「パレット」の後を受け継ぐニューモデルとして2013年3月に発売が開始され、現在2代目となるスズキの軽スーパートールワゴン、スペーシア。2017年12月14日にフルモデルチェンジを実施し、ボディが軽量化したことによって燃費が大幅に向上し、室内スペースの拡大や安全装備が充実したことなどが大きな特徴となっています。2022年にはスペーシアシリーズで初めての商用モデルスペーシアベースが登場しました。
スペーシアの値引きは少し厳しめとされていますが、20~25万円の値引き実例があるので、十分に値引きは狙えます。ここでは、そんなスペーシアの値引き額を少しでも上げる方法をご紹介します。
目次
ディーラーとのスペーシアの値引き交渉術
スペーシアの値引き額を少しで大きくしたいなら、当然、ディーラーとの交渉が必須となります。とはいえ、値引き交渉など滅多にするものでもないし、どう進めればいいのか分からない…という方もいるかと思います。
スペーシアの値引き交渉には抑えておくべきポイントが存在し、このポイントを活かすことができれば、値引き交渉をスムーズに進めることができます。では、そのポイントとは一体何なのか、詳しく見ていきましょう。
スペーシアとライバル車を競合させて値引きを狙う
スペーシアにはライバル車と言われる車が存在します。そんなライバル車とスペーシアに価格競争をさせることが、スペーシアの値引き額を大きくするためにはかなり有効です。スペーシアのライバル車として挙げられるのは、下記の車です。
メーカー | 車名 | 新車価格帯 |
スズキ | スペーシア | 1,533,400円~1,518,000円 |
ホンダ | N-BOX | 1,468,500円~2,288,000円 |
ダイハツ | タント | 1,353,000円~1,771,000円 |
マツダ | フレアワゴン | 1,394,800円~2,059,200円 |
ここで重要なのは、単にライバル車を引き合いに出して値引きを狙っているな、とディーラーに思われるのではなく、スペーシアとライバル車との間で本気で迷っていると思わせることです。そのためには、各ライバル車の強みを把握しておかなければなりません。下記のものを強みとして把握しておくといいかと思います。
ライバル車の強み
- N-BOX:最先端予防安全性能が標準装備、人気の高さ
- タント:助手席側の使い勝手の良さ、ミラクルオープンドア
ディーラーには、「スペーシアをいいなと思っているんですが、N-BOXは新しいし、人気も高いから迷っていて…N-BOXは〇〇円だったのでスペーシアが△△円になるなら、 スペーシアにしようと思っています」という風に、希望金額を提示します。ディーラーに、あとは値引きで勝負するしかない!と思わせることが重要です。フレアワゴンはスペーシアのOEM車で性能等はほぼ同じになります。姉妹車として競合もしやすいので、見積もりとって値引き交渉するといいでしょう。
スペーシア同士で価格競争をさせて値引きを狙う
スペーシアとライバル車を競合させての値引きに成功したら、次はスペーシア同士をぶつけましょう。スズキは一つの都道府県に複数のディーラーが存在しているため、値引き交渉がしやすくなっています。「スズキ〇〇」の〇〇の部分が違えば別法人ということになるため、スズキ同士であっても競合させることが可能です。違う店舗であっても同じ法人が経営している場合、顧客情報などを共有していることがあり、値引きに応じてくれない可能性があるため注意しておきましょう。
値引き交渉は、「スペーシアを買おうと思ってるんですが、一番安い店舗で買いたいです。さっき行ったスズキでは〇〇円でした。それより安くなりますか?」と直球勝負でOKです。少し手間はかかりますが、なるべく多くのディーラーを回り見積もりを出してもらうことで、値引き額が大きくなる可能性が高くなります。もしお住いの都道府県内に別法人のディーラーが少ない場合は、行ける範囲であれば隣県まで行くのもいいかと思います。
ディーラーオプションで値引きを狙う
ここまで、スペーシアの車両本体の値引き額を上げる方法をお話ししました。しかし、新車を購入する際、他にも必要となるものがありますよね…それがオプションです!スペーシアの車両本体の値引きには上限があるのですが、ディラーオプションに関しては、ディーラーの裁量で値引き額を決定することができるので、大きな値引きが期待できます。スペーシアのディーラーオプションの値引きの相場は15~20%くらいです。
オプション費用無料が狙えるサービス
- カーナビ
- ボディーコーディング
- メンテナンスパック
これらのものはディーラーの利益率が高いため、値引きの狙い目です。また、値引き交渉の終盤、契約直前のタイミングで「〇〇と〇〇を付けてくれたら契約します」と言うと、オプションを無料でサービスしてくれる可能性があります。ぜひ一度、チャレンジしてみてください。
注意ポイント
ディーラーオプションの値引き額より、安い社外品でオプションを揃えた方が総支払額が少なくなる場合もあります。どちらの方が総支払額が安くなるのかを計算しておくようにしましょう。
スペーシアの購入費用を抑える
ここまで、ディーラーとの値引き交渉でスペーシアの値引き額を上げるためのポイントについてお話ししました。しかし、スペーシアの購入費用を抑える方法は、値引きだけではありません。それが、今乗っている愛車をできるだけ高く売る、というものです。その方法について、詳しく見ていきましょう。
ディーラーへの下取りは損?
スペーシアの購入を考えている方の中には、今乗っている愛車をそのままディーラーに下取りに出そう、と思っている方も多いかと思います。これからスペーシアの値引き交渉に臨む際、ディーラーから「これ以上の値引きは厳しいですが、下取り額をあげるのでそこで調整させてください」と言われることがあるかもしれません。総支払額が少なくなることに変わりはないため、一見得をしたように感じられますよね。しかし…実はこれでは損をしてしまうのです!
一体どういうことかと言うと、ディーラーは実際の中古車市場の相場よりも、かなり低い金額を下取り額として提示してくるのです。これは、値引き交渉の中で大きな値引きをしてしまっても、下取り額をかなり低く見積もることで、その分の利益を回収しようとするためです。これでは、どんなにスペーシアの値引き交渉を頑張っても意味がないですよね。では、どうするのがよいのでしょうか。
中古車買取店へ査定に出す
愛車をできるだけ高く売り、スペーシアの購入資金の足しにするためには、中古車買取店に愛車を買い取ってもらうことが一番です。中古車買取店は、中古車市場の相場を見た上で適正な価格をつけてくれるため、損なく愛車を手放すことができます。一度、ディーラーの下取り査定額と中古車買取店の査定額を比べてみると、その差がはっきりするかと思います。
ではいざ、中古車買取店へ査定に出そう!と思っても、数ある業者の中から、どうやって高価買取をしてくれるところを見つければいいのか分からないですよね。そんな方におすすめしたいのが、無料一括査定の利用です。無料一括査定を利用すれば、必要項目を一度入力するだけで複数社の査定額を見ることができ、高価買取をしてくれる業者を一目で判別することができます。
しかし、この無料一括査定には、複数社から一気に電話がかかってくるという注意点があります。この電話に対応し、きちんと業者を選べるのであれば全くは問題ないのですが、電話が鳴り続けるのは困る…という方もいますよね。
そんな方には、中古車買取業者のカーネクストをおすすめしています。カーネクストは、日本車の需要が高まっている海外への独自の販路を持っているため、愛車を高値で買い取ってくれる可能性が高いです。また、訪問査定ではなく電話で全ての査定が完了するため、気軽に査定額を聞くことができます。
まとめ
スペーシアの値引き額を大きくする方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?ディーラーとの値引き交渉に不安がある方も、ご紹介したポイントを踏まえれば、スムーズに値引き交渉を行うことができるはずです。ぜひ実践して、限界値引き額でスペーシアをゲットしてください!
車の買い替えを検討しているなら?
今の車を処分して新車への買い替えを検討している場合は、今の車を高く売ることでトータルコストを抑えることが可能となります。そこで重要なのが、海外に販路を持つ中古車買取業者に買取を依頼することです。
近年、海外での日本車の需要が上昇し、中古車であっても日本車は海外で高値で取引されるようになりました。そのため、海外への販路を持つ中古車買取業者であれば、高値で買い取ることができるのです。
カーネクストは海外への独自の販路を持っているため、低年式車や過走行車であっても高値でお買取できることもあります。ぜひ一度お問い合わせください。