購入

MTが不人気車になる要因|購入がおすすめな理由と注意点

車は大きく「MT(ミッション)」と「AT(オートマ)」に分けられ、MT車は不人気になりつつあります。MT車にはAT車にはない魅力が隠されていますが、なぜか不人気車とされています。なぜ不人気になるのか理由を知り、隠された購入メリットを理解しましょう。

MTが不人気車になるのはなぜなのか

MT車

MTが不人気になってしまうことには原因があり、大きく2つに分けられます。車が発売された当初はMTが主流であり、歴史で言えばMTのほうが古く、長く愛されてきたはずです。にも関わらず、不人気になってしまうのはなぜなのか、理由を把握し、不人気になった背景を理解しておきましょう。

クラッチの操作が複雑

クラッチはMTだけに搭載されている装備であり、ギアをチェンジする際には、クラッチの操作をおこなわなければなりません。ATにずっと乗ってきた人にすると、クラッチの操作が複雑で分かりづらく、運転が難しいと感じることが多いようです。 ATならアクセルを踏みっぱなしでスムーズに加速できますが、MTは速度に応じてギアを変えなければならず、ギアチェンジに失敗してエンストすることもあります。操作の複雑さに加え、失敗した際のリスクも高いことから、不人気車のひとつに数えられています。

AT限定免許の人が多い

現在販売されている車はATがメインであり、AT限定の免許しか持っていない人も多いのが現実です。免許はMTとAT限定の2つに分けられ、AT限定だとそもそもMTを運転することはできません。限定解除するためには、再度試験を受けなければならず、面倒に感じてAT限定のままにしている人も多いでしょう。 自動車メーカーで販売している車もATが主流で、MTはほとんど販売されていません。MTに触れる機会も減り、かつAT限定の免許でも不自由しないことも、MTが不人気になった理由に関係しているでしょう。

MTの不人気車がおすすめな理由

車と女性

MTは不人気車であり、操作性の難しさから敬遠されることも多いですが、実はおすすめ度は高いのです。不人気車だからこその購入メリットはあり、加えてMTということでもメリットはさらに広がります。MTは数が少なく、少数派でもありますが、不人気なMTにあえて乗るメリットを知りましょう。

AT車より車体本体価格が安い

MTはATより車体本体価格が安く、コストを抑えて購入が可能です。かつてはMTのほうが価格は高い傾向にありましたが、需要が減ったことにより価値は逆転し、格安で購入できるものも少なくありません。不人気車は購入価格の安さが魅力ですが、MTという要素が追加されることで、さらに価格は下がり、手を伸ばしやすくなるでしょう。

故障した時の修理代が安い

MTは故障した時の修理代が安く、ATに比べると維持費も安く済む傾向にあります。操作性の難しさから故障のリスクを心配する人も多いことでしょう。しかし修理は比較的しやすいため、それほど心配しなくても大丈夫です。 どれだけ気をつけて運転していても、事故のリスクは多少は抱えているため、修理コストが低いのは大きな魅力と言えます。

自分で操作する楽しさが味わえる

MTはギア操作を自分でおこなうことが大きな特徴であり、操作が複雑な分、操作性は高いのです。加速や減速に伴うギア操作が必要なだけではなく、スピードを自身でコントロールできるため、運転の自由度は高くなります。 また、上手に操作することでスピードコントロールはスムーズになり、運転時の快適性も増します。運転技術が出やすい車とも言えるため、腕に自信がある人にもおすすめです。

ペダルの踏み間違いがない

MTは操作が複雑なだけに事故リスクが高いように思われがちですが、ペダルの踏み間違いがないことから事故のリスクは意外にも低いです。MTを動かすにはクラッチを踏まなければならず、これをクラッチを切ると言います。 クラッチを切った状態でギアを操作し、クラッチペダルを操作してクラッチを繋ぐことで、タイヤに動力が伝わり車が動くため、クラッチを切っていれば誤発進する心配もありません。ふとした気のゆるみでペダルを踏み間違えたとしても、車は動かないため、事故を防ぐことができ、安全性は高いと言えるのです。

MTの不人気車を購入するときの注意

注意点

MTの不人気車はおすすめですが、購入時には注意点もあります。MTで不人気だからといって、すべてがお買い得とは限らないため注意が必要です。本当に購入メリットがあるかは、車ごとに違います。購入時の注意点を知り、メリットの高いMTを上手に選びましょう。

古すぎる車は選ばない

古い車は価格が安く、一見お得に購入できるように思われがちですが、劣化している可能性が高いため、避けなければなりません。車は長く使用することでどんどん劣化し、故障のリスクも高くなります。古い車はそれだけで故障リスクを抱えており、さらに使用状況によっては劣化の度合いが激しい場合もあります。 いかに修理代が安いといっても、修理箇所が増えるとメンテナンスの費用は高くなり、損をする可能性が高いです。現在はATが主流のため、MTは古い車も多いですが、あまりに古すぎるものはリスクが高いことは理解しておきましょう。

クラッチ板の消耗をチェックする

MTを購入する際には、クラッチ板の消耗具合をチェックしておきましょう。クラッチ板が消耗しきってしまうと、タイヤに動力を伝えることができず、動かせなくなってしまいます。使用によって少しずつ消耗しますが、前所有者が半クラッチを多用して運転している場合、消耗具合が激しい可能性が高いため注意しなければなりません。 クラッチの交換は費用が高く、作業工賃を含めると10万円以上する場合が多いです。購入後のメンテナンス費用を抑えるためにも、消耗が少ないものを選びましょう。

MTに乗ってその魅力を体感しよう

MTは少数派であり、現在では乗っている人は限られていますが、根強いファンがいるということは、それだけ魅力的ということです。MTはATにはない操作性の高さや運転の自由度があるため、実際に乗って魅力を体感し、購入を検討してみましょう。

現車確認なし

簡単20秒で無料査定

愛車高く売るならカーネクスト!

0120-301-456 営業時間8:00~22:00 WEB査定はこちら 24時間受付中!!

-購入