故障・修理

不動車の修理に必要な費用|故障の原因や修復時の注意点など

動かない車、動かせない車を指して不動車と言いますが、故障が原因なら修理によって再び走らせることが可能です。車の修理には少なからず費用がかかり、不動車の場合は特に費用が高くつく可能性もあるため、注意が必要です。 また、不動車になった場合、必ずしも修理したほうがよいとは限りません。場合によっては修理せずに廃車や買い替えを検討したほうがよいこともあります。修理費用の相場を知り、不動車の処分をどのように決めるべきか考えましょう。

自動車が不動車になる原因

ひとくちに不動車といっても原因は幅広く、何が原因かによって修理にかかる費用も異なります。まずは不動車になる原因を知り、どのような場合に車が損傷するのか、動かなくなるかを知りましょう。

事故に遭った

事故に遭った場合は激しく損傷して不動車になることが多く、事故の規模によって故障の程度や範囲は異なります。軽くぶつかっただけなら、バンパーやボディのへこみだけで済むこともありますが、スピードが出ていると大破して走行不能になることもあります。 大破した場合は、修理に費用がかかり過ぎるため、買い替えたほうが安くなる場合がほとんどです。また、損傷が激し過ぎると修理すらできないこともあります。修理が可能な場合でも、フレームが歪んでいる場合は不具合が残りやすく、完全に直すことはできないため注意が必要です。

エンジンの故障

エンジンは車を動かす動力源であり、これが故障すると不動車になってしまいます。エンジンが故障する理由もさまざまですが、主に以下の3つが考えられます。

  •  エンジンオイル切れ
  • ラジエーターの水切れによるオーバーヒートや焼き付き
  • エンジン内の点火装置の劣化

エンジンオイル切れなら、オイルを入れてすぐに復活する場合もありますが、オーバーヒートや点火装置の劣化の場合は、整備工場での修理が必要です。また、故障の程度によっては修理ができず、部品交換になる場合もあります。 エンジンは修理が難しい部品のため、損傷や劣化があった場合は、部品交換が基本になり、修理より費用が高くなりやすいことは理解しておきましょう。

バッテリー切れ

車を動かすには、エンジンだけではなく、バッテリーも動かなければなりません。バッテリーが切れていると、そもそもエンジンを動かすことができず、不動車になります。バッテリーは充電可能なため、充電さえできたならすぐにでも走行は可能です。 ただし、バッテリ―自体が消耗しきっていたり、発電機であるオルタネーターが故障したりしていると、修理か交換が必要です。バッテリー関係の不具合でも、別の部品が不具合を起こしている可能性もあるため、注意しなければなりません。

ガス欠になった

ガス欠になった場合も動かないため不動車に該当しますが、給油することですぐに走行は可能です。ガス欠だと給油場所まで車を動かすことが大変なため、走行を再開するための手間は意外にかかります。 ガソリンスタンドまで押して移動させることもできますが、給油タンクを持ってきて必要な分だけ給油したほうが、手間がかからずよいでしょう。 ガス欠はすぐに直せるものの、エンジンにダメージを与えやすく、ガス欠が原因で故障を招く可能性もあるため注意が必要です。エンジンが損傷した場合は、給油しても動かない可能性があり、修理や部品交換をしなければなりません。

不動車にかかる修理費用

書類

不動車の修理には少なからず費用がかかりますが、損傷の程度や範囲、修理の内容によって金額は変動します。数万円で済むこともありますが、場合によっては数十万、数百万円かかることもあるため、注意しなければなりません。修理内容ごとの費用の相場を知り、どこまでなら修理すべきかを考えましょう。

エンジンの交換には最低でも30万円はかかる

エンジンは部品の中でも特に高価であり、安い場合でも30万円はかかります。そもそもエンジンは修理できるケースが少なく、交換が基本です。エンジン交換の場合、工賃だけでも10~20万円程度かかり、これにエンジン本体の費用が上乗せされます。 中古で安いエンジンでも、10~20万円程度はかかるため、最低30万円は予算を見ておかなければなりません。また、排気量が多い車だとエンジン本体費用の相場も高く、人気の高いミニバンだと50万円程度かかります。車種や部品の状態によって金額は違うものの、修理費は高くつきやすいため、買い替えを検討したほうがよい場合も多いでしょう。

バッテリー交換は工賃込みで約2万円ほど

バッテリー交換は非常に安く、工賃を含めても2万円程度が相場です。工賃は500~1500円程度と安く、バッテリーも安いものだと1万円を切るものもあります。車種によっては数万円程度することもありますが、それでも5万以上かかることはほとんどないでしょう。 バッテリー交換だと費用がかかりますが、充電だけなら無料でやってくれることもあります。業者によって対応は異なるものの、費用を請求される場合でも安く済むことがほとんどです。

タイヤ交換の費用は1本あたり500円ほど

タイヤがパンクした場合も不動車になり、他に問題がないなら交換だけで走行が可能です。タイヤ交換は費用が安く、1本あたり500円程度が相場です。業者ごとに金額は違うものの、タイヤの着脱は500円、組み換えが1000円、バランス調整は1000円程度と考えましょう。 タイヤ交換なら自分でもできますが、バランス調整までは難しいため、プロにお願いしたほうが無難です。また、これらは1本あたりの費用のため、本数が増えると費用は増額します。 さらにタイヤの購入が必要な場合は、タイヤ代もかかるため注意が必要です。タイヤは安いものだと1本1000~2000円程度でも売っていますが、高いものだと1~2万円以上します。取り付けるタイヤのグレードによっては、費用が高くつくことは理解しておきましょう。

フレーム修理は100万円以上かかる場合も

フレームの修理が必要な場合は非常に厄介で、修理だけで100万円以上かかるケースもあります。フレームが軽く曲がったり、歪んだりしている程度なら、数十万円程度で済むこともありますが、大きく損傷している場合は100万円以上かかる可能性があります。 損傷の程度によって費用は大幅に変動するものの、修理費が高くなりやすいことは確かです。フレームの損傷は車にとって致命的なため、修理費を考えても買い替えを検討したほうが賢明でしょう。

事故車の場合は車の時価分の保険料が出る

任意保険に加入している場合、保険適用の要件を満たしているなら、修理費を補償してもらえます。補償の金額には上限額があり、基本的には車の時価額によって決定します。車は購入した瞬間から価値が下がり、年式が10年程度経過すると価値はほぼゼロになるため、注意しなければなりません。 また、新車を購入してその日に事故で故障した場合でも、購入額=時価額ではないため注意が必要です。保険料で修理費をまかなえる場合は、修理費すべてを捻出できるなら修理、自己負担が出るなら買い替えを選択したほうがよいでしょう。 また、保険は使うと保険料が増額するため、修理費が安いならあえて適用せず、保険料の値上げを避けたほうがお得になるケースもあります。

事故車の修理に関する注意点

事故車

不動車の中でも、事故車の修理は特に注意が必要です。事故による損傷の程度によっては、せっかく修理しても不具合が残る、あるいは何らかの故障が出る可能性もあります。事故車を継続して使用するのはリスクが高いため、注意点を知って修理すべきか考えましょう。

フレームの修理をしても不十分なことがある

事故車の中でも、フレームを損傷している車は注意が必要です。一度フレームを損傷すると、修理しても完全には直らないことが多く、重度の不具合を抱える可能性があります。車体のバランスが崩れてまっすぐ走れないことも多く、事故リスクも高くなるため注意が必要です。 また、フレームが損傷するほどの激しい故障の場合、内部の部品まで故障している可能性も高いです。見えない部分が損傷していて、走行中に突然故障する危険性もあるため、買い替えが無難でしょう。

修理した損傷個所は耐久度が落ちる

フレームの損傷に限らず、修理した箇所は全て完璧に直るわけではなく、耐久度は下がってしまいます。損傷の程度によってどれくらい耐久度に影響するかは異なるものの、修理によって金属疲労や歪みが起きることは確かです。 何度も修理を繰り返していると、耐久度が下がって事故で大破したり、けがをしたりするリスクも高まるため、注意しなければなりません。

必要な費用を理解して修理を検討しよう

故障によって不動車になった場合、修理によってもう一度走らせることは可能です。しかし、損傷の程度によっては修理に費用がかかり過ぎたり、直しても不具合が残ることもあります。 故障したからといって、必ずしも修理すべきとは限らないため、費用や損傷の状態を見て、処分の方法を決めることが大切です。修理に必要な費用や修理すべき場合、すべきでない場合を見極めて、不動車を上手に扱いましょう。

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