車を廃車するときにまず考えたいのが買取ですが、廃車買取業者はどのように選べばいいのかと悩んでしまう人は多いです。廃車買取の業者はたくさんありますが、どの業者を利用するかで買取時の値段などは大きく違ってきます。 業者の選び方次第で得をするか損をするかも違ってきますので、正しい廃車業者の選び方を知って、お得に買い取ってもらいましょう。
目次
廃車業者を選ぶ時のポイント
廃車業者はたくさんありますので、どれを選べばいいかわからず、結局適当に選んでしまっている人は多いです。数ある中から一つを選ぶのは非常に難しいですが、選び方にはポイントがあります。ポイントをさえ知っていれば、業者選びは失敗しませんので、ポイントを踏まえて上手に廃車業者を選んでいきましょう。
良心的な仲介専門の業者
廃車業者を選ぶ際にまず確認しておくべきなのは、良心的な仲介専門の業者を選定することです。良心的な仲介専門の業者ですと、しっかりとした説明があり、アフターケアをしてもらえます。また、良心的な仲介業者は、低年式の車種や事故車であっても買取してもらうことができます。不動車などの場合、レッカー代を負担してもらえるサービスがあるかなどもチェックしたいポイントです。
還付金についての説明があるか
自動車税、自動車重量税、自賠責保険の3つについて、還付金の説明があるのかも業者選びでは大切なポイントです。 実は廃車買取の際には、リサイクル法を遵守しているかどうかの説明義務はありません。リサイクル法とはゴミを減らす車のリサイクルを推進するため、車の所有者、廃車事業者、自動車メーカー・輸入業者、それぞれの役割を定めた法律であり、車の利用者が地球環境を守るためにリサイクル料金を支払うことです。 だからこそ還付金の説明の有無は、良心的できちんと廃車の手続きを行ってくれる業者かどうかを見分けるポイントだと言えます。
引取費用が無料であること
廃車業者を選ぶ際にまず確認しておくべきなのは、良心的な業者を選定することです。不動車などの場合、レッカー代を負担してもらえるサービスがあるかなどもチェックしたいポイントです。
輸出ルートを持っているか
少しでも高く買い取ってもらうためには、その業者が輸出ルートを持っているかも確認しておきましょう。海外では日本車の価値は非常に高いため、廃車や事故車であっても価値が付きやすいです。輸出ルートを含め、販売ルートが豊富にある業者であれば、車としての価値を高く評価してもらいやすく、買取額も高くなりやすいのでおすすめです。
事故車や不動車は解体がされれば価値がある
事故車や不動車など車としての価値がなくても買取をしてくれる業者はあります。車は金属資源としての価値がありますので、解体されても価値はあります。そうした場合、車の解体も検討したいところです。
複数の業者を比較する
良い業者を見つけるためには、複数の業者を比較することも大切です。いろいろな方法がありますが、一つの見積もり査定額をもとに価格交渉や選定をしていく方法が良いので、廃車の段取りなど有利な条件を見極めて選んでいきましょう。
廃車業者に確認するべきこと
廃車業者を見つければ、いよいよ買取のための交渉や手続きを行いますが、上手に買取をしてもらうためには業者に確認しておくべきことがあります。確認事項を怠ってしまうと、買取がスムーズにいかなかったり、不利になる可能性もあるので、必要なことは必ず業者に確認しておきましょう。
名義変更や抹消証明がされているか
名義変更や抹消証明書の確認書類を廃車後に送付してもらい、手続きが完了したことを確認しましょう。これは所有者としての責任の所在を知るためや、税金の義務を果たすために必要です。 万が一、犯罪に使用された場合の所有者としての責任が問われる場合もあるので、きちんと手続きができているか確認しておくことが大切です。
キャンセル時の対応について
廃車買取に出す場合は、事前にキャンセル時の対応についても聞いておく必要があります。キャンセルの可否やキャンセル料の有無などはしっかり確認しておき、不測の事態でも素早く対処できるようにしましょう。キャンセル時の対応を確認しておかないと、電話でのやり取りで強引に成立させられる場合もあるので注意が必要です。
手数料などの料金について
廃車の買取はお金がもらえるだけではなく、手数料などの料金が必要です。廃車手続きの手数料など必要な費用はさまざまありますので、それらもきちんと確認しておきましょう。これは車の買取価格と相殺されないためにも確認は必須であり、確認を怠ってしまうと買取額が大幅に減少する可能性もあるので注意が必要です。
レッカー代金について
廃車を買い取ってもらう場合は、自身で運転して店舗に持ち込むことはできませんので、レッカーが必要です。このレッカー代金についても確認が必要であり、店舗によっては有料の場合もあるので注意しましょう。必要経費についての説明はきちんと受けておき、それらを含めて買取額がいくらになるかを考えることが大切です。
廃車は価値があるものとして認識をしよう
廃車となるような走らなくなった車は使い道がないと考える人も多いですが、実際はそうではありません。廃車になったとしても車としての価値はありますし、走らなくても金属資源としての価値はあります。廃車だからといって、安く買い叩かれるものではありませんので、廃車にも正当な価値があることを理解して、良心的な業者に買取をお願いしていきましょう。