故障・修理

ナンバープレートが破損したら、修理は可能?交換にかかる費用とは?

事故を起こせばいろいろな部分が故障する可能性がありますが、注意が必要なのがナンバープレートの破損です。公道を走るにはナンバープレートは必須であり、これが破損していると、つけていないとみなされ違反となります。破損した場合はどうすれば良いのか、対処法を知っておきましょう。

※なお、事故により車を処分される場合は、事故車の買取もできるカーネクストでお手続きされれば、ナンバープレートが無い状態でも手続きが可能ですので、その点はご安心ください。

ナンバープレートを事故で破損した際の対処法

ナンバープレートは、破損した状態で公道を走ると違法になるため、素早く対処しなければなりません。対処法はいろいろありますので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。どの方法で対処するかによって、何をすれば良いのかは異なります。それぞれの方法を知って、どのように対処するのかを把握しておきましょう。

普通自動車の場合

ナンバープレートの破損の対処方法は、車種によって異なります。普通自動車の場合は、大きく3つの方法が考えられますので、それぞれの方法を理解しておきましょう。

ナンバープレートを新しく交換する方法

ナンバープレートが破損した場合、現行のナンバーを使うのではなく、新しいものを再交付することが可能です。運輸支局か自動車検査登録事務所に行けば、ナンバープレートの再交付が可能であり、それを取り付ければ公道を走れるようになります。 ナンバープレートを再交付するには、車を持ち込まなければなりませんが、破損した状態ではこの間の移動も違法となるので注意しましょう。車の移動はレッカーを使って輸送してもらう、あるいは仮ナンバーを取得して、持ち込むのどちらかになります。

同じナンバープレートを再作成する方法

破損したナンバープレートと同じナンバーで再作成する場合も、運輸支局か自動車検査登録事務所で申請をおこないます。申請には自動車登録番号標再交付申込書、車検証と返納するナンバープレートが必要です。必要書類と再作成されるナンバープレートの代金を支払えば手続きは終了です。 再交付は当日中に新しいナンバーがもらえますが、再作成の場合は受け取りまでに時間がかかります。約1週間程度かかりますので、すぐに使用を再開したいのであれば、再交付か仮ナンバーを取得するなどで間を繋ぎましょう。

ナンバープレートの修理を依頼する方法

ナンバープレートは、ほかの故障箇所と同様、修理工場で直してもらうことができます。修理の場合は再交付、再作成のように書類の提出が必要ありませんので、業者に連絡して修理してもらうだけで済みます。ただし業者に依頼して引き取ってもらう場合は、レッカー代がかかる可能性があるので注意が必要です。 運搬費をかけたくないなら、無料引き取りの業者を探すか、仮ナンバーを取得して自身で修理工場まで持ち込みましょう。工場の混雑具合にもよりますが、修理期間は数日と考えなければなりません。すぐに車が必要でないなら、修理に出すのがおすすめです。

軽自動車の場合

軽自動車の場合は、普通自動車とナンバープレート破損時の対処法が少し違っているので注意が必要です。修理工場に依頼する場合は軽自動車も変わりませんが、ナンバーの再交付、あるいは再作成については細部が違っています。軽自動車ならではのポイントを理解して、普通自動車の方法と混同しないよう注意しましょう。

ナンバープレートを新たに交換する方法

ナンバープレートを再交付する場合は、軽自動車は軽自動車検査協会で申請します。申請場所が普通自動車とは違っているので、間違えないよう注意しましょう。ナンバープレートの再交付には、車検証、ナンバープレート、印鑑が必要です。 また、軽自動車税申告書、自動車検査証記入申請書も必要ですが、これらは当日窓口で入手できます。再交付の場合は、普通自動車同様、当日の受け取りが可能です。

同じナンバープレートを再作成する方法

同じナンバープレートを再作成する場合も、軽自動車検査協会で申請をおこないます。申請には車検証、ナンバープレート、印鑑、さらに窓口で入手する番号標再交付申請書が必要です。再作成の場合も、普通自動車同様に申請から受け取りまで1週間程度かかりますので、その間に車が必要な場合は、仮ナンバーを取得するなどで対処しましょう。

ナンバープレートの交換にかかる費用

ナンバープレートの作成には費用がかかり、これは再交付や再作成の場合でも同じです。また修理の場合も同様に修理代金がかかりますので、それらの費用を把握しておきましょう。必要な費用は、方法や車種によって異なります。

普通自動車の場合

普通自動車の場合、ナンバープレートは再交付、再作成ともに約2,000円程度です。これは都道府県やナンバープレートの種類によって金額が変動するので注意が必要です。また再作成の場合は、前面のみなど1枚の作成で済む場合は、費用は安く済みます。

軽自動車の場合

軽自動車の場合は、ナンバープレートの種類によって費用が大きく違ってきます。ペイント式であれば約750円、字光式だと約2,400円、希望ナンバーだと約2,100円程度かかります。またこれは1枚あたりの金額であり、前後両面を変える場合は、さらに倍の金額がかかるので注意しましょう。 もっとも高額になるのは、希望ナンバーで字光式のものです。この場合、1枚で約3,300円程度かかりますので、費用を安く済ませたいならペイント式がおすすめです。

修理を依頼した場合

修理の場合は、料金は業者によって異なりますが、3,000~5,000円程度であることが多いです。これは普通自動車、軽自動車ともに共通しています。業者ごとの値段の設定は異なりますし、作業のスピードや入庫、納車などのサービスも違うため、料金だけではなく、手厚いサービスで楽に修理できる業者を選びましょう。

自分にあった対処法を選択しよう

ナンバープレートが破損した場合の対処法はいろいろあり、どれを選ぶかは自由です。どの方法であっても、きちんとナンバープレートが備え付けられていれば問題はありません。ナンバープレートが破損すると、公道を走れず不便ですので、自分に合った方法で素早く対処しましょう。

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