ブームが衰えることのないSUVの中でも、根強い人気を誇る日産エクストレイル。 エクストレイルの値引きは、50万円を十分に狙うことができます。では、エクストレイルで大幅な値引きを狙うための方法を見ていきましょう。
実際にエクストレイルの値引き交渉を行ったEさんのレポートをご紹介します。
今回、Eさんはエクストレイル1本に絞っていたため、他社ライバル車の見積もりなどは取っていませんでした。
Eさんは日産のディーラーを2店舗周り、両社で見積もりを出してもらったところ、値引き額はそれぞれ下記のとおりになりました。
日産A店→車両本体値引き:30万円
日産B店→車両本体値引き:27万円 オプション値引き:8万円
この状況でもそこまで悪くはなかったのですが、この時期に日産から値引きについてのチラシが出ていたこともあり、A店、B店にそれぞれにその話をし、さらなる値引きを狙いました。
しかし、どちらの店舗でも現時点で値引き額の限界を突破しているので、+1万円の値引きが限界と言われました。Eさんはここで諦めることなく、
この2店舗での値引き情報を持って、さらに3店舗目となる日産のC店に向かいました。
Eさんは日産C店で、A店・B店の値引き額と特典についての話をしました。 すると、10万円のみローンを組むというA店とB店にはなかった別の切り口で、割引額の増額を提案されたのです。A店、B店、C店の値引き額は下記の表のとおりです。
値引き内容 | 条件 |
---|---|
日産A店 本体値引き:30万円 | なし |
日産B店 本体値引き:27万円 OP値引き:8万円 |
なし |
日産C店 本体値引き:39万円 OP値引き:10万円 |
10万円のみローン |
C店が好条件だと感じたEさんは、ここでエクストレイルを契約しました。
今回のEさんのレポートを見ると、C店で10万円のみローンを組んだことで、大幅な値引きが成功したことが分かりました。日産の得意技と言われている短期ローンですが、これは信販会社から入るバックマージンを値引き支援に回すことで、エクストレイルの大幅値引きが可能になるというカラクリがあるのです。この値引きの仕組み自体には何の問題もないのですが、ここで注意しておきたいのがローンの金利です。大抵の場合はお得になるようになっていますが、万が一金利が高いと値引き分が相殺されたり、場合によってはマイナスに転じてしまいます。 そのため、短期ローンからの大幅値引きが成功しそうな時は、すぐに飛びつかずに一旦金利を確認し、総額で見た際にお得になるのかを計算、確認するようにしましょう。
ここで、一般的なエクストレイルの値引き相場を見てみましょう。
平均の値引き額は35万円でしたが、中には60万円を超える値引きに成功したという方もいました。大幅値引きを成功させている方に共通しているのは、下記の3つのポイントです。
エクストレイルの他社ライバル車は、トヨタ・RAV4、スバル・フォレスター、ホンダ・CR-Vなどです。
ここまで、値引き交渉でエクストレイルの値引き額を引き上げる方法について見てきましたが、エクストレイルの実質値引き額を上げる方法はまだあります。
乗り換えでエクストレイルの購入を検討している場合に限られる方法ですが、今乗っている車を最高値で売却するというものです。乗り換えで新車を購入される方の約7割が、今乗っている車をディーラーに下取りに出すと言われています。しかし、ディーラーは実際の中古車市場の相場よりも、かなり低い金額を下取り価格として提示してくることがほとんどであるため、損をしてしまう可能性が高いのです。
今乗っている車を高値で売却するためには、中古車買取業者に買い取ってもらうのが一番です。
中古車買取業者は、実際の中古車市場の相場を見た上で適正な価格を付けてくれるだけでなく、豊富な販路を持っていることで、ディーラーの下取り額よりも高値で買い取ってくれる可能性が高いです。
中古車買取業者も多数存在していますが、中でもカーネクストがおすすめです。カーネクストは実車査定ではなく電話で査定が完了するため、忙しい方でも気軽に査定を依頼することができます。
また、日本車の需要が高まっている海外に独自の販路を持っているため、日本ではほとんど値段が付かないような車であっても思わぬ値段が付くこともあります。一度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。