1994年にデビューし、ライトクロカンブームの火付け役となった、トヨタのRAV。 2013年に発売された4代目トヨタRAV4は国内でラインナップされず、北米・欧米向けのモデルとなっていましたが、2018年に5代目となる新型トヨタRAV4が発表され、2019年4月から再び日本市場にも導入されました。日本市場に導入後、高い人気を誇っているトヨタRAV4は、納期待ちユーザーも多く値引きのガードが高めですが、値引きを狙う方法は存在します。 ここでは、そんなトヨタRAV4でできるだけ大きな値引きを狙う方法をご紹介します。ぜひ、チェックしてみてください!
目次
ディーラーとの値引き交渉のコツ
トヨタRAV4の値引きを狙うなら、当然、ディーラーとの値引き交渉がかなり重要となってきます。 とはいえ、ディーラーは車を売るプロ。そんなディーラー相手に値引き交渉など、どうしたらいいのか分からない…という方も多いかと思います。
しかし、トヨタRAV4の値引き交渉にはいくつかのポイントが存在し、そのポイントさえ把握しておけば、きちんと値引きを引き出すことができます。 ここからは、そのポイントについて詳しく見ていきましょう。
トヨタRAV4とライバル車を競合させて値引きを狙う
まず最初のポイントは、トヨタRAV4とライバル車に価格競争をさせるというものです。トヨタRAV4のライバル車はとして挙げられるのは、下記の車です。
メーカー | 車名 | 新車価格帯 |
トヨタ | RAV4 | 2,938,000円~5,633,000円 |
ホンダ | ZR-V | 2,932,600円~4,103,000円 |
スバル | フォレスター | 2,992,000円~3,630,000円 |
三菱 | アウトランダー | 4,841,100円~5,705,700円 |
マツダ | CX-5 | 3,620,100円~4,170,100円 |
このカテゴリーは強力なライバル車が多いですが、ただライバル車の名前を出すだけでディーラーが値引きをしてくれることはありません。トヨタRAV4とライバル車との間で、本気で悩んでいる素振りを見せることが重要です。 「RAV4をいいなと思っているんですが、CR-Vの〇〇なところにも惹かれていて…」などと、トヨタRAV4にはないライバル車の強みを伝えることで、ディーラーにあとは値引きで勝負するしかない!と思わせましょう。
ここで「CR-Vは〇〇円でした。RAV4が△△円になればRAV4に決めたいと思っています」と希望金額を提示します。 これで希望金額以上の値引きが出れば大成功!希望金額と同額であっても、目標はクリアできます。ディーラーに、値引きをすればRAV4に決めてもらえるかも?と思わせるギリギリを攻めることを意識しましょう。
トヨタRAV4同士を競合させて値引きを狙う
トヨタRAV4とライバル車を競合させても思っていたほどの値引きが出なかった…という方は、トヨタRAV4同士に価格競争をさせましょう。トヨタRAV4の値引きには、この方法がかなり有効です。
トヨタRAV4はネッツ店、カローラ店で取り扱いがあるため、以前はこの2店を競合させることができました。しかし、2020年5月からトヨタ系の4つの販売会社が統合し、「トヨタモビリティ」という一つの会社になりました。 そのため、トヨタの全車種の商談を一か所で行うことが可能となり、購入を検討している車種ごとに違う店舗に行く手間を省くことができるようになりましたが、 その一方で、トヨタ同士の競合をさせることができなくなってしまいました。トヨタRAV4で言うと、ネッツ店とカローラ店の競合をさせることができない、ということです。 そのため、ネッツ店とカローラ店で価格競争をさせたい場合も、隣県まで足を運ぶ必要があります。値引き交渉の際は、「トヨタRAV4を買おうと思っていますが、一番安い店舗で買いたいです。 さっき行った店舗では〇〇円でしたが、それより安くなりますか?」などと、直球で値引きを切り出しましょう。
ディーラーオプションで値引きを狙う
トヨタRAV4は値引きのガードが固く、車両本体の値引きには上限があります。 しかし、トヨタRAV4は車両本体の値引き以外に、ディーラーオプションで大きな値引きを狙うことができます。 トヨタRAV4のディーラーオプションの値引き目標は、25~30%程度を目安にしましょう。
また、値引き交渉の終盤、契約直前のタイミングで「あと〇〇と〇〇をつけてくれたら契約します」と言うことで、 オプションの無料サービスをしてもらえる可能性があります。無料サービスが期待できるオプションには、下記のようなものがあります。
無料サービスが狙えるオプション一覧
- フロアマットセット
- ラグマット
- サイドバイザー
- インテリアイルミネーション
- ラゲージアンダートレイ
- リヤバンパーステップガード
- LEDフォグランプ
ディーラーオプションでも思っていたほどの値引きが出なかった…という方は、このオプションの無料サービスを狙っていきましょう。 あまり強引になりすぎないよう注意は必要ですが、最後まで諦めず、粘り強く値引き交渉を行いましょう!
値引き以外でトヨタRAV4の購入費用を抑える方法は?
ここまで値引き額を大きくすることで、トヨタRAV4の購入費用を抑える方法についてご紹介しました。しかし、トヨタRAV4の購入費用を抑える方法は、値引きだけではありません。 今乗っている愛車をできるだけ高い値段で手放すことができれば、その分をトヨタRAV4の購入資金に充てることができますよね。
ここからは、愛車をできるだけ高く売る方法について詳しく見ていきましょう。
ディーラーへの下取りは損をする?
乗り換えでトヨタRAV4の購入を考えている方の中には、今乗っている愛車をそのままディーラーへ下取りに出そうと考えている方も多いかと思います。 実際に、車の乗り換えで新車を購入する人の約7割が、ディーラーへ下取りに出すとも言われています。
これからトヨタRAV4の値引き交渉を行う中で、ディーラーから「これ以上の値引きは厳しいですが、その代わりに下取り額を〇〇円上げます」と言われることがあるかもしれません。 RAV4の購入費用が抑えられることに変わりはないので、実質値引きをしてもらったように感じますよね。しかし実はこれ…損をしているかもしれません!
ディーラーは実際の中古車市場の相場よりも、かなり低い金額を下取り額として提示してくることがほとんどです。これには3つの理由があります。
ディーラーには下取りの競合がいないため、価格競争をする必要がない
ディーラーは中古車を買い取った後の販路が少なく、高価買取が難しい
ディーラーは新車の値引き額を大きくしてしまっても、下取り額を低く見積もることでその分の利益を回収することができる
これを見ると、どんなにトヨタRAV4の値引き交渉を頑張っても意味がないように思えてしまいますよね。 では、損なく愛車を手放すにはどうすればいいのでしょうか。
中古車買取業者に買い取ってもらう!
愛車をできるだけ高い値段で手放して、トヨタRAV4の購入資金に充てるためには、中古車買取業者に買取を依頼することが一番です。 中古車買取業者は中古車市場の相場を見た上で、愛車に適正な価格を付けてくれます。また、中古車を買い取った後の販路が多いため、高価買取が可能となっています。
ではいざ、中古車買取業者に査定を依頼してみよう!と思っても、数多くある中古車買取業者からどの業者を選んだらいいのか分からない…という方も多いかと思います。 そんなときにおすすめしたいのが、無料一括査定サービスの利用です。無料一括査定とは、一度の項目入力で複数社からの査定額をすぐに知ることができる便利なサービスです。 高価買取をしてくれる車買取業者を、一目で判別することができるのは便利ですよね。
しかし、この無料一括査定サービスの利用には、一つ注意しておきたいことがあります。それは、複数社から一気に電話がかかってくることがある、というものです。 これは、無料一括査定の申し込み後、車買取業者間の価格競争が始まり、各業者が価格交渉をしてウチで決めてもらおう!と営業をかけてくるためです。 この電話への対応が可能で、一社一社と価格交渉をすることができれば、買取価格アップのチャンスにもつながるため全く問題はありません。 しかし、電話が鳴り続けるのは避けたい…という方もいるかと思います。
そんな方には、車買取業者カーネクストをおすすめします。カーネクストは全国対応の車買取業者で、無料査定フォームに愛車の情報を入力するだけで、すぐに査定額を知ることができます。 また、さらに詳しい査定額を知りたい場合も、訪問査定ではなく電話で査定が完了するので、気軽に査定を依頼することができます。 また、カーネクストは、日本車の需要が高まっている海外への独自の販路を持っていることで、高価買取を実現しています。一度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。
トヨタRAV4のリセールバリューは?
最後に、トヨタRAV4のリセールバリューについて見ていきましょう。3年落ちの車種はトヨタRAV4に限らず、およそ50%価値が下がると言われていますが、リセールバリューを高くする方法は存在します。 トヨタRAV4を購入する際の参考にもなると思うので、ぜひチェックしてみてください。
ボディカラー編
できるだけリセールバリューを高くするためには、トヨタRAV4の人気カラーを選んでおくことをおすすめします。 トヨタRAV4のリセールバリューから見たおすすめのボディカラーは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「アティチュードブラックマイカ」「シルバーメタリック」などです。
リセール時、すぐに買い手が見つかるような需要の高いボディーカラーは、リセールバリューが高くなる傾向にあります。 トヨタRAV4のボディーカラーに特にこだわりがない場合は、この3色の中から選ぶことをおすすめします。
グレード編
リセールバリューを高くするためには、グレード選びも重要です。トヨタRAV4で売れ筋の人気グレードは「Adventure」「G”Z Package”」となっています。 廉価グレードは車体価格が低い分、どうしても車の価値も低くなってしまう傾向にあります。 今後主流になってくるハイブリッド車グレードか、上記のガソリン車の人気グレードを選んでおけば、リセールバリューの下げ幅が低くなる可能性が高いです。
まとめ
トヨタRAV4の値引きを大きくする方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?ディーラーとの値引き交渉に自信がない方も、 ご紹介したポイントを踏まえて値引き交渉を行えば、限界値引き額に近い金額でトヨタRAV4をゲットできるはずです。ぜひ、チャレンジしてみてください!