きいです。高価な車ほどスムーズに操作がしやすく、安定した運転ができるため、より安全に使いやすいでしょう。ミニバンは車体が大きめのものも多いため、操作性の高さは非常に重要なポイントです。 操作性が低いと小回りが利かず、タウンユースを考えた際に使い勝手が悪くなるでしょう。また、安定性が低いと走行時にふらついたり、風にあおられるということがあります。ファミリーカーで使うことも多いからこそ、安定性の高さを求めることも大切でしょう。
長時間・長距離走行時の快適性
価格相場が高くなるにつれて、長時間・長距離走行時の快適性も上がります。これは内装・外装ともに品質が良くなるからで、疲れづらい設計、シートになっていることが理由でしょう。 そもそもミニバンはゆったりした作りになっていますが、高価な車だと細部までこだわって居住性を高めているため、より広々と使いやすいです。 安い車だと、室内空間自体は広いものの、乗り心地がいまいちという場合もあるため注意しなければなりません。購入の段階では長時間・長距離の乗り心地まで確かめることはできませんが、軽くでも試乗して、乗り心地、シートの座り心地は試しておきましょう。
安全性能や運転をサポートしてくれるシステム
価格相場の高いミニバンだと、安全性能も高く、運転サポートシステムの搭載も充実している傾向にあります。事故防止システムが搭載されていることで、より安全に使うことができ、家族での利用も安心でしょう。 また、運転サポートシステムが付いている車なら、大きな車体に慣れていない人でも、スムーズに車を動かせます。安い車だとこれらの装備は付いておらず、必要最低限だけに限られることも多いです。 もちろん、運転技術に自信があり、これらに頼らずとも問題ないなら、余計な機能の付いていないリーズナブルなモデルを買うのもひとつの方法です。
おすすめのミニバン2選
価格相場による違いを把握したなら、それを踏まえておすすめの車をチェックしましょう。国産車で3列シートのゆったりした車を紹介しますので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
日産 エルグランド
日産のエルグランドは、重厚感のあるインテリアが特徴です。見た目に高級感があり、内装もしっかりしているため、安定した走りを実現できます。車内もゆったりしており、長時間、長距離のドライブでも疲れにくいでしょう。 モデルやグレードによって相場は違い、新車だと300~800万円、中古車だと150~600万円くらいの間で購入できます。
トヨタ アルファード ハイブリッド
トヨタのアルファードハイブリッドは、19.4km/Lの燃費性能の高さが特徴です。車内が特にゆったりしており、大人数でのドライブに向いているでしょう。室内空間が広々と使えるため、荷物が多い場合も安心です。 価格相場は新車だと400~750万円程度、中古車だと300~600万円程度です。グレードによっては新車と中古車の価格が大きく変わらないことも、特徴と言えるため、購入時の参考にしましょう。
価格相場を理解してミニバンを乗りこなそう
ミニバンの価格相場は幅が広く、どの程度のグレード、装備のものを買うかによっても異なります。高価なものも多いですが、その分品質が高いことは確かです。価格相場を頭に入れて、必要な機能、使い勝手の良さを考え、適切な金額での購入を目指しましょう。