購入

中古車の価格が安いだけで選ぶのは危険|正しい選び方を紹介

中古車を購入しようと思えば、まず価格に注目することが多いです。中古車最大の魅力は価格の安さにありますし、同じモデルでも新車と中古車では値段が大きく違っていることも少なくありません。新車を買うとなれば高額になりますし、金銭的な面で考えれば中古車がお得ではありますが、購入の際には価格以外の部分もしっかり比較して決めることが大切です。 価格だけで購入を決めてしまうと失敗することも多いので、どのような点をチェックしておくべきなのかを知っておきましょう。

中古車を買う時の選び方

中古車を買うとなれば価格や見た目、モデルなどさまざまな点を考慮して、もっとも納得がいく買い物をすることが大切です。中古車といっても選択肢はたくさんありますし、妥協せずに自分が欲しい物をじっくりと探すことが良い車に出会えるポイントです。 しかし自分が欲しい車が見つかったとしても、それが必ずしも状態が良いとは限りません。中古車の場合は状態の良し悪しも問題になりますし、上手な選び方を知って損をしないようにしましょう。

走行距離をよく見よう

中古車を買う時には、走行距離に注目しましょう。どんなに安くても走行距離があまりにも多いと、長くは乗れない可能性が高いです。もちろんしっかりメンテナンスをすれば、走行距離に関係なく乗ることはできます。 しかしメンテナンスにはお金も手間もかかりますし、それなら最初から走行距離の少ない車を選んだ方がいいでしょう。走行距離は15万キロまでであれば、走行には問題はありません。ただし古い車と認定されるのは走行距離10万キロ以上ですので、10万キロを一つの目安にするのがおすすめです。

車を買う目的を明確にしよう

中古車の購入を考えているのであれば、当然車が必要な環境にあると言えますが、どんな目的で車が必要なのかは人によって違います。通勤で毎日使いたい人もいれば、たまの休みにドライブに行く程度しか使わない人もいます。 人によって車を購入する目的は違いますので、なぜ買うかを明確にしておくことが大切です。安さを重視するのか、ある程度状態のよい車を探しているのか明確にしておき、それぞれの基準に照らし合わせながら探すのがポイントです。

車検はあるか確認しよう

中古車の場合は車によって、車検が残っているかどうかが違っていますので、車検の残存期間も確認しておきましょう。またその際に保険に入っているかも確認しておかなければなりません。車検や保険に入っていない車だと、安く購入しても車検代や保険加入料がかさんでしまい、結果的にお金がかかってしまいます。 保険は自分で入り直すことも多いですが、車検については残っていればそのまま使えますので、車検の有無は特に注意して確認し、それも込みで価格は妥当かを考えましょう。

事故車かどうか確認しよう

中古車といってもさまざまなものがあり、新品同然の中古もあれば、ボロボロになって廃車寸前の中古もあります。また状態によっては事故車として売りに出されている場合もありますので、購入を検討している車が事故車かどうかは確認しておかなければなりません。 車の事故歴、修復歴を確認し、事故車の場合はどんな事故でどこを修理したのかを聞いておきましょう。事故や修理箇所によって車の状態は大きく違ってきますので、これも確認は必須です。

中古車販売店を見極めよう

中古車を購入する際には車ごとは比較するものの、販売店では比較して考えていない人が多いです。同じ中古車でも販売店によって価格は違いますし、商品のラインアップも異なっています。自宅から近いなどの理由で、一店舗だけで決めてしまうと他のもっと良い車に出会えずに、妥協して買ってしまうことも少なくありません。販売店ごとに車種の強みなども違っていますので、複数のお店で比較検討しましょう。

ここだけは注意したいよくある失敗談

中古車を購入する際には、車の選び方に注意が必要であり、数ある中古品の中からできるだけ良い状態のものを選ぶことが大切です。選び方には注意点があり、それが守れていないために失敗した人は多いです。中古車購入におけるよくある失敗談から学び、失敗のないよう良い買い物をしましょう。

ローン審査が通らない

中古車で欲しい車を見つけ、状態も良く価格も手頃で即決で購入を決めた場合でも、ローンの審査が通らず、購入を断念するケースは多いです。ローンが通るかは事前に確認しておく必要があります。また審査を突破するためには、頭金を多めに用意するのもポイントの一つです。

車の維持費が高い

車は購入時だけではなく、維持するだけでもお金がかかります。維持費がどれくらいかかるか知らず買ってしまうと、予想以上にお金がかかって、すぐに手放してしまうこともあるので注意しましょう。安いといっても保険料や燃費などを考えれば高くつく場合もありますし、維持費も込みでシミュレーションしておくことが大切です。

安さを重視しすぎた

安さを重視しすぎて車の状態を気にしなかったため、修理などに費用が掛かってしまうことも多いです。中古車によっては故障寸前で売られていることもありますし、修理費まで考えて得かどうかを考える必要があります。安さだけではなく、状態の確認も必須です。

購入後に各種動作確認をしたが一部壊れていた

気に入って購入したものの、内装のパーツが壊れていたり、動作の一部に不備があるなどで失敗してしまう人は多いです。中古車の場合は修復歴がある車もありますし、いつ故障のトラブルに見舞われるか分かりません。購入後については自己責任ですが、買う前であれば購入も取りやめにできますので、事前に確認が必要です。

必要書類の確認をせず納車が遅れた

車の購入にはさまざまな手続き、契約が必要であり、中古車もこれは同じです。契約をスムーズに進めるためには、必要書類をきちんと確認しておく必要がありますが、この確認を怠って納車が遅れてしまう失敗も多いです。住民票など期限付きの書類は、必ず有効期限までに確認してそろえておきましょう。

車検に通らないパーツが付いていた

中古車の場合は純正品のオプションだけではなく、あとから別に取り付けられたパーツやオプションが付属していることもあり、これが車検を通らないこともあります。いざ買ったものの車検が通らず困る人は多いので、買う前に車検に通るか確認しておきましょう。

金額からみる中古車

中古車とひとくちにいっても種類はさまざまですし、状態の違いや走行距離、年式などさまざまな点を総合して価格が決定します。そのため同じ車でも状態によって価格は前後しますし、その中でも特にいいもの、納得できる価格のものを選ぶことが大切です。 中古車購入の予算は人によって違いますが、どれくらいの予算を考えているかによって、購入可能な車も違ってきます。いくらぐらいあれば中古車は買えるのか、また予算によって買える車はどのように違うのかを知っていきましょう。

50万以下の中古車

中古車の購入予算が50万円以下で、手頃な値段で買いたい人には、軽自動車がおすすめです。軽自動車であれば、新車で購入した場合でも値段は安いですし、中古でも数十万円出せば人気の車種を買うことができます。 また普通自動車でもコンパクトカーなど、比較的サイズの小さい車であれば、50万円も出せばさまざまな種類から選んで購入可能です。50万以下といっても幅は広いですし、安いものであれば10数万円程度で買える場合もあります。

100万以下の中古車

予算を100万円以下まで引き上げるのであれば、ある程度状態の良い車まで購入できます。軽自動車やコンパクトカーはもちろん、ミニバンやハイブリッドカーなども選択肢に含まれるでしょう。車種によってはファミリーカーでも購入できますし、選択肢はかなり広がります。 中古車で100万円を出すとなれば、ハードルはやや高いですが、それでもある程度の状態の良さを求めるのであれば、惜しくない出費だと言えます。安物すぎてもすぐに買い替えが必要な場合もありますし、状態の良い中古車で100万円以内なら、長持ちすることも多いです。

200万以下の中古車

200万円以下となれば、車種によっては新車が買える場合もありますが、中古車でも選択肢はたくさんあります。予算を200万円以下まで引き上げるのであれば、SUVの人気車や高級ミニバンの中古車まで購入できます。 基本的には200万円以下で考えていれば、中古車のほとんどが選択肢に入るといってもいいでしょう。200万円出せばまだ新しいタイプの車で、状態の良いものが手に入りますし、新車同然のものが安くで手に入ることも多いです。

実は新車でもコスパがいい

車を安くで買うなら中古車とイメージする人は多く、事実中古で購入すれば購入代金は安くで済みますし、そのあとの修理費や維持費などを足しても結果的に安いことが多いです。しかし必ずしも新車を買えば高くつくわけではなく、コスパで考えれば新車だって負けていません。 購入時の価格はもちろん大切ですが、それだけではなくいかにコスパのいい買い物をするかも大切ですので、新車を購入した場合のコスパの良さも知っておきましょう。

購入時にかかる費用を徹底調査

中古車はさまざまな要素を総合して価格が決定しますが、価格決定の大きな要因になるのは、年式や走行距離です。同じ車でも年式や走行距離によって値段は大幅に違い、状態のいい車ほど中古でも価格は高くなります。 ある程度状態のいい車が欲しいなら、少し安いだけの中古車を買うよりも、新車を買ったほうがコスパがいいと言えます。

維持費を徹底調査

中古車と新車では燃費に差が出ることが大きいです。新車の場合は最新の状態ですので、燃費も良い車が多いですが、中古だと前の持ち主のメンテナンス次第で燃費が変わります。以前の持ち主が丁寧に使っていたのであれば、燃費が良く、維持費も安くで済みますが、メンテナンスがしっかりされていない車の場合は、購入価格が安くても維持費が高くつくことが多いです。

長く乗る事を考えたら

購入時の価格で考えれば、新車よりも中古車の方が安いですが、今後長く車を乗ることを考えれば、新車の方 が中古車よりも燃費やメンテナンス費用が安くなることが多いです。中古車でもメンテナンスをすれば長く乗れますが、その分費用はかかりますし、燃費もどんどん悪くなります。長期的な費用で見れば、新車の方がお得な場合も多いです。

200万で買えるおすすめ新車

200万円も出せば、新車でもさまざまな車が買えます。おすすめなのはコンパクトカーやハイブリッドカーであり、乗用予定人数によって車種を選ぶといいでしょう。2~4人程度ならコンパクトカーで十分ですし、4~5人以上乗ることが多いなら少し大きめのハイブリッドカーの方がいいでしょう。またどちらの場合でも新車は燃費が良いですし、維持費も安くで済みます。

購入時は計画を立てて目的に合った車を選ぼう

中古車は価格が安く購入もしやすいですが、必ずしもお得とは限りません。安くて買ってもすぐに壊れてしまったり、メンテナンスに費用がかかり、結局新車を買った方が良かったと後悔する人も多いです。中古車は安いものの故障の危険性は高いですし、使用用途によっては新車を買った方がいい場合もあります。 日常的に長く乗るつもりなら、購入時の金額は多少高くても、長い目で見れば新車の方がお得です。どんな目的で乗るのかをしっかり考え、それによって中古車か新車か選びましょう。

現車確認なし

簡単20秒で無料査定

愛車高く売るならカーネクスト!

0120-301-456 営業時間8:00~22:00 WEB査定はこちら 24時間受付中!!

-購入