1972年の発売後、ホンダの基幹車種として北米、欧州をはじめ世界戦略車としてモデルチェンジが繰り返されてきたホンダのCセグメントカー、シビック。 2010年9月に、日本国内でのハッチバックの需要縮小に伴い、日本仕様車の販売を終了し、しばらくラインナップから姿を消していましたが、その後2017年9月に10代目となるシビックが再び国内で販売されるようになりました。2021年には11代目モデルへとフルモデルチェンジ、
ハッチバックの需要を考えれば大きな値引きを狙いにいきたいところですが、モデルライフ前半ということもあり、値引きのガードは固めです。 ここでは、そんなシビックでできるだけ大きな値引きを狙う方法をご紹介します。
目次
ディーラーとの値引き交渉はどう進める?
シビックでできるだけ大きな値引きを狙うなら、ディーラーとの値引き交渉の進め方がかなり重要になってきます。 とはいえ、ディーラーとの値引き交渉など何をどうすればいいのか分からない…という方も多いかと思います。 しかし、シビックの値引き交渉にはいくつかのポイントが存在し、そのポイントを踏まえて値引き交渉を行えば、シビックでしっかり値引きを狙うことができます。
ここからは、そのポイントについて詳しく見ていきましょう。
シビックとライバル車と競合させて値引きを狙う!
シビックで大きな値引きを狙うための最初のポイントは、シビックとライバル車に価格競争をさせるというものです。シビックのライバル車には、下記の車が挙げられます。
- マツダ MAZDA3
- トヨタ カローラスポーツ
- スバル インプレッサスポーツ
しかし、ただライバル車の名前を出しただけで、ディーラーが勝手に値引きをしてくれるわけではありません。シビックとライバル車との間で本気で悩んでいる姿勢をディーラーに示すことが重要です。 「シビックがいいなとは思っているんですが、MAZDA3の〇〇なところにも惹かれていて迷っています」などと、シビックにはないライバル車の強みを引き合いに出すことで、ディーラーに焦りを感じさせます。
ここで、「MAZDA3は〇〇円でした。もしシビックが△△円になるならシビックに決めます」というように希望金額を提示します。 ディーラーにあとは値引きで勝負するしかない!と思わせることができれば、シビックで大きな値引きが出る可能性が高くなります。 そのためにはシビックだけでなく、ライバル車についてもしっかりとリサーチをしておく必要があります。
シビックタイプRなら、スバルのWRX S4との競合が有効です。ライバル車を選ぶ際は、購入を検討しているシビックのグレードと同グレードのライバル車を選定するようにしましょう。
シビック同士を競合させて値引きを狙う!
シビックとライバル車を競合させての値引きに成功したら、次はシビック同士に価格競争をさせましょう。このシビック同士の競合は、シビックの値引きにかなり有効です。
ホンダディーラーは、同じ地域内に別経営のディーラーが複数あることが多いため、同じホンダディーラー同士であっても競合させることが可能です。しかし、同じ経営元のホンダディーラー同士では、 顧客情報を共有している可能性が高く、値引き交渉を行えないことがほとんどです。同じ経営元か別経営かの見分け方は、 ホンダカーズ〇〇の〇〇の部分を見て判別しましょう。ここが異なれば別経営ということになるので、競合をさせることができます。
「シビックを買おうと思っていますが、一番安い店舗で買いたいです。さっき行ったホンダでは〇〇円でした。これより安くなりますか?」と直球でOKです。シビック同士を競合させての値引きで重要なのは、 できるだけ多くのディーラーを回り、できるだけ多くの見積もりをもらうことです。 たくさん見積もりを持っていた方が戦える手札が多いということになるため、行ける範囲であれば隣県まで足を運んでみることをおすすめします。最終的に値引きが大きいディーラー同士に価格競争をさせれば、より大きな値引きが狙うことができます。
シビックの値引きが緩む時期は?
次のポイントは、シビックの値引きが緩む時期を狙うというものです。 シビックに限らず、新車には値引きが緩みやすい時期というものが存在し、それが1月中旬~3月末までの年度末決算期、8月中旬~9月末までの中間決算期の年に2回ある決算期です。 この決算期、ディーラーはメーカーから課せられたノルマを達成するため、値引きをしてでも販売台数を稼ぎたい状況となります。 そのため、この時期は決算セールが開催され、値引きが緩む傾向にあります。シビックの購入を特に急いでいなければ、この時期を狙うことで大きな値引きが期待できます。
ディーラーオプションでさらなる値引きを!
ここまで、シビックの車両本体の値引きを狙う方法についてご紹介しました。しかし、シビックの値引きは車両本体からの値引きだけでなく、 ディーラーオプションからの値引きも重要になってきます。車両本体の値引き額には上限がありますが、 ディーラーオプションからの値引きはディーラーの裁量で値引き額を決めることができるため、大幅な値引きが期待できます。シビックのディーラーオプションからの値引きは20~30%を目標にしましょう。
注意ポイント
値引きされたディーラーオプションの総額よりも、安い社外品でオプションを揃えた方が総支払額を低く抑えることができる場合があります。 どちらの方が安く済ませられるかを計算し、損をしない方を選ぶようにしましょう。
また、シビックの値引き交渉の終盤、契約直前のタイミングで「あと〇〇と〇〇を付けてくれたら契約します」と言うことで、オプションを無料サービスしてもらえる可能性があります。下記のオプションは無料サービスをしてもらえる可能性が高いため、チャレンジをしてみてください。
オプション費用無料が狙いやすいサービス一覧
- ボディーコーディング
- ドアバイザー
- キャリアシステム
- ラゲッジマット
- ラバーマット
値引き以外でシビックの購入費用を抑えるには?
ここまで、ディーラーとの値引き交渉でシビックの購入費用を抑える方法についてご紹介しました。しかし、値引き以外の方法でもシビックの購入費用を抑えることができます。 それが、今乗っている愛車をできるだけ高く買い取ってもらうことで、その分をシビックの購入資金に充てるというものです。
ここからは、愛車をできるだけ高値で買い取ってもらう方法について詳しく見ていきましょう。
ディーラーへ下取りは損?
乗り換えでシビックの購入を検討している方の中には、今乗っている愛車をそのままディーラーへ下取りに出そうと考えている方も多いかと思います。 これからシビックの値引き交渉を行う中で、ディーラーから「これ以上の値引きは厳しいですが、下取り額を上げるのでそこで調整させてください」と言われることがあるかもしれません。 値引きという方法ではなくても、シビックの総支払額が少なくなることに変わりはないため、得をしたように感じますよね。しかし実はこれ…損をしている可能性があります!
というのも、ディーラーは実際の中古車市場の相場よりもかなり低い金額を下取り額として提示してくることがほとんどです。これは、ディーラーは中古車を買い取った後の販路が少なく高価買取が難しいことや、 新車の値引き交渉の中で値引き額を大きくしてしまっても、下取り額をかなり低く見積もることでその分の利益を回収できるのが理由です。これでは、シビックの値引き交渉をどんなに頑張っても損をしているように感じますよね。
では、愛車を損なく手放すためにはどうすればいいのでしょうか。
車買取のプロに任せる!
愛車を高値で買い取ってもらうためには、中古車買取業者に買い取ってもらうことが一番です。中古車買取業者は中古車市場の相場を見た上で、愛車に適正な価格を付けてくれます。 また、中古車を買い取った後の販路が豊富なため、すぐに再販売を行うことができ、高価買取へとつなげています。
では、いざ中古車買取業者に査定に出してみよう!と思っても、どの中古車買取業者が高値で買い取ってくれるのか分からないですよね。 そんなときにおすすめしたいのが、無料一括査定サービスの利用です。無料一括査定は、一度の項目入力で複数社からの査定額をすぐに知ることができます。 一目でどの車買取業者が高値で買い取ってくれるのかを判別することができるため、一社一社をリサーチする必要のない便利なサービスです。
しかし、この無料一括査定サービスには注意しておくべき点があります。それが、複数社から一気に電話がかかってくる可能性がある、ということです。 この電話に対応することが可能で、一社一社と価格交渉をすることができる場合は全く問題ないのですが、電話が鳴り続けるのは困る…という方もいるかと思います。
そんな方には、カーネクストをおすすめします。カーネクストは全国対応の車買取業者で、無料査定フォームに必要項目を入力するだけで、すぐに査定額を知ることができます。 さらに詳しい査定額を知りたい場合も、訪問査定ではなく電話で全ての査定が完了するため、車種や年式、車の状態などをオペレーターに伝えるだけで、気軽に査定してもらうことができます。 また、カーネクストは海外への独自の販路を持っていることですぐに再販を行うことができ、高価買取を実現しています。
シビックのリセールバリューは?
最後に、シビックのリセールバリューについて見ていきましょう。3年落ちの車種はシビックに限らず、およそ50%価値が下がると言われていますが、 リセールバリューを高くする方法は存在します。シビックの購入時にも役立つ情報かと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
ボディカラー編
リセールバリューを大きくするためには、シビックの人気カラーを選んでおくことをおすすめします。シビックのリセールバリューから見たおすすめカラーは、 「ホワイトオーキッドパール」と「クリスタルブラックパール」です。リセール時にすぐに買い手が見つかる、 白や黒のようなオーソドックスなカラーは需要が高く、相場が安定するためおすすめです。特にボディカラーにこだわりがない場合は、この2色を選んでおくのが無難でしょう。
しかし、スポーツ色の強いシビックハッチバックでは、ボディーカラーによるリセールバリューの差は小さくなっています。その中でも特に6速モデル、タイプRはリセールバリューの差はほとんどないものと考えていいでしょう。
グレード編
シビックの人気グレードはハッチバックのCTV車で、販売台数の約6割強を占めています。リセールバリューから見たおすすめグレードは、ハッチバックの6速MT車です。 このハッチバックのMT車は、タイプRよりも初期費用を安く抑えることができ、リセールバリューも高いため、売却時の損失額を抑えることができます。
しかし、長く乗れば乗るほどリセールバリューによる損失は小さくなるので、長く乗る場合はハッチバックのMTとタイプRのリセールバリューは逆転する可能性が高いです。
まとめ
シビックの値引き額を大きくする方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?ディーラーとの値引き交渉に自信がないという方も、 ご紹介したポイントを踏まえればスムーズに値引き交渉を行うことができるはずです。この記事の内容を参考に、シビックを限界値引き額に近い金額でゲットしてください!