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【映画で活躍】劇中車ダッジチャージャーの中古車相場が高騰中!買取価格の影響は

ダッジチャージャーの中古車相場が高騰

2021年8月6日から公開が開始されたFast&Furious 9(邦題:ワイルドスピードジェットブレイク)に、35周年を迎えるトヨタのGRスープラが登場していると話題になっています。
トヨタ・スープラはトヨタ自動車が販売しているスポーツカーです。日本国内の販売開始から35周年を迎え、アニバーサリー特別仕様車の申込抽選受付が9月より開始になりました。
スープラの海外人気を爆発的なものにしたきっかけは、今回シリーズ9作目が公開された映画、初代The Fast&Furiousに登場したJZA80型スープラの活躍でした。こちらの映画が公開された以降、当時すでに販売を終了していたスープラJZA80の中古車相場は一気に高騰し、現在も人気は下がらずプレミア価格で取引が行われています。

映画で活躍した車は、中古車市場で注目を浴びることが多いようです。中古車買取価格にも、その影響はあるのでしょうか。

今回のFast&Furious 9でも活躍し、初代Fast&Furiousにも登場した【ダッジチャージャー】を例に解説していきます。

初代Fast&Furiousの劇中で活躍したことで、日本国内での認知度が急速に広まったことで知られる、ダッジ・チャージャー。今作でも1970年代のダッジ・チャージャーや、最新モデルまでが登場し活躍を見せていました。モータースポーツのレースコースから、未舗装地のオフロードまで縦横無尽に走り回るチャージャーは、マッスルカーファンから人気の高い車です。
実は3代目モデルは日本でも正式導入されていた時期があるため、現在の中古車市場でも国内販売されていた数台が流通しています。

ダッジチャージャーの買取実績を確認

人気のアメリカンマッスルカー、ダッジチャージャーの買取価格はいくらくらいなのでしょうか。実際にカーネクストで買取させていただいた、ダッジチャージャーの買取実績をご紹介します。

年式H20(2008年モデル)
走行距離16,000マイル(約26,000km)
ボディサイズ 全長/全幅/全高512cm/191cm/149cm
車両重量1,690kg
総排気量2.73L
原動機最高出力6,400rpm
買取価格750,000円

こちらは日本国内へ並行輸入された後、新規車検を受けて登録されて乗っていらっしゃったお客様から買取りさせていただいたダッジチャージャーの買取事例です。
日本のユーザーからも人気の高いブラック系カラー、ブリリアントブラッククリスタルパールのV6エンジン搭載のSEグレードとなっていました。
走行可能でまだまだ乗れる車ではあったものの、経過年数が経ち部品供給が少ないという点や、車検見積が高額であったこともあり、お手放しを検討されていたところ、こちらの買取金額でご納得いただき買取させていただきました。

「ダッジ」と「チャージャー」について

映画で話題のマッスルカー【チャージャー】を製造・販売している自動車ブランド【ダッジ】とは、どのような自動車ブランドなのでしょうか。

ダッジはどんな自動車ブランド?

アメリカの自動車ブランドDODGE【ダッジ】は、1914年に設立されたダッジブラザーズバイシクル社という自動車製造会社が始まりです。1925年に投資会社に買収されました。その投資会社が1928年、クライスラーにダッジを売却し、以降はクライスラー内の一部門となりました。現在は、紆余曲折を経て多国籍自動車製造会社ステランティスN.V.を構成する14の自動車ブランドの中の一つとなっています。

西暦経営会社経緯
1966クライスラ―ダッジチャージャー販売開始
1998ダイムラー・クライスラーダイムラーベンツ社と合併
2014フィアットクライスラーオートモービルズフィアットとクライスラーが合併、フィアットの子会社へ
2021ステランティスN.V.グループPSAと経営統合

ダッジブランドといえばマッスルカー

ダッジブランドの代表車種は、ダッジチャージャーとダッジチャレンジャーです。チャージャーが1960年代に、チャレンジャーが1970年代に登場しました。両車種のスピードやパワー、個性的なスタイリングは印象を強く残し、最新モデルが販売中の現在も、初代モデルがプレミア価格で取引されるなど高い人気を誇ります。特にチャージャーの走行性能については、Fast&Furiousにおける劇中の走行シーンで見せた圧倒的なパワーからご存知の方も多いでしょう。現在販売中のアメリカ車としては、唯一の4ドアマッスルカーが、チャージャーとなっています。
ダッジブランドは、2009年より以前はダッジラムトラックなどトラックのシェアが販売数の多くを占めていましたが、同年ラムがラムトラックスというブランドに分離されたため、現在は乗用車やSUVを中心に展開しています。

はてな

マッスルカーの定義は【主に1960年代と1970年代に米国で生産された高性能車、V型8気筒エンジンを搭載する高パフォーマンスなスポーツカーのクラスの一つ】といわれています。

ダッジチャージャーはどんな車?

ダッジチャージャーは、アメリカの自動車ブランド【ダッジ】が販売している自動車で、初代モデルは1966年に登場しました。

1966年に初代ダッジチャージャーが開発されたきっかけは、開発される少し前から既にアメリカ国内の自動車業界において、マッスルカーブームの旋風が起こっていたためです。
クライスラーは、マッスルカーの起源と言われているクライスラー300シリーズや、ダッジダートを販売し先行していました。ところが、実際にマッスルカーがブームとなった1960年代当時は、フォードモーターのマーキュリーのクーガーや、GMのポンティアックGTOなどがブームを牽引していたため、やや遅れてダッジチャージャーは販売を開始しました。

今作のFast&Furious 9の劇中にも登場する1970年式のチャージャーは、1968年モデルを踏襲した当時としては現代的なスタイリングをもつマッスルカーとなっていました。特に1970年に登場したR/Tグレードは7.2Lの高排気量V型8気筒エンジンを搭載するマッスルカーで、高馬力モデルの看板グレードとなっていましたが、翌1972年に設けられた排ガス規制の影響を受けて廃盤となりました。そのため、劇中活躍したモデルは、数も少なく希少価値がついています。

2021年最新のダッジチャージャー情報

現在販売中の最新のダッジチャージャーにおいて、最も高パフォーマンスなモデルは【2021チャージャーSRTヘルキャットレッドアイワイドボディ】です。

2021 CHARGER SRT HELLCAT REDEYE WIDEBODY
原動機6.2L V型8気筒 スーパーチャージャー付 HO Engine
トランスミッション8速オートマティック HP90
最高馬力797ps

日本国内にダッジの正規導入店はないため、購入する方法としては並行輸入を利用することになりますが、個人での並行輸入は難しいでしょう。
ダッジチャージャーの取り扱いを行っている並行輸入車販売店の中には、アメ車やダッジの専門店もあります。登録費用や輸送費用の負担、さらに手数料がかかるというデメリットはあるものの、個人で購入することに比べるとリスクも少なくなりますし、今後のメンテナンス面においても専門店への相談はマイナスにはならないでしょう。

映画公開後の買取価格は高騰?

初代Fast&Furiousが公開されたのは、2001年です。その20年後に公開された最新作Fast&Furious 9の興行収入は、夏時点で全世界で30億円を超える話題作となっています。映画をきっかけにアメリカ車に興味を持った方や、マッスルカーに憧れを持ったという人も多く、子供のころにこの映画を見ていて、大人になってから購入を決意したという方も少なくありません。
元々日本市場での販売期間も短いため、国内への正規導入された車体も少なく流通自体がない車が、映画の影響を受けてさらに人気車種となったことで、相場はかなり高騰しています。

1970年代となると年式経過50年を超えるクラシック車となり、もちろんプレミア価格となることが予想されますが、それ以上に劇中活躍したモデルであればプラス査定が入るでしょう。
もしも走行可能な状態の1970年代のダッジチャージャーであれば買取価格は200万円を超えるでしょうし、動かない状態や事故車であっても高額査定は間違いありません。

また、最新作にも登場した第4世代チャージャーも、中古車での売却を考えるのであれば高額査定が期待できます。
マッスルカーやアメリカ車などは、再販売ルート次第で買取価格の差が大きくなる可能性があります。これは、再販時の整備や検査などに専門の知識を必要とするためです。あまり得意ではない買取店の場合、再販時のリスクや、外部への発注をした場合にかかる中間マージンを考えて、買取価格を下げる可能性もあります。
アメリカ車やマッスルカーなど一部のファンから絶大な人気のある車の場合は、専門性に強い中古車専門店に見積もりをとるか、海外への輸出販路を持つ業者へ見積もりをとってみることをおすすめします。

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