故障・修理

車傷を消す方法|DIYでの補修と業者に依頼する場合の違いは

車に乗っていれば傷をつくってしまうことも多く、車の傷のことを車傷と言います。車傷ができればすぐに修理をしなければなりませんが、実は自分で補修することも可能です。ただし自分で消すことができるのは一部の車傷のみであり、すべてではありません。 そのためどの程度なら補修できるか、できないかを知っておくことが大切です。また車傷は完全に修理ができるわけではなく、自分で補修をする場合は傷を消しているだけということも忘れてはいけません。車傷を消すにはどのような方法があるのかを知り、愛車を綺麗な状態で保ちましょう。

目次

自分で車の傷を消す方法

車傷を直す方法は大きく2つで、自分で直すか業者に修理を依頼するかに分けられます。車傷の修理=業者に依頼と考える人は多いですが、じつは自分で補修することも可能です。自分で補修する場合は、リペアツールが必要になりますが、それさえあれば比較的安価で補修ができますし、補修の腕次第ではプロ並みに綺麗な状態に戻すこともできます。 しかし傷の程度によっては綺麗に直せない場合もあり、そもそも不慣れであればなかなか上手くいかず、傷を広げてしまう可能性もあるので注意が必要です。道具さえあればDIYでも十分に補修が可能ですが、限界があることは理解しておきましょう。 あまりに重度な損傷の場合はすぐに業者に修理を依頼しなければなりませんし、自分で補修できる範囲を理解しておくことが大切です。 

車の傷消しの種類別の特徴

車傷はDIYでも補修が可能ですが、傷の種類によって使用する道具は異なります。車傷の種類はさまざまありますし、傷に応じて道具を使い分けることが大切です。適切な道具を使用すれば傷は綺麗に直せますが、間違った道具で補修しようとすれば余計に傷を広げてしまう可能性もあります。 また道具の使い方も重要であり、間違った使い方では傷を広げるなど状態を悪化させてしまいます。傷消しの方法別の特徴を理解して、どの傷にはどの道具を使用すればよいのかを知っていきましょう。

コンパウンドタイプの傷消しについて

コンパウンドは傷消しの際にはよく使用されるものであり、細かな傷、擦り傷などを補修するために用います。コンパウンドと一口にいってもさまざまな種類がありますし、使い方を間違えれば余計に傷を広げてしまう可能性もあるので注意が必要です。 コンパウンドは傷消しではよく登場しますし、非常に便利ではありますが、使い方にはコツがあります。上手に補修するためには、コンパウンドの性質や特徴を理解しておくことが大切です。

コンパウンドの性質

コンパウンドは、簡単に言えば研磨剤です。傷の部分を削り落とすことで、車傷を消していきます。基本的には研磨剤ですが、コンパウンドには薬剤も含まれており、それが傷を隠す役割を果たします。コンパウンドで車体を磨けば塗装部分が剥がれますが、その剥がれた塗装に薬剤を塗り込んでいくことで傷の補修が可能です。 薬剤を塗り込むものの、塗装を削り落とすことには変わりありませんので、強い力で磨きすぎると余計な塗装まではがし、傷を広げてしまうので注意しましょう。

コンパウンドの粒の大きさに注意

コンパウンドは商品によって粒子の大きさが違っており、粒子が大きく粗いほど削り落とす力は強く、小さく細かいほど研磨の力は弱くなります。傷を補修する際には、コンパウンドは複数の種類を使うのが基本であり、粒子の大きいものから順番に使用します。 粒子の大きいもので塗装を剥がして傷に薬剤を塗り込み、粒子の小さいものでは、さらに細かく磨き、ツヤを出すのが目的です。粒子の大きさによって役割が違いますので、それぞれの違いを知っておくことが大切です。

ペーストタイプとリキッドタイプの使い分け

コンパウンドにはペーストタイプとリキッドタイプがあり、これらの使い分けも大切です。ペーストタイプは伸びづらいので広範囲の補修には向きませんが、コンパウンドが流れることはなくボディ側面などの傷の補修に向いています。 対してリキッドタイプは、広範囲の傷の補修には向きますが、ボディ側面など流れ落ちる可能性のある場所の補修は不向きです。またリキッドタイプのコンパウンドは乾くのも早いため、素早く作業をおこなわなければムラができたり、大量に研磨剤を使用しなければならないなどの注意点もあります。

液性によるコンパウンドの違い

コンパウンドは液性による違いもあり、大きく油性と水溶性に分けられます。油性はワックス効果があるため、磨きながらツヤを出し、かつ傷を隠すことができます。ただし傷は補修されているわけではなく、あくまで隠しているだけですので、時間の経過によって傷が浮き出てくることは覚えておきましょう。 水溶性は油性に比べると傷を隠すのは難しいですが、ガラスコーディングなど脱脂が必要で、油性ではおこなえない作業が可能です。それぞれ向き不向きがありますので、補修箇所に合わせて使い分けることが大切です。

コンパウンドによる傷消しが適している場合

コンパウンドは、小傷を取ったり補修・塗装後の磨き上げなど広く使えるのが特徴です。基本的には小傷用ですので、大きな傷や深すぎる傷には不向きです。使用するコンパウンドによっては、広範囲な傷でも修復可能ですし、根気よくおこなえばある程度の傷であれば消すことはできます。 しかし補修には技術が必要ですし、あまりに大きな傷だと補修しようと手を加えることで、余計に傷を広げてしまう可能性も高いです。コンパウンドは、あくまで応急処置的に傷を消せるだけですので、大きな傷の場合は使用せず修理業者に依頼するのがおすすめです。

コンパウンドタイプの使い方

細かい傷を直すためには、スポンジにコンパウンドをつけて傷にもつけます。そしてスポンジで傷を磨き、最後にコンパウンドをふき取れば傷の補修は完了です。傷の程度に応じて、途中で粒子の大きさを変えるなどの工夫は必要ですが、基本的には磨く、ふき取るだけの作業で補修ができます。 より綺麗に補修するためには、事前に車を綺麗に洗うことが大切です。傷の周辺が汚れていたり、ごみがたまっているとうまく修復できません。必ず綺麗にしてからコンパウンドをつけましょう。

ワックスタイプの傷消しについて

細かい傷であればコンパウンドによる補修がおすすめですが、それ以外にもワックスを利用した傷消しの方法もあります。ワックスにも種類がありますので、どれを使用すべきかをきちんと見分けることが大切です。ワックスの種類と使い分けのポイントを知って、細かい傷の直し方のバリエーションを増やしましょう。

半練りタイプのワックスの特徴

半練りタイプのワックスは研磨剤を含んでいますので、傷を削り落としての補修が可能です。専用クロスを使って傷に塗り込むことで、傷を削り落として綺麗な状態に戻せます。傷の補修と同時にツヤ出しの効果も期待できますので、非常に便利です。 ただし、研磨剤を含んでいますので、使い方を間違えると余計に傷を広げてしまいます。使用する際には、力を入れすぎないように注意し、丁寧に塗り込んでいくことが大切です。

固形タイプのワックスの特徴

固形タイプのワックスも、半練りタイプと同様に傷に塗り込んで使用しますが、固形タイプには研磨剤は入っていません。そのため傷を削り落とすのではなく、傷にワックスを埋めて傷を隠します。あくまで傷隠しですのでワックスが落ちればまた傷が復活します。こまめに補修をおこなわなければなりません。 定期的な補修が必要なものの、研磨剤が含まれていない分、車に傷をつける心配はなく、DIYでの補修に自信がない人にもおすすめできます。

ワックスタイプで水垢取り

ワックスは細かい傷の補修はもちろん、車の水垢落としにも使用できます。水垢を落とす場合は基本的には半練りタイプになり、水垢を落としながら同時にツヤ出しもできるためより綺麗な状態に戻せます。ワックスを使っての水垢落としは、特に黒い車におすすめであり、黒い車だと綺麗になったのが実感しやすいです。 ただし半練りタイプには研磨剤も含まれていますし、磨きすぎは余計な傷を作る原因になるので注意しましょう。

スプレータイプの傷消しについて

スプレータイプは簡単に言えば、簡易版の塗装ツールです。塗装は業者に依頼しなければ難しいと感じる人が多いですが、これも専用の道具を使えばDIYでも可能です。スプレータイプは便利ですが注意点も多いので、どんなものかをきちんと理解した上で使用しましょう。

スプレータイプの傷消しの特徴

スプレータイプは簡易版の塗装ツールですので、塗装がはがれている傷におすすめです。多少の塗装の剥がれであれば、丁寧に塗れば綺麗に補修できますし業者に依頼する必要はありません。

スプレータイプが難しい理由

スプレータイプを使用すれば、自分でも塗装ができますが、実はこれにはさまざまなコツがあり、上手に補修するのは非常に難しいです。新車で購入してから数年すれば車の色は経年劣化によって変色しますし、車にばっちりあった塗料を見つけるのは至難の業です。 車にはカラーナンバーが振り当てられていますので、それを参考に塗料の色を選べばいいですが、多少の色の違いはあり、補修の腕次第では修理箇所が目立ってしまうこともあります。色の選び方や補修方法も難しく、初心者ではややハードルが高いと言えます。

スプレータイプの使い方

塗装をする際には、いきなり塗料を塗りつけるのではなく、まずは塗る面の汚れを綺麗に取ることが大切です。表面が汚れたままでは塗料が均一に塗れませんし、仕上がりにもムラができてしまいます。スプレーをよく振ってから使うのがコツであり、一度に厚塗りせず数回に分けて塗り重ねることが大切です。複数回に分けて塗ることで、ムラになりづらく綺麗に補修できます。

タッチペンタイプの傷消しについて

タッチペンも簡単に言えばスプレーと同じで、簡易版の塗料です。しかしスプレーの場合は単に塗料を吹き付けるだけですが、タッチペンの場合は傷内部に塗料を塗って、埋め込んでいきます。そのためスプレーとタッチペンでは用途に細かい違いがあります。

タッチペンタイプの傷消しの特徴

タッチペンは小さな傷でもサビの原因にならないように塗装する道具であり、傷を塗り込んで埋めることで補修します。小さな傷でも放っておくと傷内部でサビができてしまい、さらに放置しているとサビはどんどん広がります。 サビは腐食の原因ですし、場合によっては部品に穴をあけてしまうこともあるので注意が必要です。サビ落としも可能ではありますが、手間がかかりますし、もっともよいのはサビを発生させないことですので、タッチペンを使えば車をより綺麗な状態に保ちやすいです。

タッチペンタイプの使い方

タッチペンは傷周辺の汚れを落としてから、傷の溝を埋めていくように塗っていきます。中心を盛り上げて塗ることがポイントであり、綺麗に溝を埋めることで、傷内部に錆を作るのを防ぎます。タッチペンは簡易版の塗料ですが、スプレータイプとは違って広範囲に塗料が飛び散りづらいので、細かい箇所の修理にもおすすめです。

車の傷を消すおすすめ商品

車傷をDIYで直すためには修理道具が必要ですが、これにはさまざまな種類があります。コンパウンドやワックス、タッチペンなど道具自体の種類はもちろん、それぞれの中でたくさんの商品がありますし、どれを選べばよいのか分からないと悩む人は多いです。 同じ道具でも商品ごとに特徴の違いがありますし、人によって向き不向きも違っています。修理道具はいろいろありますが、その中でも初心者向けで使いやすいものをご紹介しますのでぜひ参考にしてみましょう。

SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 液体コンパウンドトライアルセット 09193 [HTRC3]

SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 液体コンパウンドトライアルセットは、ペイント補修の仕上げから小傷消しまで幅広く使えます。トライアルセットとして3種類が同封されていますので、それらを使用すれば初心者でも簡単に補修が可能です。傷消しから仕上げ、ツヤ出しまでセットでおこなえますし、価格も安価でお得な商品です。

PiKAL [ 日本磨料工業 ] コンパウンド ラビングコンパウンド 140g [HTRC3]

PiKAL ラビングコンパウンドは、塗装部分の傷取りや汚れ落とし、補修塗装の下地処理に最適のコンパウンドです。粒子はやや細かめであり、研磨力はそれほど強くはありませんが、一気に削りすぎる心配もありません。じっくり磨けば傷取りも十分に可能であり、何より非常に安価ですので持っておいて損にはならないでしょう。

ソフト99(SOFT99) 補修用品 超ミクロンコンパウンド液体セット ダーク&メタリック 09063

ソフト99 補修用品 超ミクロンコンパウンド液体セットは、液体コンパウンドですので広範囲の作業に向いています。傷落としだけではなく、水垢取りにもおすすめであり頑固な水垢でも綺麗に落とせます。傷消しをしながら同時にツヤ出しも可能であり、細かい傷でも簡単に補修が可能です。

シュアラスター カーワックス マンハッタンゴールドワックス ジュニア [最上級カルナバ蝋] 100g SurLuster M-03

シュアラスターカーワックスマンハッタンゴールドワックス ジュニアは、値段はやや高めですが、最上級のカルバナ蝋を使用しています。品質は非常によいですし、質の高い補修が可能です。また研磨剤を含んでいませんので、車に傷をつけてしまう心配もありません。

SOFT99 ( ソフト99 ) ワックス フクピカ 艶 10枚入 00488

SOFT99ワックスフクピカ艶は、カルナバ蝋とHiグロスポリマーを使用したワックスです。香料無添加ですので、塗り込んでもにおいがすることもありませんし、場所を選ばずに作業がしやすいです。高品質でありながら安価で購入できますし、気軽に補修しやすいのが特徴でしょう。

SOFT99 ( ソフト99 ) ワックス 光鏡面 ダーク&ブラック車用 200g 00420 [HTRC3]

SOFT99 ワックス 光鏡面は、傷消しとツヤ出しを一気におこなえます。傷を消しながらワックスがけも可能ですので素早い補修が可能です。新車同然の光沢、鏡面を復活させることができ、黒色の車に乗っている人におすすめの商品です。

シーシーアイ(CCI) スマートミスト ボディコーティング キズ消し撥水タイプ 180ml W-155

シーシーアイスマートミストボディコーティングキズ消し撥水タイプは、ボディにスプレーするだけで、簡単にコーディングができます。乾いた状態でのコーティングはもちろん、洗車後の濡れたボディにもスプレーできますので、場所を選ばずに作業がしやすいです。ボディの色に関係なく使用でき、非常に汎用性の高い商品です。

SOFT99 ( ソフト99 ) ペイント エアータッチ 09000

SOFT99 ペイント エアータッチ 09000は、別売りのタッチアップペンと一緒に使用します。タッチアップペンに取り付けることで、極細のスプレーが可能であり、周囲への飛び散りを気にすることなく、細かい場所への塗装が可能です。余計な場所まで塗料を塗ってしまう心配がありませんし、初心者には難しい塗装も簡単におこなえるようになるのが特徴です。

ソフト99 99工房エアータッチこだわりセットクリアー09223

ソフト99工房 エアータッチ こだわりセット クリアー 09223は、メタリックとパールカラーのエアータッチ補修をする際に使用します。タッチアップペンに装着することで、塗装の仕上がりの質が格段によくなります。メタリックやパール系の車に乗っている人には、非常におすすめの商品です。

ソフト99(SOFT99) 塗料・ペイント タッチアップペン X1 つや消し黒 17101

ソフト99 塗料・ペイントタッチアップペン X1 つや消し黒 17101は、ボディの小さな傷や塗装の剥がれの補修ができます。付属品として補修に便利な筆がついていますので、細かい傷の補修におすすめです。

ソフト99(SOFT99) 補修用品 キズペン つや消しブラック 7g 08062

ソフト99 補修用品 キズペン つや消しブラック 7g 08062は、クレヨンタイプであり、傷を埋めながら隠せます。傷に直接塗り込んでいきますので作業は簡単ですし、初心者でも質の高い補修が可能です。ボディだけではなく樹脂バンパーにも使用できますので、1つ持っておけばさまざまな箇所の補修に使えて非常に便利です。 

傷が大きい場合や仕上がりにこだわる場合

車傷は道具をそろえて上手に補修すれば、自分でも補修は可能ですが、DIYでの補修が可能なのは、あくまで小さい傷に限ります。大きな傷は自分で直すのは難しいですし、無理に直そうとすれば余計に傷を広げてしまう可能性もあるので注意が必要です。 また自分で補修できる程度の傷であっても、仕上がりにこだわりたいのであれば業者に依頼するのがおすすめです。車傷の修理をしてくれる業者はいろいろありますが、どの業者を利用するかによって費用や仕上がりは違います。それぞれの違いを知って、どの方法で修理するのがもっとも適切かを考えましょう。

カー用品店に依頼した場合の特徴

カー用品店に修理を依頼した場合は、費用はそれほどかかりません。修理費は店舗ごとに若干の違いはありますが、基本的には安価ですし料金設定は明確です。大手の業者であれば素早く修理をしてくれますし、修理費用を安く抑えたいならおすすめです。

板金塗装屋に依頼した場合の特徴

板金塗装屋に依頼した場合は、費用は安く済むことが多いです。傷の程度や箇所によって費用は異なるものの、基本的にはそれほど高くはありません。また塗装の修理に強く、仕上がりも非常に質が高いです。塗装以外の修理も可能ですが、専門外となる場合も多く基本的には塗装や板金関係の修理の際に使用します。 業者ごとに料金設定は異なっていますので、まずは車を持ち込んで修理費の見積もりを出してもらうことが大切です。

ディーラーに依頼した場合の特徴

ディーラーに依頼した場合は、費用は定価ですので他の方法に比べれば高いです。しかし専門知識を備えた整備士がいますし、修理の質には安心感があります。費用よりも修理の出来栄えを取るのであれば、ディーラーでの修理がおすすめです。 ただしディーラーでの修理がおすすめなのは、ディーラーが取り扱っているメーカー車の修理に限ります。他のメーカーの修理にはそれほど詳しくはありませんので、ディーラーに依頼する場合は自社メーカーの業者を選びましょう。

大きな傷がある場合はプロに依頼

仕上がりの綺麗さを求める場合はもちろん、大きな傷であれば業者に依頼して修理してもらうことが大切です。大きな傷の場合は自分で修理するのは難しいですし、場合によっては内部まで損傷している可能性もあります。 仮に表面だけ補修できたとしても、内部は損傷したままですし、傷の程度が大きくなればなるほど損傷の具合はひどいでしょう。傷があまりに大きい場合は無理に自分で直そうとせず、内部の点検も併せて業者に修理を依頼しましょう。

コーティング剤による手入れ

車のメンテナンスとしては、傷消しだけではなく傷や劣化の予防も大切です。車のメンテナンスにはコーディングという作業があり、これも自分でおこなうことができます。綺麗にコーディングをすれば、より綺麗な状態を長持ちさせられますし、傷の補修も少なく済みます。コーティング剤にもさまざまな種類がありますので、特徴や使用時のポイントなどを知っておきましょう。

コーティング剤の特徴と種類

コーティング剤とは、シリコーンやガラス系の素材で車の表面に被膜を作るものです。ワックスと似た部分もありますが、使用されている素材が違います。コーティング剤には油脂系や樹脂系があり、油脂系は撥水性に優れ、樹脂系はツヤ出し効果に優れています。

コーティング剤の必要性

コーティング剤の役割は汚れの付着を防止する、表面の経年劣化による変色防止の2つが挙げられます。車表面に被膜を作ることで汚れは付着しづらくなりますし、多少の汚れであれば簡単に落とせます。また塗装の保護という側面も強く、定期的にコーディングをおこなうことで塗装を長持ちさせることも可能です。 車を綺麗保つためにはコーディングは欠かせませんし、ある程度すれば落ちてしまいます。こまめにコーディングし直すことが大切です。 

傷の大きさによってDIYかプロに任せるか考えよう

車傷の傷消しは自分でもできますが、傷を修理するというよりは、隠して見えてなくしているだけのことが多いです。そのため根本的な解決にはなっていませんし、仕上がりの綺麗さを求めるなら業者に依頼するのがおすすめです。 また傷が大きすぎる場合は、自分で補修するのは難しいですし、無理に手を加えることで余計に状態を悪化させてしまうことも多いので注意しましょう。傷ができれば素早く補修する必要がありますが、傷の程度や箇所によって自分で補修するか業者に依頼するかを見極めることが大切です。 ポイントとなるのは傷の大きさですので、補修可能な範囲を正しく理解して、適切な方法で車傷を修理しましょう。

ただし、もともと車が古いなどの理由で買取に出す予定だった場合は、下手に自分で修理してから出されるよりも、そのまま買取に出した方が高値になる事が多いです。これは素人が修理する事によって余計に直しにくい状態になってしまい、現状復帰する為に買取店が更に手を加える事になるのです。

また、プロの修理屋に依頼することもオススメしません。完璧に修理することで査定額は多少上がるでしょうが、修理費用以上に査定額が上がる事はありませんので、この場合でもそのまま買取に出した方が査定額はトータルで見ると高くなるのです。

なお、あまりにもへこみがヒドイ場合は通常の中古車買取では値が付かない可能性がありますので、事故車や故障車でも買取を行ってくれるカーネクストに申し込みする様にしましょう。

カーネクストであれば、海外販路を持っている業者ですので、車種や条件次第では日本向けの業者よりもはるかに高額な査定が出来る事もあるでしょう。

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