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車検切れの不動車を処分する方法|手続きに必要な費用や注意点

不動車は事故や故障で動かなくなったものだけではなく、車検切れで動かせなくなった車も該当します。車検切れの車は動くかどうかに関係なく、公道を走らせることはできないため、処分に手間がかかります。車検切れの不動車を上手に処分する方法を知り、スムーズに処分しましょう。

車検切れの不動車を処理するための手段

車検切れの不動車を処分する方法は、大きく2つであり、「売却して処分」「廃車して処分」のどちらかに分けられます。どちらの方法を選ぶ場合でも、手順を把握し、スムーズに進めることが大切です。また、売却はさらに2つの方法に分けられるため、それぞれの違いを知り、自分に合った方法で処分しましょう。

廃車買取業者に買い取ってもらう

不動車でも買取は可能であり、廃車専門買取業者なら値段を付けてくれることが多いです。車検切れでも綺麗な状態なら高値がつくことも多く、仮に動かせない場合でも値段は付けてもらえます。車検切れで動かせない場合でも、業者に依頼して引き取ってもらうことは可能です。 また、廃車専門の業者なら、買取だけではなく廃車の代行も行っていることが多いです。売却と廃車を同時に進められるため、処分もスムーズに進めやすいでしょう。

自分で廃車の手続きを行う

廃車して処分する場合は、業者に依頼するだけではなく、自分で手続きをすることも可能です。廃車手続きは「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2つに分けられ、それぞれで手続きが異なります。永久抹消登録の場合は、車を事前に解体しなければなりません。 解体するには業者に引き取ってもらうか、仮ナンバーを取得して、自身で解体業者まで持ち込みましょう。一時抹消登録の場合は、車の解体は不要なため、登録手続きの完了だけで廃車は完了です。車を完全に処分するなら、永久抹消登録が必要なため、業者依頼か仮ナンバーの発行で、車検切れに対応しましょう。

車の販売店に下取りしてもらう

車を売却して処分する場合は、買取だけではなく下取りも選択肢のひとつです。ディーラーや中古車販売店で新しい車を購入する場合は、古い車を下取りに出し、新しい車の購入代金を値引きしてもらうことができます。 下取りは買取よりも査定が厳しく、査定額が下がりやすいため注意が必要です。車検が切れているだけなら問題はありませんが、故障して自走できない場合は、値段がほとんど付かないこともあります。また、場合によっては廃車費用を請求され、マイナスになる可能性もあるため、注意しましょう。

車検切れの不動車の手続きに必要な費用

車検切れの不動車を処分する際には、方法に応じて費用がかかります。必要な費用は複数ありますが、方法次第でコストを抑えることは可能です。また、一部費用をかけずに処分できる場合もあるため、ポイントを把握して、上手に手続きを行いましょう。

レッカーによる引き取り費用

処分に伴い不動車の輸送が必要な場合は、レッカーを利用しなければなりません。レッカー代は移動距離によって異なりますが、1万円程度が目安です。また、買取業者の場合は、レッカー代無料サービスを行っている場合もあります。 不動車を処分するなら、輸送は必要になることが多いですが、業者の選び方次第でコストはカットできるため、サービス内容まで踏まえて業者を選びましょう。

廃車手続きの代行費用

廃車手続きを業者代行してもらう場合は、代行手数料が発生します。廃車の代行は車の買取店から行政書士、代行業者が挙げられ、それぞれで費用が異なります。基本的には数千円から1万円程度が相場と考えましょう。 しかし、代行手数料は業者ごとに費用が異なり、無料で行う業者もあります。また、自身で行う場合は、永久抹消登録は無料、一時抹消登録は手数料350円で登録できるため、自分で登録するのもおすすめです。

解体にかかる費用

不動車を解体して処分する場合は、解体費用が必要です。費用は業者によって異なりますが、1万円程度が相場でしょう。解体処分なら費用がかかりますが、売却なら余計な費用はかかりません。車が綺麗な状態で残っているなら、解体処分する必要はないため、費用のかからない売却のほうが、お得に処分できます。

車検切れの不動車を処分する時の注意

車検切れの不動車を処分する際には注意点もあり、方法次第ではデメリットを抱える可能性もあります。損なく上手に処分するには、注意点を守ることが大切です。不動車は処分の方法次第で得られるメリット、抱えるデメリットが異なるため、注意点を理解して、上手にリスクを回避しましょう。

早めに処分を決める

車検切れの不動車は、早めに処分を決めることが大切です。車検切れでも名義を持っていると税金はかかるため、素早く処分を決め、余計なコストを避けなければなりません。 処分といっても必ずしも手放す必要はなく、車検を更新して継続して使用するのもひとつの手です。手放す場合でも継続して使用する場合でも、処分の方法は早めに決め、損をしないようにしましょう。

その後の車検方法はナンバーの有無によって変わる

車検切れの不動車をもう一度動かすためには、車検の更新が必要です。車検の方法は、ナンバーの有無によって変わり、廃車したかどうかで決まります。一時抹消登録をし、ナンバープレートを返納している場合は、新規中古登録検査を受ける必要があります。 車検が切れているだけで廃車をしていない場合は、通常通りの継続検査で構いません。ナンバーの有無で車検の方法が異なるため、手持ちの車の状態に合わせて車検方法を選びましょう。また、新規中古登録検査の場合は、車検の取得だけではなく、名義の再登録も必要なため、忘れずに行わなければなりません。

適切な手段で車検切れの不動車を処分しよう

車検切れの不動車を処分するなら、売却か廃車登録のどちらかが必要です。また、手放すだけではなく、車検を更新して継続して使用することも可能です。どの方法を選ぶ場合でも、早めに処分を決めることが大切なため、車検切れの車は間を開けずに処分しましょう。

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