故障・修理

廃車のパーツ取り外し方法|活用方法や注意点などをご紹介

廃車する際には、車を売却したり、解体して処分することが多いです。しかし、そのまま処分するのはもったいないので、必要なパーツは取り外してから手続きをするのがおすすめです。廃車する車でもパーツはまだまだ活かせますので、取り外しの方法を知っておきましょう。

廃車のパーツの取り外し手順

少しでもお得に廃車するためには、事前にパーツを取り外した方がよいですが、取り外しにはさまざまな手順があります。手順を理解して、上手にパーツを取り外しましょう。

ホイールやサスペンション

ホイールやサスペンションで取り外しが可能なのは、基本的には社外品のオプションを取り付けている場合のみです。購入時から何もいじっていないのであれば、そのまま廃車をおこない、社外品を装備しているなら、外して純正品に取り換えましょう。 廃車時には車体とともに査定へ出すことも多いですが、オプションで評価されるのは基本的には純正品です。社外品は業者ごとに評価が異なるため、純正品に戻して置いた方がよいでしょう。

ナビやETCなどの電装品

ナビやETCなどの電装品も取り外しは可能ですが、種類によっては難しい場合もあるので注意が必要です。簡単に取り外しができるのは、後付けのものであり、最初から内臓されているものについては、電気系統を触ることになるため、取り外しが難しいです。個人ではできない場合も多いため、取付状況によっては業者に依頼しましょう。

前後のナンバープレート

ナンバープレートは廃車の登録方法に関係なく、手続き時に陸運支局に返却する必要があるため、事前に必ず取り外さなければなりません。プラスとマイナスのドライバーを使えば簡単に取り外せますので、自分での作業も可能です。 業者に依頼もできますが、依頼する方が手間がかかりますし、事前に自分で取り外してしまった方がよいでしょう。硬くて取れない場合は、潤滑油などを使うと、スムーズに外れます。廃車手続きでは前後2枚必要ですので、忘れずに取り外しましょう。

廃車から取り外したパーツの活用方法

廃車の際に取り外したパーツは、活用方法がさまざまあります。取り外しをすれば、それで終わりではありませんので、その後どのように扱えばよいのかを知っておきましょう。

パーツの買取店に持ち込む

取り外したパーツは、中古のパーツを専門に買い取っている業者に持ち込みましょう。まずは査定をしてもらい、値段を見てもらいます。納得がいかなければ別の業者を利用すればよいですし、業者ごとに買取価格も違っているため、複数利用することが大切です。 パーツによって買取価格は異なり、基本的には新しいほど高値での買取が期待できます。またパーツが純正部品なら、高く買い取ってもらえる可能性が高いです。社外品でも評価される場合もありますが、基本的にもっとも評価が高いのは純正品だと考えましょう。

オークションに出品する

取り外したパーツは、オークションに出品するのもおすすめです。オークションは多くの人が見ていますし、物理的な距離がある人とも取引が可能です。そのため自身で業者に持ち込んで査定してもらうよりも、優良な買い手が見つかる場合もあり、いらなくなった社外品のパーツでも買い取ってもらえる可能性があります。 もちろん、いつ買い手がつくかは分かりませんし、そもそも買い手がつかない場合もあります。確実性としては低くなりますので、出品すれば気長に待つことが大切です。またオークション会場ごとに出品料や手数料などがかかりますので、それらを踏まえて値段を設定する必要があります。

廃車のパーツを取り外す時の注意点

廃車のパーツを取り外す際にはさまざまな注意点があり、これらを理解していないと損をしたり、場合によっては法律違反になることもあります。パーツの取り外しには、さまざまな決まりがありますので、ルールを守って作業することが大切です。また損をしないように、注意点を正しく理解しておきましょう。

解体をしてはいけない

自動車リサイクル法という法律により、車の解体は認可された業者しかできない決まりになっています。個人ができるのは、付属品の取り外しのみであり、解体に該当することをおこなえば、法律違反になるので注意しましょう。 基本的にOKなのは付属品の取り外し、社外品から純正品への付け替えなどです。それ以外で、たとえばシートやドアを外すなどは解体に該当するため、法律違反です。基本的なルールを守り、法律の範囲内でパーツを取り外しましょう。

業者に依頼すると料金がかかる場合も

パーツの取り外しは手間がかかることも多く、自分でおこなうのが難しければ業者に依頼します。パーツの取り外しは、無料でおこなってくれる業者もありますが、パーツごとに費用がかかる業者もあるので注意しましょう。 取り外しを依頼する際には、費用の有無を確認し、どこまでが無料なのかを事前に聞いておくことが大切です。

査定後に部品の取り外しは出来ない

廃車買取業者に依頼した場合、査定後に部品を取ると契約違反になるので注意しましょう。パーツを取り外したい時は、業者に事前に伝えるか、取り外した状態で査定に出すことが大切です。見積もりは査定に出した時点での状態で金額を算出していますし、現状から変化させないようにしましょう。

廃車前にはパーツの取り外しを検討してみる

廃車にする車でも、パーツは使える場合が多いですし、事前に取り外しを検討するのがおすすめです。取り外したパーツは売るのはもちろん、次の車に取り付けられる場合もありますし、上手に利用して、パーツを有効活用しましょう。

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