故障・修理

マフラーの排気漏れ修理は自分でできる|原因や補修時のコツと注意点

マフラーは車やバイクの排気を司る重要なパーツですが、消耗すれば排気漏れを起こしてしまい、上手く排気ができなくなります。排気がスムーズにいかないと車全体の温度が上がってしまい、場合によってはエンジンの焼き付きなどを起こす可能性もあります。排気漏れはすぐに修理しなければなりませんので、上手な修理方法を知っておきましょう。

マフラーの排気漏れを自分で修理する方法

マフラーの排気漏れの修理となれば、大掛かりな修繕・補修をイメージする人が多く、業者に依頼しなければならないと考える場合も多いでしょう。 しかし、実際には自分でも修理は可能であり、損傷の程度によっては簡単に修理できます。あまりにひどい損傷の場合は、自分で直すのは難しいですし、危険ですが、軽度な損傷であればDIYでも直せますので、その方法を知っておきましょう。

マフラーの傷や亀裂を塞ぐ

そもそも排気漏れを起こす原因ですが、これはマフラーに傷ができ、亀裂が入っていることが考えられます。そのため、傷や亀裂さえ塞げば、排気漏れの修理は完了します。損傷の程度によって修理方法は異なりますが、小さな穴や傷ならマフラーパテで埋め、大きな穴や傷はその上からマフラー専用アルミテープを重ね貼りして補強しましょう。 パテはマフラー用のものがあり、耐熱加工がされていますので、必ずそれを使用します。また、接続部分の補修には、マフラー補修用バンドを使用し、さらに強度を高めておきましょう。マフラーは損傷箇所からさらに穴や傷が広がることも多いため、損傷箇所の修理だけではなく、周辺の補強をしておくことも大切です。

補修した部分の錆を防ぐ塗料を塗布する

マフラーを補修したあとは、錆止めの塗料も塗り、さらに強度を高めておきましょう。マフラーが損傷する原因はさまざまですが、錆もそのひとつです。マフラーは温度の高い排気と温度の低い外気の両方に触れますので、内部に水分がたまりやすく、錆も発生しやすいです。 マフラーの劣化を防ぐためにも、補修部分だけではなく、全体に塗料を塗り、必ず耐熱塗料を使用しましょう。マフラーは高温になりますので、通常の錆止めでは溶けてしまったり、変色する可能性があるので注意が必要です。

マフラーの排気漏れ:修理の際の注意点

マフラーの排気漏れは自分でも修理が可能ですが、作業をする際にはさまざまな注意点があります。注意点が守れていないとけがをしたり、損傷箇所を悪化させてしまう可能性もあります。上手に修理するためにも注意点を正しく把握し、安全な作業を心がけましょう。

保護メガネを装着しよう

マフラーの修理をする際には、錆がついていれば、まずは錆落としからおこないます。このとき、錆や鉄粉が目に入ることも多いので、保護メガネを装着して作業をおこないましょう。また錆落としだけではなく、塗料の塗布などでも周囲に飛び散り、目に入る恐れもありますので、作業中は常に保護メガネを付けておくことが大切です。

パテはしっかり乾燥させよう

穴を塞ぐためにはパテを使用しますが、パテは塗ればしっかり乾燥させなければなりません。パテは乾燥することでしっかりと密着しますので、完全に乾くまでは車の使用は控えましょう。パテが乾かないうちにエンジンをかけてしまうと、振動やマフラーの熱で剥がれてしまう可能性が高いです。二度手間にならないためにも、完全に乾くまでじっくり待つことが大切です。

塗装の際は厚塗りに注意を

穴を塞げば塗装をしますが、塗装は一度塗れば終わりではなく、何度か重ね塗りをすることが大切です。一度だけではムラができ、塗れていない部分ができてしまいます。一度塗ったあとにはしっかりと乾かし、どこが塗れていないかを確認しながら、全体が均一になるように塗装を重ねましょう。

小さな穴でもガムテープなどで塞ぐ行為は危険

マフラーは車を使用すれば高温になりますので、小さな穴でもガムテープなどで塞ぐのは危険です。耐熱素材を使わずに修理すると火災の原因になりますし、安易な修理はさらなる故障の原因になります。必ずマフラー専用の耐熱のパテや耐熱アルミテープを使用し、穴を塞ぎましょう。

マフラーの排気漏れ:修理を業者に頼む料金は

マフラーは車の中でも重要なパーツですし、大きく損傷したり、自分では直せないと判断すれば、素早く業者に修理してもらうことが大切です。故障したままにしていると、二次被害につながる可能性も高いですし、無理に修理をすれば余計に状態を悪化させてしまう場合もあります。 業者に依頼した方が確実ですので、料金を把握して傷の具合をみながら、自分で修理をするか、業者に依頼するかを考えましょう。

新品に交換する場合は約4万円以上

マフラーの損傷が激しい場合は、部品交換となりますが、新品に交換する場合は、マフラー約3万円~と工賃1万円ほどで約4万円以上かかります。マフラーの値段はピンキリですし、車種によってはさらに高い費用が必要な場合もあります。 中古のマフラーを使用すれば部品代は安く済みますが、修理後の質を考えるなら新品に交換するのが無難でしょう。

溶接修理の場合は約5,000円~1万円

軽度の損傷で修理が可能な場合は、溶接修理となり、費用は5,000円~1万円程度です。マフラーを取り外しての作業となる場合は、さらに脱着工賃とガスケット代が必要ですが、それほど高額にはなりません。部品交換と修理では費用が大きく違いますので、安く抑えたいなら早めに修理してもらうことが大切です。

車自体が古くなっている場合

上記の通り、マフラーの修理はそこまで高額になる事はありませんが、マフラーが痛むという事は車自体が劣化している状態にあります。そんな状態では、当然マフラー以外の部分でも修理やパーツ交換が必要な部分が出てくる事になりますので、ランニングコストが異常に膨らむ時期になります。

なので、修理をせずに車の買い替えを行った方が、長い目で見ればコスパが改善する可能性があるのです。もちろん、今の状態の車の査定額がいくらになるのか次第な部分となりますので、一度検討しておくべきでしょう。

車の買い替えを検討の場合

今の車を処分して、新車への買い替えを検討の場合は、今の車を高く売る事でトータルコストを抑える事が可能となります。そこで必要になるのは車の売り先を海外販路持ちの業者にする事です。

近年の傾向として日本で出た中古車は国内ではなく海外で売った方が高値になる事が多く、それに伴い輸出販路のある業者での買取額が上昇傾向にあるのです。

なので、もし車を売る場合は、海外販路持ちのカーネクストをご利用いただき、少しでも高値で売っていただければと思います。なお、カーネクストは中古車だけではなく、故障車や廃車の買取も可能ですのでかなり万能な業者となっています。

マフラーの排気漏れは早めの対処を

マフラーの排気漏れは早めに修理しないとさらに広がるため、損傷がひどくなれば修理ができず、部品交換となってしまいます。部品交換は高くつきますし、何より損傷を放置しておくのは危険です。排気漏れは自分でも修理できますので、損傷をみつけた場合は傷がひどくならないうちに、素早く補修しておきましょう。

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