故障・修理

車のオイル漏れの修理費用相場は?確認方法や対処法も解説

エンジンからオイル漏れをしている場合は、素早く修理しなければなりません。オイル漏れは放っておくと悪化する可能性が高いですし、最悪の場合エンジンそのものが故障してしまいます。エンジンオイルが漏れている際の対処法や修理にかかる費用などを知って、適切な処置をしていきましょう。

オイル漏れの判断の仕方

オイル漏れに対処するためには、まずは自分の車が本当にオイル漏れしているのかをチェックしなければなりません。車は走れば少なからずオイルが漏れますし、その程度によっては問題ない可能性もあります。オイル漏れかどうかを判断するには方法がありますので、それらを踏まえて本当に不備があるのかをチェックしてみましょう。

車体の下にシミができている

オイル漏れしているかを判断するためには、車体の下にシミができているかどうかをチェックします。駐車してしばらくしてから車体下を確認して、地面にシミができていたらオイル漏れをしています。シミが広範囲に広がっているのであれば、かなりの量が漏れていますので、早急に対処しなければなりません。

オイルゲージでの確認も可能

オイル漏れしているかどうかは、オイルゲージでの確認も可能です。オイルゲージを引き抜き、その量をチェックしておきましょう。写真に撮るなどで量を確認し、しばらくしてからもう一度確認した際に大幅に減っているようならオイル漏れの疑いがあります。 定期的に点検しなければなりませんが、こまめにチェックをしていれば、異常が起きた時にすぐに対処できます。

修理費は故障具合や車種によって変動

オイル漏れを確認すれば、素早く修理を依頼しなければなりません。修理費用は故障具合や車種によって変動しますので注意しましょう。故障具合がひどければ、その分費用はかさみますので、オイル漏れを確認すればすぐに修理することが大切です。費用の相場を確認して、安く済ませられるように早めに修理することを心がけましょう。

エンジンオイルを貯めておくオイルパンのドレンボルトの緩み

ドレンボルトとは、オイルパンや燃料タンクなどにある、エンジンオイル等の排液口を塞ぐネジの事です。ドレンボルトは一つあたり200円~1000円くらいで購入できますが、もしドレンボルトの締め付けなどでオイルパンを損傷してしまった場合、オイルパンを交換しなければなりません。そうすると工賃がかかり、2~3万円ほどかかってしまいます。

エンジンの組み直しが必要なら費用は増す

オイルバンのドレンボルトの緩みなどは初期段階であれば、修理に必要な費用はほとんど変わりませんが、シリンダーヘッドやシリンダーブロックに異常がある場合は要注意です。この場合は、エンジンの組み直しが必要であり、修理費用も高額になることが多いです。 部品交換となる場合は費用は高く、数万円から高い場合で10万円以上かかるケースもあります。故障を放っておくとどんどん悪化し、修理費用はかさみますので、早めに修理に出すことが大切です。

車自体が古くなっている場合

上記の通り、マフラーの修理はそこまで高額になる事はありませんが、マフラーが痛むという事は車自体が劣化している状態にあります。そんな状態では、当然マフラー以外の部分でも修理やパーツ交換が必要な部分が出てくる事になりますので、ランニングコストが異常に膨らむ時期になります。
なので、修理をせずに車の買い替えを行った方が、長い目で見ればコスパが改善する可能性があるのです。もちろん、今の状態の車の査定額がいくらになるのか次第な部分となりますので、一度検討しておくべきでしょう。

車の買い替えを検討の場合

今の車を処分して、新車への買い替えを検討の場合は、今の車を高く売る事でトータルコストを抑える事が可能となります。そこで必要になるのは車の売り先を海外販路持ちの業者にする事です。

近年の傾向として日本で出た中古車は国内ではなく海外で売った方が高値になる事が多く、それに伴い輸出販路のある業者での買取額が上昇傾向にあるのです。

なので、もし車を売る場合は、海外販路持ちのカーネクストをご利用いただき、少しでも高値で売っていただければと思います。なお、カーネクストは中古車だけではなく、故障車や廃車の買取も可能ですのでかなり万能な業者となっています。

エンジンオイルが漏れる原因

車は使っている限り少しずつ劣化していきますので、何かしらの不具合が出るのは仕方のないことです。しかし、仕方ないからといってそのまま放っておくのはよくありません。故障や不具合が起きる原因をきちんと理解しておき、そこから対策を考えることが大切です。 エンジンオイルも新車で購入した当初は漏れませんが、使用しているうちに少しずつ漏れるようになります。なぜエンジンオイルが漏れるのか、その原因を知っておきましょう。

バルブシールが劣化している

エンジンオイルが漏れる原因としては、バルブシールが劣化していることが挙げられます。エンジン内部を繋ぐバルブシールが劣化すると、その隙間からオイルが染み出し、オイル漏れしてしまいます。バルブシールは経年劣化しますので、長く使っていれば必ず痛みます。定期的にメンテナンスをして、傷んでいる場合は取り換えることが大切です。

修理の際に不備があった可能性

オイル漏れの原因はさまざまありますが、実は修理に出した際の不具合でオイル漏れをするようになることもあります。ボルトの締めが緩かったり、フィルターの取り付けに不備があった可能性も考えられますので、それを疑うことも大切です。修理してすぐであれば、修理業者に問い合わせて、再点検をしてもらいましょう。

エンジンオイルが漏れた際の対処法

エンジンオイルが漏れている場合は、素早く修理しなければなりませんが、場合によってはすぐには修理に出せないこともあります。すぐに修理できないのであれば、まずは応急処置で対応しなければなりません。素早く処置をしておけば、一時的にですがオイル漏れが防げます。

漏れ止め剤を使用する

オイル漏れを止めるためには、漏れ止め剤を使用します。これは、オイル漏れしている部分を一時的に固められる液剤です。漏れ止め剤はあくまで応急処置ですので、放っておけばまたオイルが漏れ出します。また、これが使えるのは軽度なオイル漏れであり、量が多い場合は漏れ止め剤を使っても固まりません。漏れ止め剤は緊急の場合に使用して、一時的に止めたあとはすぐに修理に出しましょう。

添加剤をオイルに混ぜる

添加剤をオイルに混ぜることでも、一時的にオイル漏れを防げます。添加剤を入れることで、オイルの粘度が上がり、金属部分に被膜を作ってオイル漏れを防ぎます。しかし、これもあくまで緊急の処置であって、長続きするものではありません。オイル漏れがひどい場合は、そもそも効果がないこともありますので、注意しましょう。

定期的なオイル交換を心がける

オイル漏れは早期発見が大切ですので、防ぐためには定期的なメンテナンスを怠らないことがポイントです。古くなったオイルは交換するなど、こまめにメンテナンスをおこなっていれば、オイル漏れをする確率を減らすことができます。 オイル交換では粘度の高いオイルを入れるのがポイントですが、車によって合わない場合もあります。合わないオイルを入れてしまうと、余計に悪化を招きますので注意しましょう。

エンジンオイルの漏れを防ぐため定期的にメンテナンスしよう

経年劣化によってオイル漏れするのは仕方のないことですが、これも日々のメンテナンス次第で変わります。しっかりメンテナンスをしていれば、オイル漏れもしづらくなりますし、オイル漏れをしてもすぐに発見できます。こまめにメンテナンスをして、愛車を長持ちさせましょう。

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