ダイハツ工業が10月26日から開催されるJAPAN MOBILITY SHOW 2023で展示するコンセプトカーの一つに、現行モデルで購入できる唯一の軽オープンカーであるコペンの登録車モデルを展示すると公表し、話題になっています。コペンはコストパフォーマンスが高い上に、ボディの軽量化も適うことからスポーツ性能が高く、コペンクラブ(Copen Club)というコペンファンの集うコミュニティもあるほどの人気車種です。
こちらでは、2002年の初登場から20年以上経過した今も人気の高い、コペンの最新リセールバリュー情報とリセールバリューが高い理由について詳しく解説します。
最新のコペンのリセールバリューとは
現行モデルのコペンは2014年に登場した2代目モデルです。スポーツカーとしての走行性能をさらに高めたコペンGR SPORTモデルも2019年に追加されて、現行モデルは4タイプから選択可能です。コペンは気軽に乗れて親しみのある軽オープンカーとして、幅広いユーザーからの人気を獲得しています。こちらでは、コペンの最新リセールバリュー情報をご紹介します。
リセールバリューって何のこと
リセールバリューとは、車の価値を表す指標の一つです。リセール(再販)バリュー(価値)という言葉の意味のように、新車を購入して数年後再販する時に、その車は新車の価値に対してどのくらい将来的に価値を維持することができるかを表しています。将来残っている価値のことを示すため、残存価値と言われることもあります。
例えば2020年に新車購入した車を3年後の2023年に手放す時、当時新車価格100万円で購入し、3年後に70万円で再販できたとすると、その車のリセールバリューは3年で70%となり、かなりリセールバリューが高い車となります。リセールバリューの平均は、3年で50~60%、5年で40~50%、7年で20~30%と言われていて、10年経過の場合は0~10%となっています。
コペンのリセールバリュー
では、最新のコペンのリセールバリューはどうなっているのでしょうか。
コペン3年落ちのリセールバリュー(2020年モデル)
モデル グレード / トランスミッション | 新車価格 | リセールバリュー |
Robe / AT | 188万円 | 67% |
Cero / AT | 194万円 | 73% |
Cero / MT | 196万円 | 75% |
Cero S / AT | 214万円 | 69% |
GR SPORT / 5MT | 243万円 | 64% |
コペン5年落ちのリセールバリュー(2018年モデル)
モデル グレード / トランスミッション | 新車価格 | リセールバリュー |
Robe / AT | 188万円 | 65% |
Robe / MT | 190万円 | 59% |
XPLAY / AT | 188万円 | 58% |
XPLAY S / AT | 209万円 | 56% |
Cero / AT | 194万円 | 60% |
Cero S / MT | 216万円 | 61% |
コペン7年落ちのリセールバリュー(2016年モデル)
モデル グレード / トランスミッション | 新車価格 | リセールバリュー |
Robe / AT | 188万円 | 54% |
Robe S / AT | 209万円 | 38% |
XPLAY / AT | 188万円 | 51% |
XPLAY / MT | 190万円 | 43% |
Cero / AT | 194万円 | 51% |
コペンのリセールバリューが高いグレードは
2002年に初代が登場し、2014年に2代目へとモデルチェンジをしたコペンの特徴が、外板の着脱が可能な構造による着せ替え可能なエクステリアデザインとなっています。2015年以降交換用ドレスパーツとして、量販用のベースとなるRobe(ローブ)から、初代コペンのデザインを踏襲したような丸目ヘッドランプのCero(セロ)、ストリート仕様のXPLAY(エクスプレイ)が登場しました。トヨタ自動車のコラボレーションモデルであるGR SPORTがコンセプトモデルとして登場後、2019年に市販化されたため、コペンGR SPORTも人気があります。
コペンは他車種の平均リセールバリューと比べると、およそ10%程度高い傾向にあり、買取価格も高くなることが予想されます。中でもリセールバリューが高い人気のドレスパーツモデルが、Cero(セロ)です。Cero(セロ)は、初代モデルのデザインを踏襲した丸目ヘッドランプデザインが特徴的で、流線形というよりも豊かな曲面を持つエクステリアは、前傾した雫がきびきび動くようなイメージとなっています。
コペンのリセールバリューが高いグレードは
2002年に初代が登場し、2014年に2代目へとモデルチェンジをしたコペンの特徴が、外板の着脱が可能な構造による着せ替え可能なエクステリアデザインとなっています。2015年以降交換用ドレスパーツとして、量販用のベースとなるRobe(ローブ)から、初代コペンのデザインを踏襲したような丸目ヘッドランプのCero(セロ)、ストリート仕様のXPLAY(エクスプレイ)が登場しました。トヨタ自動車のコラボレーションモデルであるGR SPORTがコンセプトモデルとして登場後、2019年に市販化されたため、コペンGR SPORTも人気があります。
コペンは他車種の平均リセールバリューと比べると、およそ10%程度高い傾向にあり、買取価格も高くなることが予想されます。中でもリセールバリューが高い人気のドレスパーツモデルが、Cero(セロ)です。Cero(セロ)は、初代モデルのデザインを踏襲した丸目ヘッドランプデザインが特徴的で、流線形というよりも豊かな曲面を持つエクステリアは、前傾した雫がきびきび動くようなイメージとなっています。
コペンのリセールバリューはどうして高いの
前項では、コペンの最新リセールバリューをご紹介しました。コペンのリセールバリューは、一般的な自家用車のリセールバリュー平均の3年で50~60%、5年で40~50%、7年で20~30%に比べて、3年で65~75%、5年で55~65%、7年で35~55%と約10%程度高い傾向にあります。なぜコペンのリセールバリューは高いのでしょうか。
現行車で唯一の軽オープンカー
2023年10月現在、新車で購入できる軽自動車オープンカーはダイハツのコペンと、OEM供給を受けているトヨタのGRコペンのみです。以前はホンダのS660も同じ軽オープンスポーツカーとして競合していましたが、2022年3月に販売を終了したため、同クラスの競合車種は存在していません。そのため乗り回しもしやすく親しみのある軽オープンカーの需要が、すべてコペンに集中することで人気を高めています。軽自動車は維持コストパフォーマンスが高く、車重が軽いことで燃費が良くなる点や、車の維持に欠かせない軽自動車税が年額10800円と一律で決められていて、普通登録車の最も総排気量が少ない車(1.0L以下)25,000円と比べてみてもかなり抑えられるため、セカンドカーとしても人気があります。2シーターのオープンカーとなると一台目には難しいと感じる方にも、軽規格だからこそ選びやすいという点がさらにコペンの人気を高くする理由となっています。
クラシカルなデザインは女性やシニアドライバーからも人気
オープンカーやスポーツカーのイメージというと、趣味性が高く、普段使いよりもレースシーンや走りに重きを置くユーザーが多い印象を持たれやすいでしょう。「レカロシート」や「MOMOステアリング」などの走りに特化したオプションや外付けパーツ、硬めの乗り心地やダウンサスなど、走りにこだわりを持つユーザーのための車ではと思われるかもしれません。コペンにもトヨタ自動車とのコラボレーションモデルでスポーツ性能を高めたGR SPORTがあり、スポーティなコックピットや機能性の高さが人気となっています。しかし、コペンはオープンカーやスポーツカーという面も持っているものの、親しみのある丸い曲面のエクステリアデザインや、取り扱い易いトランスミッションを搭載していることにより、今までにオープンカーやスポーツカーには触れようとしなかった新しいユーザーを取り込むことに成功しています。特に軽自動車は維持や所有の負担が登録車に比べて抑えられていることもあり、挑戦がしやすいという点もあります。獲得したユーザー層の幅の広さは、コペンが中古車市場でも人気となった要因になっています。
コペンの買取査定をプラスにするには
新車で購入後し将来的に買換えを検討する際、コペンを売却するのであれば元々の高いリセールバリューを活かして、高価買取を狙いたいですよね。こちらでは、コペンの買取査定額をさらにプラスにするためのポイントをご紹介します。
スポーツカーなど特定車種の需要がある車買取業者を選ぶ
コペンは、年数が経過したモデルであっても人気があるため、リセールバリューが落ちづらい車です。しかし買取業者の選び方次第で、年数経過車は低い買取査定額になる可能性があります。コペンの価値を知るユーザーや買取業者でなければ、年式の古い軽自動車としての買取対応になってしまうためです。コペンは初代モデルから、時期や台数を限定したアニバーサリーモデルや期間限定クーペなどが販売されており、その希少性を知っているファンにとっては高い価値のある車両です。スポーツカーやオープンカー、ネオクラシックカーなどを専門としている中古車販売業者は、購入を希望する顧客を抱えているため、需要のあるコペンの買取に力をいれています。再販時高く売れる車だからこそ、高い買取査定額をつけることができるのです。
事故車も買取価格が高くなる業者を選ぶ
コペンは軽オープンカーであり、スポーツカーの側面ももっています。2代目モデル以降は、上位グレードのSグレードにはレカロシートや足回りにビルシュタイン製ショックを搭載するなど走行性能を高めたモデルも販売されています。そのため、サーキットコース等で使用されている車体もあり、中には衝突によってピラー部分に損傷があったり、事故によって骨格に関わるパーツを交換している車体もあります。このような状態の車は事故歴のある車となるため、一般的な中古車買取店では買取査定が下がってしまうことがほとんどです。特に、事故によって不動車になってしまったり、事故後の修復が困難な車は、買取自体を断られてしまうことも少なくありません。ただし、事故車や不動車、故障車といった中古車としての再販が難しい車も、パーツ取りでリサイクルが可能な業者や海外でパーツの輸出販売ができる業者などに売却をすれば、買取をしてもらえて、人気車種の手放し時に損をすることがありません。
まとめ
こちらでは、コペンの最新リセールバリュー情報について、まとめてご紹介しました。コペンのリセールバリューは、一般的なリセールバリューの平均値に比べても高く、特に5年、7年と年数が経過しても維持することができています。コペンにはファンも多く、需要の高い買取業者に売却をすることで、高いリセールバリューを活かした査定結果を得ることも可能です。もしもコペンを売却する時は、その人気を活かすことができる買取業者を見つけて、複数社に相見積をとってみることをおすすめします。
ポイント
カーネクストは全国各地の中古車販売業者や中古車パーツ取り扱い業者への販路を多数保有しており、コペンが高く売れる販路をすぐに探すことができるため、コペンの高価買取を実現しています。また、カーネクストには実車査定がなく、査定から契約までの全てが電話で完結するため、忙しい方でも利用していただきやすいのが特徴です。買取時の面倒な書類手続きなども全て無料で代行いたしますので、お気軽にカーネクストまでご相談ください。