手続き

中古車に関する手続きの必要書類。購入から売却までに必要なもの

中古車を購入する際には、単に代金を支払えばよいだけではなく、提出しなければならない書類がさまざまあります。また購入時だけではなく、売却時にも必要書類はたくさんあり、それらを把握しておくことが大切です。中古車の売買をスムーズに進めるためにも、必要書類を把握して、事前の準備を徹底しておきましょう。

中古車購入時の必要書類

中古車の購入にはさまざまな書類が必要であり、それらを揃えておかなければスムーズに購入が進められないので注意しなければなりません。中古車を購入する際には、車の状態をしっかり見極めるだけではなく、書類などの事前の準備も大切です。 せっかく気に入った車を見つけても、書類の準備がうまくいかないことでチャンスを逃してしまう可能性もあります。また中古車の購入に必要な書類は、車の種類によっても異なります。購入する車の種類に合わせて、どんな書類が必要なのかを把握しておきましょう。

すべての車に共通して必要な書類

中古車の購入にはさまざまな書類が必要であり、車の種類によって準備すべき書類は異なります。しかしすべての場合で共通する書類もあり、それが車検証、自賠責保険証、委任状の3点です。これら3点は中古車の購入には絶対に必要ですが、自分で用意するのではなく販売店で用意してもらえるものです。 事前の準備は必要ありませんが、購入後には必ず受け取らなければならないものですので、購入契約時に店舗で用意されているか確認しておきましょう。

普通自動車購入の場合

普通自動車を購入する場合は、実印と印鑑証明書、車庫証明書の3点が必要です。実印は印鑑登録をした印鑑であり、印鑑証明書はその印影を登録したものを用意しましょう。また、印鑑証明書は発行から3カ月以内のものでなければなりませんので、早めに準備する場合は有効期限に注意が必要です。 車庫証明書は自分で取得するだけではなく、販売店で代行して取得してもらうこともできます。販売店に代行してもらう場合は、手数料が15,000円程度かかるので注意しましょう。

軽自動車購入の場合

軽自動車を購入する場合は、普通自動車より必要な書類は少ないです。必要なのは印鑑と住民票の2点であり、印鑑は認印でも可能です。普通自動車の場合は実印でなければなりませんが、軽自動車は認印で構わないため、印鑑証明書の取得も必要ありません。住民票は交付から3カ月以内のものを準備しなければなりませんので、有効期限には注意しましょう。

ローンで購入する場合

中古車購入は現金などでの一括払いだけではなく、ローンでの支払いも可能です。ローン払いを選択した場合は、本人確認書類、収入を証明する書類、車の購入を証明する書類、銀行印などが必要です。ローンは銀行のマイカーローンだけではなく、各ディーラーが扱うローンも利用できます。 ディーラーのローンのほうが、少ない書類で契約できますのでより便利でしょう。ローン払いの場合は審査がありますので、書類が揃っていても審査に通らなければ利用はできないため注意しなければなりません。

中古車を登録するときの必要書類

中古車は購入時だけではなく、使用を開始するためにもさまざまな書類が必要です。車は単に持っていれば使用できるわけではなく、名義を登録しなければなりません。中古車を購入しただけでは、名義の登録はできていない状態ですので、その登録のための書類が必要です。登録に必要な書類も、場合によって異なりますので、状況に応じた必要書類を把握しておきましょう。

所有者と使用者が同じ場合

購入者自身が使用するなど、所有者と使用者が同じ場合は、新規検査と新規登録が必要です。それぞれ一時抹消登録証明書、自賠責保険証明書、自動車重量税納付書、申請書、手数料納付書、定期点検整備記録簿、自動車検査票、譲渡証明書、所有者の実印と印鑑証明書が必要です。 また所有者の車庫証明書も必要であり、これは交付から1カ月以内のものでなければなりません。新規検査などは、普通自動車の場合は運輸支局、軽自動車の場合は軽自動車検査協会でおこないます。

所有者と使用者が違う場合

所有者と使用者が違う場合は、新規登録と新規検査の必要書類に加えて、使用者の住民票または印鑑証明書、印鑑、車庫証明書、委任状などが必要です。これらは所有者ではなく、使用者のものが必要です。自分で購入して自分で使う場合でも、ローン払いを選択した場合は、所有者はローン会社になります。ローンを返し終わるまでは、所有権はローン会社にあるので注意しましょう。

中古車を名義変更するときの必要書類

中古車は名義変更をする際にもさまざまな書類が必要です。必要書類は普通自動車と軽自動車では違いますので、それぞれで必要な書類を把握しておきましょう。

普通自動車の場合

普通自動車の場合、譲渡証明書、新旧所有者の印鑑証明書、新旧所有者の委任状、車検証、新使用者の車庫証明書が必要です。これらは業者に依頼して名義変更をしてもらう際に必要な書類です。自身で手続きをおこなう場合は、さらに手数料納付書、自動車税・自動車取得税申告書、申請書(第1号様式)も必要になります。 普通自動車の名義変更は運輸支局でおこないますが、これらの書類はすべて運輸支局の窓口で入手可能です。事前準備が必要な書類は、業者に依頼する場合、自分でおこなう場合も同じであることは覚えておきましょう。

軽自動車の場合

軽自動車の場合は、新所有者の住民票、新所有者の認印がある申請依頼書が必要です。自分で手続きをする場合は、これに加えて車検証、自動車検査証記入申請書、自動車税申告書も必要です。自動車検査証記入申請書、自動車税申告書については、手続きのときに窓口で入手できます。 軽自動車の場合は、名義変更は軽自動車検査協会でおこないますので、場所を間違えないよう注意しましょう。

中古車売却時の必要書類

中古車は売却する際にもさまざまな書類が必要であり、スムーズに売るためにも事前に書類を準備しておくことが大切です。中古車を売る際には、買取金額ばかりに注目しがちですが、実際に売却を進めるためには、必要なものがさまざまあります。必要な書類を事前に揃えて、スムーズに愛車を売却しましょう。

すべての車に共通で必要な書類

中古車の売却の場合も、普通自動車と軽自動車で必要な書類は違いますが、それぞれ共通して必要な書類もあります。共通して必要なのは、車検証、自賠責保険証明書、リサイクル券、自動車納税証明書の4点です。自動車納税証明書は、軽自動車の場合、軽自動車納税証明書となりますので、間違えないようにしましょう。

印鑑と印鑑証明

普通自動車と軽自動車で必要な書類の違いとしては、印鑑と印鑑証明が挙げられます。普通自動車の場合、売却時には実印と印鑑証明書が必要です。対して軽自動車の場合は、認印だけでOKであり、印鑑証明書は不要です。売却の場合、必要書類はほとんど一緒ですが、印鑑関係はそれぞれ違うことを理解しておきましょう。

事前に必要書類を知って手際よく手続きをしよう

中古車は購入から使用開始、名義変更、売却などでさまざまな書類が必要になります。必要書類はそれぞれ違い、普通自動車か軽自動車かによっても異なります。それぞれ手続きをスムーズに進めるためには、書類の準備が欠かせませんので、必要書類をきちんと把握し、事前に準備をして滞りなく手続きを進めましょう。

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