2016年11月9日、兄弟車であるルーミーと共に発売された2列シート、5人乗りのコンパクトなミニバン、トヨタのタンク。トヨタbBの後継となるモデルで、スライドシート搭載の広い室内空間が特徴です。新型モデルが発売されると、発売直後は人気の高さや新車需要から値引き交渉が厳しい状況ものの、発売からしばらく経つと値引きは緩む傾向にあります。現在は、トヨタのチャネル統合によりタンクは、姉妹車であるルーミーへ一本化されています。
こちらでは、タンク購入時に大きな値引きを狙ったときにわかった「値引きのコツ」をご紹介します。
目次
ディーラーとの値引き交渉で押さえておくべきポイント
タンクで大きな値引きを狙うためには、ディーラーとの値引き交渉がかなり重要となってきます。
しかし、ディーラーとの値引き交渉をどう進めればいいのか分からない…という方も多いかと思います。タンクの値引き交渉で有効だったポイントをこちらではご紹介します。
新車購入時、値引き交渉では【ポイント】さえ押さえておけばスムーズに進めることができます。ここからは、タンクの値引きで有効だったポイントについて詳しく見ていきましょう。
タンクの他社ライバル車と競合させて値引きを狙う
タンクの値引き交渉に欠かせなかったポイント1つ目は、タンクと他社ライバル車に価格競争をさせるというものです。タンクのライバル車として挙げたのは、下記の車です。
- スズキ ソリオ
- ホンダ フリード ハイブリッド
見積りはたくさん持っていた方が戦える手札が多いということになるため、できるだけたくさんの店舗を回り、見積りをもらうことをおすすめします。しかし、たくさんの店舗を回って見積りをもらうのはなかなか重労働ですよね。そんなに余裕がないという方は、まずは1車種だけでもということで、スズキのソリオとタンクをぶつけることをおすすめします。スズキのソリオとトヨタのタンクは、同クラスの直接のライバル車のため販売台数も競っています。値引き交渉時も、ディーラーとしては勝ちたい相手となり有効です。
タンクもいいんですが、さっきソリオを見てきてよかったのでソリオと迷っています
ディーラーでは、ライバル車種を見に行ったことや見積もりをとってきたことを伝えると有効です。焦りをディーラーに感じさせましょう。
ソリオは〇〇円でした。もしタンクが△△円になるならタンクに決めます
他社で予め見積もりをとっておくと使える手です。希望金額を提示しましょう。これで希望金額以上の値引きが出れば大成功!希望金額と同額であっても目標は達成できます。
兄弟車、OEM車との価格競争で値引きを狙う
タンクと他社ライバル車を競合させての値引きに成功したら、次は兄弟車・OEM車であるルーミー・トール・ジャスティとの価格競争で値引きを狙います。
タンクはもともと、ダイハツ・トールのOEM供給車です。OEM(Orijinal equipment manufacturer)供給とは、相手先ブランド名製造という意味で、供給元が他社ブランドの製品を製造することをいいます。ダイハツが製造したベース車を、トヨタからルーミー・タンク、スバルからジャスティとして販売していました。兄弟車(OEM供給車)はベースが同じ車体ですので、もともとの性能は同じとなっています。ボディカラーやオプションはメーカーごとに異なりますが、どのメーカーから購入するかは価格が大きなポイントです。兄弟車・OEM車があるの車種の購入を考える時は、同ベースから価格競争させると有効でしょう。
ジャスティをみてきました。ジャスティは〇〇円だったので、それより安くなるならタンクに決めます
と言うだけで、ディーラーが値引きをしてくれる可能性は高いです。
タンク同士を競合させて値引きを狙う
タンクを他社ライバル車、そして兄弟車であるルーミーと競合させることで、かなりの値引きが狙えるはずです。ここまで来たらあともう一歩、次はタンク同士で価格競争をさせましょう。トヨタディーラー自体は、同県内ですと運営会社が同じ可能性があります。トヨタ車を販売しているのは基本的に地場資本の販売会社です。そのため、県をまたぐと異なる運営会社になることが多くなっていますので、もしもトヨタ同士で競合を狙うなら県をまたいで店舗を競合させることが可能です。
タンクを買おうと思っていますが、一番安い店舗で購入したいです。○○県のトヨタでは〇〇円でしたが、それよりも安くなりますか?
こちらのような直球の値引き交渉も時には有効です。行ける範囲であれば隣県まで足を運び、より多くの見積もりを用意しておくことでさらなる値引きが期待できます。
タンクの購入時期で値引きを狙う
タンクで大きな値引きを狙うなら、タンクを購入する時期がかなり重要なポイントとなります。タンクの値引きが一番大きくなりやすい時期は決算期です。決算期は1月中旬~3月末までの年度末決算期と、8月中旬~9月末までの中間決算期の年に2回あり、この期間中は決算セールが行われます。決算期、ディーラーはメーカーから課せられたノルマを達成するため、値引きをしてでも車を売りたい状況になり、値引きが緩む傾向にあります。この時期は、他社ライバル車も値引きが緩む時期なので、価格競争をさせるのにも非常に有利な時期と言えます。
また、決算期以外でも6、7月のボーナス期や12月の年末商戦なども値引きが緩みやすい傾向にあります。
愛車をタンクの購入資金にするために
ここまで、ディーラーとの値引き交渉で押さえておくべきポイントについてお話ししました。しかし、タンクの購入費用を抑えるための方法は、値引きだけではありません。今乗っている愛車を少しでも高く売ることで、結果的にタンクの購入費用を抑えることができます。では、愛車を高く売るためにはどうすればいいのでしょうか。
ディーラーへの下取りはおすすめしません
乗り換えで新車を購入する際、今乗っている愛車をそのままディーラーへ下取りに出す方がほとんどかと思います。ディーラーとの値引き交渉の中で、「これ以上の値引きは厳しいですが、その代わりに下取り額を上げるのでそこで調整させてください」と言われたことがある方もいるのではないでしょうか。下取り額が上がれば結果的に新車の購入費用を抑えられることに変わりはないので、一見、得をしたように感じますよね。しかし、実はこれ…損をしているのです!
ディーラーは実際の中古車市場の相場よりも、かなり低い下取り額を提示してきます。なぜなら、新車の値引き交渉の中で大きな値引きをしても、下取り額をかなり低めに見積もることで、その分の利益を回収することができるからです。これでは、頑張ってタンクの値引き交渉をして値引きを勝ち取っても意味がないですよね。では、どうすれば損なく愛車を手放すことができるのでしょうか。
中古車買取業者に買い取ってもらう
愛車をタンクの購入資金に充てるための一番の方法は、中古車買取業者に買い取ってもらうことです。中古車買取業者は中古車市場の相場を見た上で、愛車に適正な価格をつけてくれます。ディーラーの下取り額と中古車買取業者の査定額を比べてみると、その差は一目瞭然です。一度、中古車買取業者に査定だけでもしてもらうことをおすすめします。
では、いざ中古車買取業者に査定に出そうと思っても、数ある買取業者の中からどの業者を選べばいいのか迷いますよね。そんな方には、無料一括査定の利用をおすすめします。無料一括査定とは、必要項目を入力するだけで複数社から査定をしてもらうことができ、どの業者が一番高く買い取ってくれるのかを一目で判別することができる便利なサービスです。しかし、この無料一括査定には、複数社から一気に電話がかかってくるという注意点があります。これは、一括査定の申し込みがあった時点で、各業者が少しでも高く買い取ってウチに決めてもらおう!と営業をかけてくるためです。この電話への対応が可能で、一社一社ときちんと価格交渉を行うことができれば全く問題はないのですが、電話が鳴り続けるのは困る…という方もいるかと思います。
そんな方には、車買取業者カーネクストをおすすめします。カーネクストは、日本車の需要が高まっている海外に独自の販路を持っていることで、高価買取を実現しています。また、訪問査定ではなく電話で全ての査定が完了するので、気軽に査定をしてもらうことができます。ぜひ一度、査定額を聞いてみてください。
まとめ
ここまで、タンクの値引き額を大きくする方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?ディーラーとの値引き交渉は難しい…と思っている方も、ご紹介したポイントを押さえておけば、スムーズに値引き交渉を行うことができるはずです。ぜひ、チャレンジしてみてください!
車の買い替えを検討しているなら?
今の車を処分して新車への買い替えを検討している場合は、今の車を高く売ることでトータルコストを抑えることが可能となります。そこで重要なのが、海外に販路を持つ中古車買取業者に買取を依頼することです。
近年、海外での日本車の需要が上昇し、中古車であっても日本車は海外で高値で取引されるようになりました。そのため、海外への販路を持つ中古車買取業者であれば、高値で買い取ることができるのです。
カーネクストは海外への独自の販路を持っているため、低年式車や過走行車であっても高値でお買取できることもあります。ぜひ一度お問い合わせください。