2017年5月24日に発売されたスバルのクロスオーバーSUV、スバルXV。4年半ぶりのリニューアルを実施し、先代の基本コンセプトは受け継ぎながらも、走行性能や安全性能に一段と磨きがかけられました。安定感のある走りと高い安全性、しっかりとした四駆性能などの強みから、高い人気を誇っていました。2022年からは車名が世界共通となり、XVはクロストレックに統一されています。
ここでは、そんなスバルXVの購入レポートからみる値引きのコツについてご紹介します。
目次
ディーラーとの値引き交渉術
スバルXVの値引きを狙うなら、ディーラーとの値引き交渉をどう進めていくかがかなり重要なポイントになってきます。とはいえ、ディーラーは車を売るプロ。そんなディーラー相手に、どのように値引き交渉をすればいいのか分からない…という方も多いかと思います。
そんな方も、スバルXVの値引き交渉をする上で重要なポイントさえ押さえておけば、スムーズに値引き交渉を進めることができます。それでは、その方法について詳しく見ていきましょう。
スバルXVの値引きが緩む時期を狙う
スバルXVの値引き額をできるだけ大きくするためには、値引き交渉を行う時期が重要なポイントとなります。
スバルXVに限らず、新車の購入には値引きが緩む時期というものが存在し、それが1月中旬~3月末までの中間決算期、8月中旬~9月末までの年度末決算期です。決算期、ディーラーはメーカーから課せられたノルマを達成するため一台でも多く車を販売したい状況となり、この期間中に値引きを緩める傾向にあります。また、決算期以外の6、7月のボーナス期や12月の年末商戦なども値引きが緩みやすい傾向にあります。スバルXVの購入時期に特にこだわりがなければ、この時期に値引き交渉を行うことをおすすめします。
注意ポイント
ディーラーの販売実績としてカウントされるのは納車が済んでいる分になるため、納車の時期を考えながら値引き交渉を行うようにしましょう。
スバルXVとライバル車を競合させて値引きを狙う
スバルXVは、ライバル車と価格競争をさせての値引きがかなり効果的です。スバルXVのライバル車として挙げられるのは下記の車です。
- トヨタ CH-R
- ホンダ ヴィゼル
- マツダ CX-3
スバルXVは低重心で安定した走りが特徴の、デザインよりも走行性能が売りの車です。そのため、4WDを含めた走行性能でライバル車と比較しても、あまり値引き交渉の材料として有効ではありません。スバルXVの値引き額を大きくするためには、ライバル車の中でも値引きが緩んでいる傾向にあるCH-Rと価格競争をさせることが一番効果的であると言えます。「スバルXVがいいなと思っているんですが、さっきトヨタに行って来たらCH-Rの値引き額が大きかったので迷っています」などと伝えることで、ディーラーにあとは値引きで勝負するしかない!と思わせることができます。ここで、「走行性能ではスバルXVの方が勝っています」と返されてしまうと元も子もないので、あくまでも値引きの大きさで決めるという姿勢を示しましょう。
次に、「CH-Rは〇〇円でした。もしスバルXVが△△円になるならスバルXVに決めます」という風に希望金額を提示しましょう。もし希望金額通りに値引きしてもらうことができなくても、「あと〇万円値引きしてくれるならスバルXVに決めたいです」など、数万円程度の値引きを要求することで、値引きに応じてくれる可能性が高いです。
スバルXVの人気グレード、アドバンスの値引きを狙うなら、新車価格が近いホンダ ヴェゼルハイブリッドZ ホンダセンシングと価格競争させることをおすすめします。ライバル車と競合させて値引きを狙うには、同等グレードのライバル車と競合させることが重要です。
スバルXV同士を競合させて値引きを狙う
スバルXVとライバル車を競合させての値引きに成功したら、次はスバルXV同士に価格競争をさせましょう。同じ会社が経営しているディーラーは顧客情報を共有している可能性が高く、値引き交渉に応じてくれないことがあるため注意しましょう。スバルのディーラーは1県1経営なので、スバル同士を競合させるには隣県まで足を運ぶ必要があります。隣県のディーラーまで行くことが難しいようであれば、サブディーラーで値引き交渉を行うのもいいかと思います。「スバルXVを購入したいのですが、一番安い店舗で買いたいです。さっき行ったスバルでは〇〇円でした。これより安くなりますか?」と直球で値引きを切り出しましょう。
注意ポイント
アフターサービスは車を購入したディーラーで必ず行う必要はないので、近くのディーラーより少し遠いディーラーの値引き額の方が大きい場合は、アフターサービスのみを近くのディーラーで行ってもらうこともできます。自分の都合のいい方を選んで、値引き交渉を行うディーラーを選ぶようにしましょう。
スバルXVの購入費用を抑えるコツ
ここまで、ディーラーとの値引き交渉でスバルXVの値引きを狙う方法をご紹介しました。しかし、スバルXVの購入費用を抑える方法は値引きだけではありません。今乗っている愛車をできるだけ高い値段で手放すことで、スバルXVの購入資金に充てることができます。ここからは、愛車をできるだけ高い値段で手放す方法について詳しく見ていきましょう。
ディーラーへの下取りは損をする?
乗り換えでスバルXVの購入を考えている場合、今乗っている愛車をそのままディーラーへ下取りに出そうと考えている方は多いかと思います。スバルXVの値引き交渉を行う中で、ディーラーから「これ以上の値引きは厳しいですが、下取り額を〇〇円上げるのでそこで調整させてください」と言われることがあるかもしれません。スバルXVの総支払額が少なることに変わりはないため、一見、得をしたように感じるかと思います。しかし実はこれ…損をする可能性が高いです!
ディーラーは、中古車市場の相場よりも低い金額を下取り金額として提示してくることがほとんどです。これには3つの理由があります。
- ディーラーの下取りには競合がいないため、価格競争をする必要がない
- 中古車を買い取った後の販路が少なく、そのほとんどをオークションに流すため高価買取が難しい
新車の値引き交渉の中で値引き額を大きくしてしまっても、下取り額を低く見積もることでその分の利益を回収することができる
これを見ると、どんなにスバルXVの値引き交渉を頑張って値引き額を大きくできたとしても、意味がないことが分かりますよね。乗り換えで新車を購入する人の約7割がディーラーへそのまま下取りに出すと言われているので、これは大きな落とし穴であると言えます。
中古車買取店に買い取ってもらう
ディーラーへの下取りは損をするとお話ししました。では、どうすれば愛車を損なく手放し、スバルXVの購入資金に充てることができるのでしょうか。愛車を損なく手放すためには、中古車買取店に買い取ってもらうのが一番です。中古車買取店は中古車市場の相場を見た上で、愛車に適正な価格を付けてくれます。また、その名の通り買取のプロであるため、中古車を買い取った後の販路が豊富なことも高価買取を実現させる理由の一つです。
しかし、いざ中古車買取店へ査定に出そう!と思っても、数ある中古車買取店の中からどの業者を選べばいいのか迷いますよね。そこでおすすめしたいのが、無料一括査定サービスの利用です。無料一括査定サービスは、必要項目を一度入力するだけで複数社の査定額を知ることができるため、どの中古車買取店が一番高い値段で買い取ってくれるのかを一目で判別することができます。
この無料一括査定サービスは非常に便利なのですが、利用するにあたって一つ注意しておきたい点があります。それは、複数社から電話がかかってくることがあるということです。これは、無料一括査定の申し込みがあった時点で中古車買取店間で価格競争が発生することにより、他社より少しでも高く買い取ってウチで決めてもらおう!と各業者が営業をかけてくるためです。この電話に対応し、一社一社と価格交渉ができるのであれば、これは買取価格アップにもつながるため問題はないのですが、仕事中などに電話が鳴り続けるのは困る…という方もいるかと思います。
そんな方には、車買取業者カーネクストをおすすめします。カーネクストは、無料一括査定フォームに必要項目を入力するだけですぐに査定額を知ることができ、さらに詳しい査定額を知りたい場合も訪問査定ではなく電話査定なので、気軽に査定をしてもらうことができます。また、日本車の需要が高まり、高値で取引されている海外に独自の販路を持っているため、高価買取が期待できます。
まとめ
スバルXVの値引き交渉術についてご紹介しましたがいかがでしたか?ディーラーとの値引き交渉に自信がない方も、ご紹介したコツを踏まえて値引き交渉を行えば、限界値引き額に近い金額でスバルXVをゲットできるはずです。ぜひチャレンジしてみてください!