手続き

原付の廃車手続きに必要なもの│書類紛失時の対処法や廃車の基礎知識

バイクにも車同様に廃車の手続きがありますが、125cc未満の原付であれば、廃車は非常に簡単におこなえます。125cc以上の自動二輪や車は面倒なことも多いですが、原付は手続きもシンプルですし、すべて自分でおこなっても難しくはありません。 廃車は自分でおこなえば費用はかかりませんし、よりお得に手続きが完了します。しかし、いかに簡単と言っても、原付の廃車にあたってはいくつか注意点がありますし、上手に進めるためのポイントもあります。全体の流れや注意すべきポイントなどを理解して、スムーズに原付の廃車をおこないましょう。

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原付バイクの廃車手続きに必要なもの

原付の廃車手続きは簡単ですが、全く準備なく進められるわけではありません。廃車にはいくつかの書類が必要ですし、それらは事前に準備しておく必要があります。原付の廃車には何が必要なのかを知って、廃車前に必要なものを揃えておきましょう

役所に提出する廃車申告書

原付を廃車にするためには、廃車申告書を提出しなければなりません。これは役所の窓口で入手可能です。原付は市役所の窓口で廃車手続きをおこないますので、当日入手して提出すれば問題ありません。また市役所のHPでダウンロードできる場合もありますので、先に記入しておきたいならダウンロード版を利用しましょう。

廃車する原付のナンバープレート

原付の廃車でも、手続き時にはナンバープレートを提出しなければなりません。ナンバープレートはプラスとマイナスのドライバーを使えば簡単に取り外せますので、事前に外して手続き時に持参しましょう。外れにくい場合は、潤滑油を使うと比較的スムーズに取り外せます。 業者に依頼して外してもらってもよいですが、費用がかかる場合も多いですし、難しい作業ではないので自分でやった方がお得です。

原付購入時にもらう標識交付証明書

原付購入時には、標識交付証明書をもらいますが、これも廃車手続きの際に提出しなければなりません。標識交付証明書は、車台番号・所有者の確認をするためのものです。廃車においては重要な書類ですので、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

印鑑は忘れずに持参しよう

原付の廃車では、印鑑が必要です。標識交付証明書の名義人の印鑑で、認め印でOKですので必ず用意しておきましょう。印鑑を忘れると手続きができなくなりますし、一度自宅に取りに帰って再提出となるので注意が必要です。 認印で構いませんので、忘れた場合は近くに100均があればそこで購入したものを使用するのもよいでしょう。

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原付の廃車に必要なものが揃わない時の対処法

廃車時にはさまざまな書類が必要ですが、紛失しているなどで揃わないこともあります。必要なものを持っていないからといって、提出を省略できるわけではありません。廃車するには書類は必須ですので、揃わない場合の対処法も知っておきましょう。

標識交付証明書がない場合

標識交付証明書がない場合は、自賠責保険の証書でも代用可能です。また原付を届け出た役所にて手続きをすれば、再交付も可能です。身分証明書や印鑑が必要ですが、費用は無料ですし、なければ再交付して準備するのもよいでしょう。

ナンバープレートが無い場合

盗難などで、ナンバープレートがない場合は、最寄りの警察署に盗難届けを出しましょう。盗難届を出すことで、ナンバープレートの使用を止めてもらうことができ、余計なトラブルに巻き込まれる心配はありません。またナンバープレートは市役所で手続きをすれば、再交付も可能です。 費用は弁償金として2,000円前後かかりますが、これは地域によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

原付の廃車に関して知っておくと良いこと

原付の廃車では、知っておくと便利なこと、お得になることがたくさんあります。ただ廃車をおこなうだけではなく、スムーズに手続きができるならそれに越したことはありませんし、少しでも得をする方法を知ることが大切です。原付の廃車に際しての知識を深めて、少しでも楽に手続きを完了させましょう。

代理人でも廃車申請はできる

廃車は基本的には本人しか手続きができず、他人名義のものを勝手に廃車にするのは違法です。しかし、原付の名義人の認印と必要書類さえあれば、代理人でも廃車申請はできます。地域によってはさらに委任状が必要な場合もありますので、事前に役所に確認しておくことが大切です。委任状は国土交通省のホームページからダウンロードできますので、必要であればそれを利用しましょう。

廃車にしたら自賠責保険の解約を

廃車手続きが完了すれば、素早く自賠責保険も解約しなければなりません。自賠責保険は、解約時に有効期限が残っていれば、残存期間に応じて月割で保険料が還付されます。廃車の手続きをおこなうだけでは解約はされませんので、保険会社に連絡して別途解約手続きをおこなう必要があります。 還付金は月割計算ですので、解約申請が翌月になると、返金額も1カ月分減額されるので注意が必要です。廃車した時点ではなく、保険の解約を申請した時点で計算しますので、無駄をなくすためにも早めに手続きをしておきましょう。

廃車証はしっかり保管しよう

廃車手続きが終了すれば、廃車証を発行し、これは大切に保管しておくことが大切です。廃車証は、廃車した原付を売る場合や再度登録して乗る際に必要になります。紛失した場合は再発行も可能ですが、手続きが面倒ですし、なくさないようにしましょう。

廃車が済んだ原付には乗ってはいけない

廃車手続きが完了すれば、その原付には乗ってはいけません。廃車時にはナンバープレートを返納しますし、ナンバーのないバイクに乗るのは違法です。また廃車手続きが済んでいない場合でも、ナンバープレートを取り外した状態での走行は罰金の対象になるので注意が必要です。 スムーズに廃車する際には、どのタイミングでナンバープレートを取り外すべきかを考えておく必要があります。手続きをおこなう市役所までの移動手段がないなら、市役所についてからナンバープレートを取り外す必要があり、業者にそのまま引き取ってもらわなければなりません。 手続きの有無に限らず、ナンバープレートがなければ走行はできませんので、違法行為にならないよう注意しましょう。

乗らない原付は早めに廃車にしよう

原付の廃車手続きはそれほど難しくはありませんし、車に比べればかなり簡単です。誰でもすぐに手続きはできますし、乗らないのであれば早めに廃車することが大切です。原付は乗らないとしても、名義を持っているだけで自賠責保険料がかかりますし、課税の対象にもなります。 廃車さえしてしまえば、保険料や税金はかかりませんので、維持費を抑えるためにも、乗らないのであればすぐに廃車にしましょう

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