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車の購入は現金一括が一番お得?クレジットで支払うと損なの?

新車や中古車を購入する時、車の購入代金の支払い方法というと、選択肢として「現金一括」「カード払い」「オートローン」があります。支払い方法によって、車の購入代金の総支払額が異なったり、支払いに必要な期間が異なってくるなどの違いがあります。

こちらの記事では、車の購入代金の支払い方法のなかでも、「現金一括」と「クレジットカード払い」とを比較し、それぞれのメリットやデメリットをご紹介します

車の購入代金の支払い方法は何通り?

車の購入代金というと、新車や中古車に限らず、総支払額は普段のお買い物と比べれば高額になります。その代金の支払い方法は複数あり、販売店側からも購入と合わせていくつか提案されるでしょう。提案される代表的な支払い方法として、現金一括払い(一般的に振込みが多い)、クレジットカードによる支払い、オートローン支払い(自動車クレジット)があります。オートローンを利用すると、返済を終えるまでは車の所有権はローン会社のものになりますが、現金一括またはクレジットカード払いの場合は基本的に所有者は購入した本人になります

こちらでは、現金一括で支払う方法と、クレジットカードを利用して支払う方法についてそれぞれご紹介します。

車を現金一括払いで購入する方法

現金一括支払いと言っても、当日お店に現金を持って支払いにいくことはほとんどありません。基本的には、お店側から購入金額を振込む口座が提示されますので、後日期限までに提携の金融機関へ振り込みに向かうことになります。

現金一括支払いを選択した場合、指定の金融機関にある販売店の口座へ振込みを行います。当日手渡しで支払うわけではありませんが、支払いに必要な金額は、当日すぐに支払いができなければいけません。支払い額も大きく、現金一括を選択する人は少ないと思われますが、実はリサーチ会社の調べによりますと、車の購入時に現金一括で支払う人はオートローンやカード支払いと比べて、50%以上と最も多い方法になっていました

車をクレジットカード支払いで購入する方法

次にクレジットカードを使って車の購入代金を支払う方法です。

クレジットカードを使って支払う方法は、即金でまとまった支払いが不要ですし、カード決済後の利用代金の引き落とし時期までに必要な金額を用意しておくと良いため人気があります。普段のお買い物等でクレジットカードを利用する方も多く、身近な支払い方法といえるでしょう。

しかし、クレジットカードによる支払いは対応していない新車販売店が多い傾向です。なぜクレジットカードでの購入を不可としているお店が多いのでしょうか。その理由として挙げられるのは、クレジットカード支払いを新車購入時に利用されると、代金を受け取るお店側が高額な加盟店手数料をクレジットカード会社へ支払わなくてはいけなくなるためと考えられます。

平均的なクレジットカード会社の加盟店手数料は、クレジットカードの利用額に対して3%~5%と言われています。例えば、新車の購入金額が200万円だった場合、3%分の手数料がかかるカード会社であれば6万円、5%分の手数料がかかるのであれば10万円、この加盟店手数料が車の販売店からカード会社へ支払う金額です。お店側は高額な新車を売るほど加盟店手数料分がマイナスになってしまうため、不可としているお店が多いのです。

中古車はクレジットカード支払い可の場合もある

前述の通り、新車の販売店ではクレジットカードによる一回払いは不可としているお店が多いのですが、中古車販売店では年式や走行距離などの状態次第で販売額が手頃な車体もあるため、クレジットカードでの購入を可能としているお店もあります。

ただその中でもディーラー直営の中古車販売店では、クレジットカード一回払いのみはNGというお店が多く、振り込みによる現金支払いと、指定された自社クレジットカード支払いとの2回に分けての支払いであれば、カード利用を可能としているお店もあります。

まとまった現金の用意が難しく、支払い方法次第で購入方法を検討したい方は、予めオンライン問合せや店舗への電話問い合わせ等で可能な支払い方法を確認してくおくと安心でしょう

車の現金一括購入のメリット、クレジットカード支払いのメリットを比較!

車の購入代金を現金一括で支払う場合と、全額または一部をクレジットカードで支払う場合、どちらにもそれぞれメリット・デメリットがあります。

車を現金一括で購入するメリットとデメリット

車の購入代金を現金一括で支払った場合のメリット・デメリットはどんなものがあるのでしょうか。

まず一番大きなメリットとして、自動車ローンなど様々な支払い方法の見積もりと比べてみても、総支払額が最も安くなるのは現金一括払いの方法となっています。複数回に分けて支払うローンの場合、年利がついてしまうため支払額は割増になりますが、現金一括の場合は年利がありません。支払い回数の分だけ利率は上がってしまうので、支払期間を長くしようとすると数十万円以上の差額が出ることもあります。

しかし、現金一括にはデメリットもあります。一括で支払うことになると、まとまった現金が必要になり貯金を切り崩して支払うということもあるでしょう。一気に貯蓄が無くなると、それまでの生活水準から変えなくてはいけないこともありますし、支払い後に怪我をしたり病気にかかってしまったりすると、大きな出費が発生してしまうためストレスや不安を感じる方も多いでしょう。

車をクレジットカード払いで購入するメリットとデメリット

車の購入金額の一部または全額分の支払いにクレジットカードの利用が可能だった場合、クレジットカードで支払いをするとカード利用額の返済方法をご自身で選ぶことができます。カード会社が設定している支払い方法の中から、ボーナス払いを選んだり、二回払いなどの分割払いにして支払うなどの選択が可能です。出費のタイミングを想定できるため、計画的に自分のペースで支払いができるという最も大きなメリットがあります。

また、カード会社によりますが、ポイント制度やマイル制度といった利用金額に応じたサービスを行っているクレジットカードもあります。車の購入金額となると高額になりますが、その分ポイントなどもたくさん貯めることができるというメリットがあります。

ただ、クレジットカードを利用するとカードの利用手数料がかかるため、車の購入金額の総支払額は高くなってしまいます。利用額や支払い回数、支払方法次第で利率も変わり、手数料が変わってくるため、マイペースな支払い方法にしようと分割回数を多くしてしまうと手数料がかなり高額になってしまうでしょう。

車の購入金額をクレジットカードで支払う時の注意点

車の購入金額をクレジットカードで支払い可能だった場合、カードを利用する前にいくつか注意点があります。

カードの利用限度額(利用可能枠)に車の購入金額が収まらない

クレジットカードの利用限度額(利用可能枠)については、カード会社との当初の契約時に決めている方がほとんどなのですが、いくらに設定していたか忘れてしまったという方もいらっしゃいます。一般的なクレジットカードの利用限度額は、ショッピング枠【10万円~100万円の間】で設定されていることが多い傾向です。なかでもカード年会費が無料になっているクレジットカードは、審査も比較的通りやすいため、利用可能枠も最大100万円を超えないことがほとんどです。カード会社のアプリや月々の利用額明細、カード発行時の台紙等を見ると、利用可能枠の記載がありますので確認しておくと安心です。

新車や、ある程度年式の新しい中古車を購入しようとすると、購入金額の合計が100万円を超えてしまうこともあるでしょう。カード会社によりますが、利用可能枠は変更申請をお客様センター等で行うと審査が行われます。その審査に通れば、数日で増枠がしてもらえて可能額の引き上げが可能となります。

しかし、それまでのカードの利用状況や返済が遅れてしまったり、そもそものカードの利用可能枠の最大が100万円までと決められていると、利用枠増額は叶いません。カードでの車の全額支払いが難しい場合は、別途購入したオプション等にカードでの支払いを利用するなど、使用する範囲を決めて使うという手もあります。販売店に交渉してみましょう。

カードの利用回数や支払い方法次第で手数料が高額になる

一般的なクレジットカードの支払い方法は、一回払い・分割払い・ボーナス払い・リボ払いがあります。この支払い方法のなかで、最も実質年率が高いことが想定されるのは、リボ払いです。リボ払いの金利は、実質年率15.0~18.0%としているクレジットカード会社が多くなっており、手数料は、利用残高×実質年率を365日で割って、利用日数で掛けた金額となっています。毎月の支払額自体は抑えられるため負担が少ないことから人気の支払い方法ではあるものの、実は総支払額で計算をすると元の利用額と比較しても、かなりの金利がかかっており、車などの高額な料金をリボ払いしてしまうと、総支払額が大きく膨れ上がる可能性があります。

クレジットカードの支払いを選択する場合は、できる限り手数料がかからない支払い回数に抑えることが、総支払額を抑えるポイントとなるでしょう。

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まとめ

こちらの記事では、車の購入時に「現金一括」で支払う方法と、「クレジットカード」で支払う方法について比較してご紹介しました

総支払額としては、最も安く車を購入ができるためお得に感じる「現金一括」支払いの方法ですが、まとまった金額を支払うことへのリスクを感じるという方もいらっしゃるでしょう。このように支払いをまとめてしまうと、その後に不安を感じて負担に思ってしまうという方へは、クレジットカード払いがおすすめです。カード払いならマイペースに支払いができて、月々の支払総額でみると負担が少ないためです。ただ、クレジットカード払いには、年利分の利子が支払額に上乗せになるため総支払額が大きくなるという点があります。まずは購入を考えている車の購入金額と、ご自身にあった支払い方法はなにか、ゆっくりと検討されてみることをおすすめします。

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