買取・売却

車の買い替えに最適なタイミング|お得な時期やコツも紹介

長く使っているうちに、車は少しずつ消耗し、やがて動かなくなります。完全に壊れたなら、即座に買い替えとなりますが、動かくなるまで待つと車が使えない期間が増え、困ることも多いでしょう。 おすすめなのは、完全に壊れる前に、適切なタイミングで買い替えることです。買い替えには適した時期や上手に行うコツがあるため、それらを知っておきましょう。

平均的な車の買い替え年数は

いつ買い替えるべきかで悩む人は多く、他の人はどれくらいの年数使って買い替えているのか、気になる人もいるでしょう。自動車検査登録情報協会によると、普通自動車は約8年、軽自動車は約9年程度で買い替えている人が多いです。 平均的には10年以下のタイミングで買い替えを検討し、手放す人が多いと言えるでしょう。もちろん、これはあくまで平均であり、全員が8~9年程度で買い替えているとは限りません。平均よりももっと早い段階で手放す人、あるいは平均以上の年数を使い続ける人もいることは理解しておきましょう。

車を買い替えるのにおすすめのタイミング

完全に故障した場合、すぐに買い替えが基本ですが車を便利に使い続けたいなら、完全に壊れる前に買い替えるのがおすすめです。 買い替えにおすすめのタイミングは複数あり、それらの機会を迎えた時点で、一度愛車を手放すことを検討してみても良いでしょう。

ライフスタイルに合わせて

車は実用性の高いアイテムで、生活環境にあった性能、機能が求められます。そのため、ライフスタイルが大きく変化したタイミングは、買い替えを検討すべき時期と言えます。その他、個人的な必要性も踏まえて、買い替えを選ぶ人も多いでしょう。 例えば単身者なら自分が乗る用の小さな車、あるいは趣味に特化した車でも問題ありません。しかし、結婚するとなると、家族で乗れる車、出費のかからないスタンダードな車にしなければならないということもあるでしょう。 さらに子供が生まれて家族が増えるなら、もう少し大きめのファミリーカーへの移行を考えなければなりません。ライフスタイルの変化は家族構成だけではなく、居住地による影響もあります。 例えば転勤で地方から都市部に引っ越した場合、交通アクセスの良さによっては、そもそも車の必要性がなくなることもあるでしょう。反対に都市部では近場さえ走れたなら良かったものが、地方に移住すると悪路でもパワフルに、長距離走行できる機能が必要な場合もあります。 その時々のライフスタイルによって、車に求めるべきものは違うため、変化のタイミングで買い替えを検討するのがおすすめでしょう。

走行距離10万kmのタイミング

車の消耗具合を見る指標では、購入してからの年数だけではなく、走行距離も挙げられます。走行距離は5万kmごとにチェックが必要で、特に10万kmを超えたあたりは、買い替えを検討すべきタイミングと言えるでしょう。 メンテナンス次第で車はどこまでも走り続けることができ、20万km、30万kmと走っている車も数多く存在します。しかし、10万kmを超えたあたりで、中古車市場ではほとんど価値がないとみなされ、次第に不具合も増えてきます。 特にエンジン周りが劣化し、部品交換が必要になるのが走行距離10万km程度のタイミングで、場合によっては交換だけで数十万かかることもあるでしょう。交換し、メンテナンスを怠らなければ十分使えますが、安い中古車の購入価格と比較すると、買い替えのほうが安い場合もあります。 また、一度直しても以降も不具合は発生しやすく、メンテナンス費用はどんどん上がるでしょう。走行距離は10万kmを超えると維持費が高くなりやすくなるため、コストアップする前に買い替えるのもひとつの方法です。

メーカーの保証が切れるタイミング

新車で購入した場合、メーカーの修理保証が付いています。これが切れたタイミングも、買い替えを検討すべき時期と言えるでしょう。通常国産車なら、3年6万kmの保証が付き、さらにオプションで5年10万kmの特別保証が付けられます。 どちらかを付けている場合、また保証が切れて延長保証を付ける場合も、完全に保証がなくなったタイミングで、一度手放すことを考えてみましょう。3年や5年で買い替えるのはもったいないと感じる人もいるでしょうが、早めに手放すことで高値で売却しやすく、買い替え費用にも充てられます。 早いサイクルで買い替えても、それほど損はなく、新しい車に乗り続けられるというメリットもあるでしょう。また、保証が切れてしまうと、万が一修理が必要になった際、費用は全て自己負担で捻出しなければなりません。 修理の内容次第で金額は変わりますが、場合によってはかなり高い修理代がかかることもあります。修理せずに手放すとしても、ボロボロになっている分買取額は安く、結果的に買い替え費用が高く付いてしまうでしょう。 保証が切れたからといって、必ずしも手放す必要はありませんが、買い替えを検討すべきひとつのタイミングであることは覚えておきましょう。

新型モデルが発売されるタイミング

売却額を重視して買い替えたいなら、新型モデル発売前に売るのが定石です。中古車市場では、基本的に現行最新モデルがもっとも高値で取引されやすく、型落ちになるにつれて取引額は下がります。 新型モデルが発売されてしまうと、型落ちになった車を手放し、新型の購入を考える人が増え、市場に一気に在庫が溢れてしまいます。在庫が多くなると、当然ひとつひとつの価値が下がり、買取額が一気に下落することもあるため、注意しなければなりません。 新型モデルが発表され、市場での過剰在庫から1年ほど経過すると、買取価格は緩やかに回復しますが、それでも最新モデル時に手放す時より価値は下がります。メーカーや車種によって最新モデル発売のタイミングはちがいますが、2~7年程度のサイクルが多いでしょう。 手持ちの車と同車種で新型モデルが発売される情報はないか、こまめに確認して、手放すなら発売前までに素早く売却しましょう。

ローン終了のタイミング

購入時にローン契約を結んでいるなら、ローン終了時期を狙って買い替えるのもおすすめです。ローンが残っていても売却自体はできますが、ローン会社から売却の許可を得たり、その後の返済プランを提示したりしなければならず、面倒は多いです。 ローンを払い終えた後なら、所有権は完全に自分に移っているため、売却も自由に行えます。人によって何年契約かは違いますが、3年や5年程度が多いでしょう。これらの時期なら車の状態も比較的良く、高値で売れることも少なくありません。 また、完全にローンを払いきるのを待つと、一度車検を更新しなければならないことも多いでしょう。車検を更新してすぐに手放すのは、車検費用分損をしやすいため、基本的には更新前に手放さなければなりません。そのため、車検時期が迫っているなら、例外的に多少ローンが残っていても売却を考えましょう。 ローン残債が少なく、まとめて支払えるなら繰り上げ返済で一括で払い終えても構いません。ローンが残ったままの売却でも、金額が少ないなら許可は下りやすく、売却額で残債分を相殺できることも多いため、支払いにもそれほど困らないでしょう。

マイカーリースでリース満了のタイミング

車を購入ではなく、リースで使用している場合は、リース契約満了時が買い替えを検討すべきタイミングと言えます。リース契約は期間が複数ありますが、5年程度が主流でしょう。 5年契約を満了した場合、車が不要なら返却、延長して必要なら別の車に買い替えとなることが多いです。契約満了時点で購入して引き取るという方法もありますが、契約満了をひとつの機会と考え、買い替えを選択する人は多いです。

車は何年で買い替えるのがお得なのか

車の買い替えのタイミングは複数ありますが、具体的に何年が良いのか悩む人も多いでしょう。年数は買い替えを検討する際の重要な指標です。 時期が1年前後するだけで、買い替えの条件が大幅に変わることもあります。よりお得に買い替えるためにも、買い替えにおすすめな具体的な年数を知っておくことが大切です。

車検の前後

車に継続して乗るには一定期間ごとに車検の更新が必要で、この前後は買い替えのタイミングと言えるでしょう。一般的な乗用車なら、車検更新は3年、5年、7年、9年…と初回3年、以降2年ごとに繰り返されます。初回以降は2年ごとに買い替えを検討すべきタイミングが来ると考えましょう。 基本的には更新費用をかけず、車検前に売るのが良いですが、更新費用が格安で済むなら、車検後に売却する方法もあります。これは車検の残存期間は売却後も引き継がれるからで、残存期間が長いと査定額アップに繋がる場合があるからです。 ただし、基本的には査定額アップよりも費用のほうが高くなりやすいため、車検前に売るのが普通と考えましょう。

7年目の買い替えがお得

3年、2年のサイクルで車検は繰り返されますが、おすすめのタイミングは7年目、つまり3回目の車検更新前です。7年目の時点では車はそれなりに劣化していますが、まだ完全に価値がなくなるというほどではありません。 一定程度では売却額も確保でき、買い替え費用の足しにしやすいでしょう。加えて、7年目以降は市場価値の下落幅が大きく、9年目と比較すると、条件には大きな違いが出ます。 さらに早いタイミングの3年や5年で売る方法もありますが、売却額は高いものの、買い替え費用も高く付いて結果的に負担が増えることもあるでしょう。7年目は売却額や買い替えの費用をともに見てもバランスが良く、費用負担が少ない時期のためおすすめ度は高いです。

長期的に考えると13年で買い替えるとお得

短いサイクルで考えるなら7年での買い替えがおすすめですが、長いサイクルで考えるなら13年まで待つのもひとつの手です。13年目まで使うと、購入金額分は十分使いきったと言え、メンテナンスに手間やお金はかかるものの、長期的に見るとお得な場合が多いです。 いわば乗り潰した状態で、この時点なら手放してもほとんど損失はありません。13年目がおすすめなのは、これ以降は自動車税や車検時に支払う重量税がアップするからです。エコカー対象車の場合は増税対象にはなりませんが、それ以外の車は恒常的なコストアップとなるため、増税前に手放すのが得策でしょう。 ただし、自動車税の増税については、ガソリン車のみ13年で、ディーゼル車は11年で増税となるため、もう少し早めに買い替えることを検討しなければなりません。

自動車税の請求前は要注意

毎年4月1日時点で、自動車税の課税対象者が決定します。実際に支払いの通知が来るのは5月上旬から中旬、支払うのは下旬頃になりますが、4月1日に名義を持っていると、その後手放しても課税対象となるため注意が必要です。 年度末ぎりぎりに買い替えを検討している場合は、自動車税の課税も考慮して、手放す時期を決めなければなりません。

普通自動車は還付があるため月内がお得

車の買い替え時には名義の抹消登録を行い、この時普通自動車は自動車税が還付対象となります。そのため、新年度を迎えたとしても、自動車税を払いすぎになるわけではなく、残った分は月割り計算して還付されるため、損をすることはないでしょう。 ただし、還付対象となるのは廃車した翌月から年度末までの期間のため、翌月にまたがらないうちに廃車登録を完了させることが大切です。1日でも翌月にずれ込むと、還付金額が1月分減ってしまうことは理解しておきましょう。

軽自動車税は還付制度がない

自動車税の還付制度があるのは普通自動車だけに限られ、軽自動車はいつ廃車にしても還付の対象にはなりません。そのため、課税対象となってすぐに手放すと、丸々1年分損をすることになるため注意が必要です。 軽自動車の買い替えは年度中に完了させることが大切で、間に合いそうにないなら先に廃車登録だけでもやっておきましょう。1日ずれ込むだけで、1年分の税金が丸々過払いとなるため、年度末の買い替えには特に注意しなければなりません。

車をお得に買い替えるコツ

車の買い替えは時期やタイミングを合わせることはもちろん、いかにして高く売るかを考え、行動することが大切です。 買い替えの中でも、特に売却の部分は重要で、少しでも高値で売れると、新たに購入する車の選択肢も増えるでしょう。買い替え時のコツを知り、より好条件での売却を目指すことが大切です。

車はできるだけ綺麗な状態にしておく

同じ車でも、見た目の印象によって査定額が変化することは多いため、できるだけ綺麗な状態にしてから査定に出しましょう。汚いままだと印象が悪くなるため、車内は綺麗に掃除し、最低限洗車もしてから査定に出すことが大切です。 ただし、綺麗にするといっても、傷の修理までは必要ありません。修理すると査定額は上がりますが、増額は微々たるもので、修理代のほうが高くつきやすいため注意が必要です。

純正パーツやオプションパーツを見せる

車の買取では、車そのものだけではなく、パーツ単位でも評価されています。そのため、手持ちのパーツがあるなら、純正・社外品のオプションともに査定に出すと良いでしょう。特にカスタムして純正品を取り外している場合は、必ずパーツも提示することが大切です。 パーツの中では純正品がもっとも評価されやすく、これが綺麗な状態で残っていると査定額アップに繋がります。付け替える必要はないため、取り外した状態のままで持ち込むと良いでしょう。

日頃から情報収集をしておく

お得に買い替えるには情報収集は大切で、日頃から車の売買に関する情報にはアンテナを張っておきましょう。 同じ車でも、売却先の業者や時期が変わるだけで、査定額が大幅に違ってくることも少なくありません。多方面から情報を仕入れて、より好条件でお得に売れる先を見つけて、売却を決定することが大切です。

新車買い替えの狙い目は決算期

買い替えの際には、新しい車の購入にも目を向ける必要があります。新車を購入するなら、決算期である9月と3月を狙うと良いでしょう。この時期は業者は少しでも業績を上げたいと考え、販売を強化していることが多いです。 業績を上げるために、値引きをしてでも売る場合は多く、新車でも好条件で購入できることは多いでしょう。特に3月は年度の最終決算となるため、最後の追い込みで1台でも多く売りたいと考えている業者は多く、特におすすめのタイミングと言えます。

車を買い替えたら保険の切り替えも忘れずに

売却と購入の契約を済ませて、車の買い替えは終了ではありません。任意保険に加入しているなら、その切り替えも忘れずに行いましょう。 切り替えを忘れていると、新車で事故をした際に、保険が適用できないことも多いです。納車してすぐに事故というのは、意外に多いため、できるだけ早く手続きを済ませることが大切です。

手続きと保険の切り替えを混同しないように

保険の手続きは新しい車に新規契約でかけるものと、現在加入しているものをそのまま新しい車に切り替える車両入れ替えがあります。新規契約の場合は、納車日が分かった時点で手続きをすると良いですが、車両入れ替えの場合は、早くに古い車の保険を打ち切ってしまわないことが大切です。 古い車と新しい車、それぞれ自身の手元にある時点で保険がかかっているよう、手続きの時期を調整しなければなりません。古い車は手元を完全に離れるまでは保険をかけ続け、手放したタイミングで新しい車の納車日に合わせて、保険を切り替えましょう。

車の買い替えなら廃車買取がおすすめ

買い替え時にはどのような業者を利用するかも重要で、業者次第で売却の条件は変わります。比較的綺麗な状態なら、ディーラーに下取りに出しても構いませんが、劣化が進んでいるなら廃車買取がおすすめです。 廃車買取なら、ディーラーでは価値が低いと判断された、あるいは値を付けてもらえなかったものでも、好条件で買い取ってくれることが多いです。

廃車買取ならどんな車でも買取可能

廃車買取がおすすめなのは、状態に関係なく値を付けてもらえるからです。ボロボロで自走できない場合でも、パーツや素材の価値を見出し、値を付けてくれます。 加えて、レッカー引き取りや廃車手続きの代行といった、処分に関するサービスが充実していて、これらを全て無料で行う業者も多いです。手放す際のコストが不要で、少なからず資金化できるのは大きなメリットでしょう。

車を上手に買い替えて損失を避けよう

車の買い替えはいかに上手に行えるかが重要で、やり方次第では大損をすることもあります。損をしないためには、使用年数や手放す際の適切な時期、売却や新車購入のコツを知り、工夫して買い替えの工程を進めることが大切です。細かいポイントも踏まえて慎重に進め、少しでもお得に買い替えを行いましょう。

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