事故

さまざまな事故の事例。原因を知って安全への意識を高めよう

車やバイクなど車両を使用している限り、誰もが事故を起こしてしまうリスクを抱えています。事故を起こさないためにも安全運転を心がけることが大切ですが、どれだけ注意していても事故を起こしてしまうことはあります。事故の事例を知って、事故はどのようにして起きるのかを理解しておきましょう。

10対0になる交通事故の事例

相手がいる事故の場合、状況に応じて過失割合が決められます。過失割合とは、その事故に対してどちらにどれだけ非があるのかを数値化したものであり、通常の事故ではそれぞれに過失が認められることが多いです。しかし事故の状況によっては、過失割合が10対0、つまり一方が完全に悪いとみなされることもあります。過失割合10対0の事故は意外にも起こりやすいため、どのようなシーンで発生するか知っておきましょう。

自動車に後方から追突した

車の接触事故の場合、お互いが動いていればそれぞれに過失が認められるケースが多いですが、後ろから追突するなどは、被害者に過失がないとみなされます。後ろからの追突は信号待ちや渋滞中の停車などが多く、これは追突事故全体の約9割に該当します。 また後ろからの追突だけではなく、駐車時にバックして追突する逆追突も10対0になることが多いです。道路での事故だけではなく、駐車場内での事故も頻発していますので、車に乗っている間は、常に気を引き締めて運転することが大切です。

センターラインを越えたことで対向車と衝突

お互いに動いている状態では、10対0にはなりづらいですが、センターラインを越えての対向車と衝突などの場合は、ほとんどの場合で過失割合は10対0になります。一方がセンターラインを越えていない場合は、完全に越えた側の過失となりますので、注意しなければなりません。 ただし対向車との衝突の場合でも、道路にセンターラインがない場合は、相手にも過失が生まれるケースが多いです。衝突の状況にもよりますが、1~3割程度は、相手にも過失割合が発生するものと考えておきましょう。

加害者の信号無視による衝突

信号無視による衝突も過失割合は10対0になり、これは車だけではなく歩行者にも該当します。交差点など、信号無視で侵入してきた場合は、信号無視をした車が過失割合10となります。また交差点でなくても、横断歩道などで、歩行者にぶつかった場合も、車側の信号無視なら過失割合は10対0です。信号無視の場合は、過失割合はほぼ10対0で決定しており、覆す余地はありません。

状況別の事故事例

事故はさまざまな状況で起こりますので、実際にどんな事例があるのかを知っておくことが大切です。事故の事例を知っておけば、似たような状況にある場合に気をつけることができ、事故のリスクを減らせます。事例を知ることは、事故の防止にも繋がるので、きちんと把握して、どのようなシーンに事故の危険性が眠っているかを知っておきましょう。

交通事故の約9割がヒューマンエラーによるもの

交通事故の約9割は、ヒューマンエラーによるものといわれているため、運転の際には特に気を引き締め、集中すること大切です。特に多いのが、漫然運転、歩行者妨害、最高速速度違反などであり、運転に慣れている人でも、少しの気の緩みで事故を起こしてしまいます。 また最近ではスマホを使用しながらの、ながら運転による事故も多く、事故件数は爆発的に増加しているので注意しましょう。ほかにも無免許運転や飲酒運転などが挙げられ、これらは事故の発生率が高いだけではなく、重大な事故にも繋がりやすいので絶対に避けなければなりません。

サポカーS安全装備搭載車の事故

サポカーS安全装備搭載車は、歩行者や車などを自動認識して、警告音で注意喚起したり、自動ブレーキを行ったりする機能です。サポートS搭載車は、非搭載モデルより事故率は60%程度少ないですが、それでも事故は起きるので注意しなければなりません。 カメラが障害物を正しく認識しない、あるいはカメラが付いていない方向から追突されることもあります。またアクセルを踏んでいると自動ブレーキは作動しませんし、事故を起こさない機能ではなく、あくまで事故を予防、軽減するものと考えておきましょう。

バイク事故

バイクは車と違って生身でむき出しになっているため、事故による死亡者は車の4倍程度多いです。死亡事故の約30%は単独事故であり、バイクの運転には特に注意しなければなりません。もちろん、接触事故なども多く、追い越しや前方不注意、車の死角に入ったことによる巻き込まれ事故なども挙げられます。 特に車が大きい場合は、バイクは死角に入りやすいため、大型車の近くを走行する際には特に注意しなければなりません。

倉庫内作業での事故

車両による事故は車やバイクだけとは限らず、フォークリフトによるものも多いです。フォークリフトは倉庫内作業などで使われることが多く、業種によっては頻繁に使用しているという人も多いでしょう。フォークリフトでは人との接触はもちろん、荷崩れやパレットからの転落などが事故の事例として挙げられます。 フォークリフトは操作が簡単だからこそ、慣れてきた頃に事故を起こしやすいため、車などと同様に注意深く運転しなければなりません。

事故後の被害者への謝罪方法の例

事故を起こせば素早く怪我人の救護や警察への連絡などをおこない、事故処理をしなければなりません。しかし、これらの事故処理をしたからといって、やるべきことがすべて終わったわけではなく、被害者への謝罪も重要です。 事故発生現場で謝罪することはもちろん、後日改めて謝罪をし、トラブルに発展しないようにしなければなりません。スムーズに事故処理を終えるためにも、誠心誠意謝罪しましょう。

なるべく早めに電話で謝罪する

事故後はなるべく早く、電話で謝罪することが大切であり、基本的には翌日におこないましょう。また早めに電話することが大切ですが、時間帯には十分気をつけ、非常識に思われないようにしましょう。電話ではとにかく謝罪することが大切で、示談や過失割合などの話はしないのが無難です。 電話で余計なことをしゃべってしまうと、それがあとから影響して不利になることもありますので、余計なことは話さず謝罪をするだけにとどめましょう。また話す内容に不安がある場合は、何を伝えればよいのか、事前に保険会社に相談しておくのもおすすめです。

謝罪文で自分の過失を認め誠意を示す

より気持ちを込めて謝りたい場合は、謝罪文を送るのもおすすめです。謝罪文を出す場合は、自己判断で出さず、必ず保険会社と相談して内容なども一緒に考えてもらいましょう。謝罪文は謝るための文書ですので、言い訳になることは書かず、自分の非をしっかり認めて反省し、謝罪の言葉を述べることが大切です。気持ちが伝わるよう直筆で書くのが基本であり、短く簡潔にまとめるのがマナーです。

日頃から安全を心がけることが大事

事故の事例はさまざまあり、それらはいつ自分の身に降りかかってもおかしくはありません。車やバイクなどに乗っている場合はもちろん、歩行者として事故に遭遇する可能性もありますので、常に事故の危険性は頭に入れておきましょう。

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