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リセールバリューの高いセダン4選│セダンを高く売る方法とは?

現在、日本の自動車市場ではセダンの人気が低迷していますが、かつて高級車といえばセダンという時代で、豪華な装備や最新技術はいち早くセダンに採用されていました。
ここでは、そんな自動車の王道であるセダンを高く売る方法をご紹介します。

セダンの特徴

セダンタイプの車は、一般的に4ドア3ボックスタイプと定義されています。では、セダンにはどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。

セダンは車の王道

車と言えばセダンタイプの車の形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。現在こそ多種多様な車種が登場していますが、セダンはかつての車の主流であり、最もオーソドックスな形状の車です。そんな車の王道であるセダンは、高級車の王道であるとも言えます。車の歴史を辿ると、各時代に名車と呼ばれるセダンの高級車の存在があります。現在、日本ではSUVや軽自動車、ミニバンの人気が高まっていますが、今でもあらゆるシーンで活躍するセダンのニーズがなくなることはありません。

乗り心地がいい

セダンはボディが強く、車高がSUVやコンパクトカーよりも低いため、バランスのいい走行性能を実現しています。車高が低いことでコーナーでも左右に振られることがなく、サスペンションを硬くする必要がないため、振動や揺れを感じにくい安定した乗り心地が特徴です。
また、セダンの大きな特徴として、居住空間と荷室が完全に分離しているというものがあります。これにより、荷室の臭いやロードノイズをシャットアウトすることができます。

安全性が高い

セダンはボンネットと居住空間、居住空間と荷室が完全に分離しており、互いの影響を受けにくいためボディの剛性が高くなります。つまり、前後から衝突されてもボンネットや荷室だけが潰れる仕組みになっているため、居住空間への影響が小さくなるのです。近年、自動車の安全性を高めるため、どの車種にも安全装置などが設置されていますが、このセダンの構造上の安全性には敵いません。
また、セダンは天井高が低いため、後続車からの見通しもよくなります。これにより、後続車から追突されるリスクを軽減することができます。天井高が低いということは運転席の位置も低くなるため、SUVなどでは死角なりやすい下方向も確認しやすくなります。

セダンを高く売るには?

国内でのセダンの人気は低迷していますが、実はセダンのリセールバリューは高い傾向にあります。ここからは、セダンを高く売る方法について見ていきましょう。

海外への販路がある買取業者を選ぶ

国内での需要が低下傾向にあるにもかかわらず、セダンが高く売れやすい理由は、海外でセダンの人気が高いことにあります。セダンが海外で人気の理由は、セダンの燃費の良さや故障の少なさ、頑丈さが支持されているためです。セダンは舗装されていない道でも難なく走り、厳しい気候の変化にも耐えることができる性能の良さが重宝されています。また、発展途上国などでは、セダンに乗ることができるのはお金持ちの象徴であるとされ、セダンに憧れる若者も数多くいます。
海外への販路を持つ車買取業者であれば、日本国内の価値だけでなく、海外へ輸出した際の価値まで見て判断してくれるため、セダンを高値で買い取ってくれます。特に、トヨタ車のセダンは故障しにくい点が海外で高く評価されているため、トヨタ車のセダンであればより高値で売れる可能性があります。

高く売れる時期を見極める

セダンに限らず、車は一般的に高く売れると言われている時期があり、それが1~3月と9~10月です。この時期は、ボーナスや会社の決算期と重なるため車の購入意欲が高まり、中古車の需要が高くなる傾向にあります。そのため、中古車販売店はできるだけ多く中古車の在庫を確保しておきたい状況となり、少し買取価格を上げてでも車を買い取ってくれるのです。
しかし、中古車の相場は日々下落していく一方です。車の売却を考えているのであれば、できるだけ早く車買取業者に買い取ってもらうことをおすすめします。

車をきれいな状態にしておく

車をできるだけきれいな状態にしておくだけでも、買取価格が上がる可能性はあります。中古車として再販することを考えると、車買取業者にとっても新しいオーナーにとっても、車はきれいな状態の方がいいですよね。車の清潔度は車買取価格に大きな影響を与えるため、普段から洗車やワックスがけなどをこまめに行い、きれいな状態を保っておくことが望ましいです。丁寧に車を使用していたという印象を与えることも、車買取価格をアップさせるためには重要です。

査定前にできる清掃

  • 洗車をする
  • ワックスがけをする
  • 車内に軽く掃除機をかける
  • 消臭剤で車内の臭いを消す
  • 市販のクリーナーなどでシートを拭く
  • トランクを整頓する

これらの清掃は車を査定に出す直前にできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

傷やへこみは直さない

車に長く乗っていると、キズやへこみは避けられないものですよね。キズやへこみがあることで買取価格が下がってしまうこともあるため、直してから査定に出すべきではと考える方も多いかと思います。しかし、キズやへこみは修理せず、そのままにしておきましょう。その理由は、キズやへこみがあることで下がってしまう買取価格よりも、修理にかけた費用の方が高くなってしまう可能性があるからです。また、修理に出している間に中古車としての価値が下がってしまい、買取価格が低くなってしまう恐れもあります。
市販されている道具などを使用して、自分で修理する場合も要注意です。きれいな状態に戻せる自信がある場合は別ですが、自分で修理した場合、後に車買取業者が手直しをする必要がある可能性が高く、その分の手間や費用を考えると逆にマイナス査定になりかねません。
修理したとしても修復歴ありと判断されてしまえば買取価格は下がってしまうので、キズやへこみはそのままにしておくようにしましょう。

リセールバリューの高いセダン車

ここからは、セダンの中でも得にリセールバリューの高い車種をご紹介します。

トヨタ プレミオ

コロナの後継車であるプレミオは海外での人気が高く、購入時の価格よりも高い買取価格が付くこともあるほどリセールバリューの高い車です。特にトヨタ車はそのブランド力の高さや故障のしにくさ、修理のしやすさなどから人気が高く、リセールバリューが高い傾向にあります。日本国内ではプレミオは年配の方が乗るか、法人営業に使われるというイメージを持っている方も多いかと思いますが、海外での人気の高さからリセールバリューが高い状態が続いています。

リセールバリューの高いグレード・カラー

  • グレード:1,500ccのEXパッケージ
  • ボディカラー:ワインレッド

トヨタ アリオン

プレミオの兄弟車であるアリオンはカリーナの後継車で、プレミオと共に海外で人気の高いセダンです。上質感のあるデザインのプレミオに対し、アリオンはスポーティさのあるデザインになっています。アリオンは特に東南アジアでの人気が高く、過走行で低年式など、日本では買取価格が付きにくい条件の車であっても、海外市場ではほとんど影響がないため、高額で取引されることも多いです。しかし、海外での輸出規制の状況が今後大きく変わっていく場合、海外での人気で買取価格が高くなっているアリオンは、その影響を直接受けることになるので注意しておきましょう。

リセールバリューの高いグレード・カラー

  • グレード:1,500ccのA15 G-plusパッケージ
  • ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン

トヨタ カローラアクシオ

カローラの後継車であるカローラアクシオは、日本国内だけでなく、世界中で普及した大衆乗用車です。安全性能面を徹底的に追求したトヨタ独自の先進技術が搭載されたことにより、米国での人気が高くなっています。また、中東などでは超高級車として扱われるため、高値で取引されることがほとんどです。カローラアクシオならではの特徴として、日本で中古車としての価格が下がりやすくなると言われている10年落ち、10万キロ走行の車でも、そこから価値がほとんど下がらないというものがあります。古くてボロボロの状態であっても、カローラアクシオは値段が付きやすいのです。

シオは値段が付きやすいのです。

リセールバリューの高いグレード・カラー

  • グレード:1,500ccのハイブリッドG
  • ボディカラー:ホワイトパールクリスタルシャイン

ホンダ グレイス

日本でホンダ純正教習車として活躍しているグレイスは海外ではシティという名で販売され、高い人気を誇っています。海外では新興国向けの戦略車として販売されており、世界60の国と地域で展開されています。グレイスは国内でのセダンの需要縮小に伴い2020年7月に生産が終了したものの、海外での需要は高い状況が続いているため、買取価格は高くなる傾向にあります。

リセールバリューの高いグレード・カラー

  • グレード:ハイブリッド LX・Honda SENSING
  • ボディカラー:クリスタルブラックパール・プラチナホワイトパール

まとめ

国内ではSUVやコンパクトカーなどの陰に隠れ、人気が低迷しているセダンですが、国内にもコアなファンは一定数存在しており、海外では大人気の車です。セダンは、ハイヤーや会社役員送迎車などで使用されていることから高級なイメージがあり、走行安定性や乗り心地がよく、安全性も高いことから、長く愛される自動車の王道であることに変わりはありません。
セダンは特に海外での需要が高いため、セダンを高く売るためには海外への販路を持つ車買取業者に買い取ってもらうことが重要です。海外への販路を持っているかどうかは、業者のサイトなどに記載されていることが多いため、確認しておくようにしましょう。

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