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車検修理は高いもの|見積りから本当に必要なことを見極めよう

車検にはお金がかかるというのは多くの人が持つ共通認識であり、実際に数万円、場合によっては10万円以上費用がかかってしまうこともあります。車検では必須の費用などもありますし、まったくゼロにはできませんが、それでも安く抑えることは可能です。 車検の方法はさまざまありますし、どのやり方で受けるかによってかかる費用は大きく違ってきます。車検の費用を安く抑えるために大切なのは、事前に見積もりを受けることです。見積もりありとなしでは、車検の費用は大きく違ってきますし、よりお得に車検を受けるためにも必ず見積もりはしておきましょう。

車検見積もりは必要なのか

見積もり

車検をおこなう際には、まずは見積もりから始めますが、見積もりには時間や手間がかかってしまうことが多いです。車検はすべての工程を終えようと思えばそれなりに時間がかかりますが、見積もりは中でも時間のかかりやすい工程です。 そのため時間短縮を考えるのであれば、見積もりは飛ばしてもよいのではないかと考える人もいますが、これはよくありません。車検をスムーズに進めるためには、見積もりは欠かせないものです。車検時にはなぜ見積もりをおこなうのか、その意味を知って必要性を理解しておきましょう。

見積もりで分かる重要な事

車検時に見積もりが必要なのは、正確な費用を算出するためです。見積もりをとることで、車検にかかる費用が細かく分かりますし、いくら必要なのかを知った上で車検が受けられます。確かに見積もりは必須の作業ではありませんし、これを飛ばしても車検を受けること自体は可能です。 しかし見積もりをせずに、車検費用総額を知らないままで車検を受けてしまうと、予想していたよりも多くの費用がかかってしまい、支払いに困ることもあります。車検費用は人によって異なりますし、スムーズに支払いを終えるためにも、見積もりをして費用を把握するのは大切なことです。

見積もりは簡単

車検時には見積もりは必要であり、少し手間でも必ず受けておくことが大切です。しっかり見積もりをしようと思えば、時間や手間はかかってしまいますが、見積もり自体は実はそれほど難しくはありません。むしろ車検時に必要な工程を考えれば、見積もりはもっとも楽な工程だとも言えます。 見積もりを面倒に感じてしまうのは、実際に何をすればよいのか分かっていないからです。見積もりの方法は大きく2つに分けられますので、それぞれを知り、見積もりはどのようにおこなうのかを理解しておきましょう。

店舗見積もり

店舗見積もりは、業者に実車を持ち込んで見積もりしてもらう方法です。見積もり方法としてはもっともスタンダードなやり方であり、多くの人がこの方法で見積もりを受けています。店舗見積もりの場合は実際に車を見ながら車の点検、検査をおこないますので、より正確な見積もりを出してもらいやすいことが特徴です。 専門の整備士が点検を担当しますので信用度は高いですし、安心して任せられます。車を隅々まで点検し、その上で車検に必要な費用を算出し、見積書にまとめていきます。

ネット見積もり

ネット見積もりは簡易的な方法であり、自宅で簡単に車検の費用を算出できます。入力する情報もごく少数であり、車種や年式、走行距離などを入力すれば、すぐに見積もりをだしてもらえます。見積金額を確認すれば、そのまま車検の予約もできますし、忙しい人におすすめの方法です。 手軽にスピーディーに見積もりをできるのが特徴ですが、見積金額はあくまで参考程度であり、これを鵜呑みにするのはよくありません。実際に車をチェックすれば整備箇所などが増えて最終的な支払金額は変動する可能性があります。 もちろん費用は増減のどちらかで、場合によっては減ることもありますが、増額する可能性があることは覚えておきましょう。

車検見積もりは時間が掛かるのか

砂時計と車

車検を見積もりに出す際に気になるのが所要時間であり、忙しい人であれば見積もりに時間をかけたくないと考える人も多いです。見積もりにかかる時間は利用する業者やその時の状況、車の状態によって異なりますが、大体の相場はあります。 見積もりにかかる平均的な所要時間を知って、車検にはどれくらいの時間がかかるのかもある程度イメージしておきましょう。

見積もりに掛かる時間

見積もりにかかる時間は利用する業者によって違いますが、車検専門店やカー用品店などであれば、30分~1時間程度で終わることが多いです。対してディーラーに依頼した場合では、平均でも1時間以上かかり、ここからさらに費用の交渉や説明となるので、かなり時間がかかってしまいます。 業者ごとに時間が違うのは、検査する項目や点検の丁寧さの違いです。車検専門店やカー用品店では、ざっと点検して検査項目も少ない傾向にあります。逆にディーラーの場合は細部までチェックして、しっかり検査もおこないますので、見積もりを出すまでの時間は長くなりやすいです。

見積もり方法の違いは所要時間のちがい

店舗見積もりの場合でも、利用する業者によって見積もりの時間は異なりますが、平均すれば1時間前後かかります。店舗の見積もりではある程度時間を要しますが、ネット見積もりの場合はほんの数分程度で見積もりが終了します。 これは店舗見積もりの場合は、実車点検をおこなうことが理由であり、車をみながらじっくり点検しますから、ネット見積もりよりは時間がかかってしまいます。店舗見積もりとネット見積もりでは、圧倒的にネット見積もりの方が早いですが、見積もりの精度では店舗見積もりに軍配が上がります。所要時間を求めるならネット見積もりが、細かく点検してもらいたいなら店舗見積もりがおすすめです。

車検見積もりに手数料は必要か

手数料

車検の見積もりをする際に注意すべきなのが手数料です。手数料は業者の儲けになる部分ですし、業者としてはこれをいかに獲得できるかが重要です。そのため業者に何かを依頼すれば、必ずと言ってよいほど手数料がかかります。 車検をスムーズかつお得に進めるためには見積もりは必須ですが、見積もりにまで手数料がかかるなら損をするのではないかと感じる人は多いです。確かに見積もりを出してもらったからといって、必ずしもその業者で車検を受けるわけではありませんし、見積もりだけ受けてキャンセルする可能性もあります。 見積もりだけでキャンセルして手数料がかかれば損をしますし、それが何社も続けばそれだけで費用はかさんでしまいます。車検の見積もりには手数料が必要なのかを知り、業者を選ぶ際の注意点なども知っておきましょう。

見積もりは基本無料が多い

車検の見積もりは有料なのではと心配に思う人も多いですが、ほとんどの業者は見積もりに関しては無料でおこなっています。見積もりだけなら何社受けても無料なことは多いですし、よりお得に車検を受けるためにも、複数業者で見積もりを出してもらうことが大切です。 業者ごとに見積金額は違いますし、それぞれを比較すれば車検費用の相場や見積もり内での最安値なども見つけられます。もちろん車検見積もりは無料でサービスしている業者が多いというだけで、すべての業者が無料でおこなっているわけではありません。 見積もりに出した時点で手数料がかかってしまう場合もありますし、本当に無料で請け負ってくれるかは、必ず事前に確認しておきましょう。

見積もりは全て無料だと決めつけない

車検時の無料見積もりをしている業者は多いですが、すべてが無料なわけではありませんし、業者によって費用については提示していないこともあります。ホームページなどで確認しても、どこにも無料と書かれていない場合は、有料の可能性が高いので注意しましょう。 また「車検見積もり実施中」などの記載があっても、これも無料であるとは限りません。とにかく無料という言葉がなければ有料の可能性はありますし、分からない場合は事前に業者に聞いておくことが大切です。また業者によっては買取の査定・見積もりは無料でおこなうものの、車検の見積もりに関しては有料など、細かく料金を設定していることもあります。 買取査定の見積もりなどが無料だからといって、車検時の見積もりも無料とは限りません。「車検見積もり」「無料」をキーワードと考え、これらの記載がある業者を利用しましょう。

車検見積もりの手順は簡単なのか

ステップ

車検の見積もりを受けるには、さまざまな手順を踏む必要があります。見積書を出してもらうまでに多くの手順が必要なため、難しいと感じてしまう人は多いですが、実際の流れとしては非常に簡単です。車検の見積もりを受けるのは難しいことではありませんので、全体の流れを把握して、スムーズに見積もりを受けましょう。

予約をする

見積もりを受けるためには、まずは業者に予約をします。予約なしで持ち込んでも見積もりをしてもらえる可能性もありますが、業者の対応も遅れますし、余計に時間がかかってしまう可能性も高いです。また混雑している場合は予約が優先されますし、場合によってはその日は見積もりができない可能性もあります。スムーズに進めるためには、必ず事前に予約をしておきましょう。

車両を持込み事前点検見積もり

車を業者に持ち込めば、実車を見ながら細かくチェックしていきます。事前点検は正確な費用を算出するのに必須の作業であり、これを省略すると見積もりの精度は下がりますので注意が必要です。点検や検査は立ち会いのもとでおこない、30分~1時間程度で終了します。

見積もり内容の確認と交渉

事前点検が終了すれば、点検内容をもとに業者が見積書を作成します。作成後は見積書を見ながら内容の説明や費用の交渉などをおこないます。見積書にはさまざまな内容が記載されていますので、分からないことがあればきちんと質問しておきましょう。見積金額を確認し、納得がいかなければ値引き交渉などをおこないます。

問題なければ車検予約をする

見積もりに内容に不備がなく、納得のいく金額であればその場で車検実施日の予約へと進みます。見積もりを出してもらったからといって、その場で即決する必要はありません。見積書を持ち帰り、じっくり検討してから後日連絡も可能です。 後日連絡で車検の予約をする場合は、Webや電話でもおこなえますし、もう一度店舗に出向いて直接予約もできます。

見積もりはいつするのがいいのか

カレンダー

見積もりを受ける場合は、どの業者で受けるかも大切ですが、それだけではなくいつ受けるのかも考えておく必要があります。車検は有効期限が決まっており、それに合わせて見積もりをしておくことが大切です。全体の流れとしては、見積もり→整備→車検となり、見積もりは車検における最初の部分です。見積もりをおこなうベストなタイミングを知って、車検をスムーズに進めましょう。

車検満了日を把握する

車検の見積もりをおこなう際には、まずは車検の満了日を確認しておきましょう。満了日は有効期限であり、これを過ぎれば車検切れとなりますので、満了日前に車検を更新する必要があります。車検の更新自体はいつでも可能ですが、継続車検の場合、もっともお得なのは満了日までの残り日数が40日以内のタイミングです。 車検は更新した時点で、残りの有効期限はリセットされ、更新した日から次の有効期限開始となります。そのため早く受け過ぎると有効期限を無駄にしてしまうので、できるだけぎりぎりに受けることが大切です。有効期限の無駄なく受けられるのが満了日まで40日以内のタイミングですので、その40日の間に車検が受けられるように逆算して、見積もりも受けておきましょう。

満了日ギリギリは避けよう

車検は有効期限を無駄にしないためにも、満了日が近づいてから更新した方がよいですが、あまりにギリギリになるのは避けましょう。満了日から40日以内の間であれば、どこで受けても次回更新日は変わりません。そのため余裕持つためには、できれば1カ月以上は期限を残して車検を受けるのがベストです。 満了日ギリギリになってしまうと余裕がなくなり、車検業者の選択肢なども狭くなってしまいます。早くしなければ車検が切れるからと焦り、ほとんど検討しないままに車検を受ければ損をする可能性は高いです。見積もりを受けてじっくり検討してから車検を受けるためにも、有効期限には余裕を持って見積もりを受けましょう。

車検見積もりのアドバイス

アドバイス

車検の見積もりを上手に検討するためには、知っておきたいことがたくさんあります。事前に情報を仕入れないままに見積もりを受けてしまうと、失敗する可能性もあるので注意が必要です。見積もり時にはどのような点に気をつければよいのかを知り、ミスなく見積もりを進めましょう。

費用の中には同じでないといけない項目がある

車検にはさまざまな費用がかかります。そのため見積書を確認すれば費用についても細かく記載されていますが、一部の費用はどこで見積もりを受けても完全に固定されています。車検の費用は利用する業者によって異なりますので、当然見積もり全体の金額も業者ごとに違っています。 しかし一部の費用については業者が変わっても一定ですので、その費用が別の業者の金額と違っている場合は注意が必要です。費用が固定になっている項目を知って、別の業者の見積書と見比べた場合も同じ金額になっているか確認しておきましょう。

法定費用

車検の費用は、法定費用と車検基本料の2つに分けられます。車検基本料は業者に車検を依頼した際に発生する費用であり、これは業者ごとに金額の設定が異なります。対して法定費用は税金や保険料の支払いに必要な費用であり、これは業者が違っても金額は一定です。 業者を利用する場合はもちろん、自分で車検を受けるユーザー車検の場合でも費用は一緒ですので、複数の業者で見比べて費用が間違っていないか確認しておきましょう。

検査手数料

検査手数料は印紙代とも言われているものであり、車検の検査をおこなう際に必要な費用です。これも法定費用のひとつであり、業者が違っても金額が変動するこ

とはありません。検査手数料に似た費用として、検査代行料や代行手数料などが挙げられますが、これらについては業者ごとに発生する費用なので変動します。 あくまで法定費用部分の検査手数料(印紙代)が固定の費用です。検査手数料は一部例外はあるものの、継続検査の場合は基本的には1,100円です。見積書をチェックして、金額が間違っていないか確認しておきましょう。

見積書の有効期限に注意

車検の見積もりは有効期限に合わせて余裕を持っておこなうことが大切ですが、あまりに早く見積もりをしてしまうのもNGです。見積書には有効期限があり、期限をすぎてしまうと内容が変更となる可能性があるため、再度見積もりに出して作り直してもらわなければなりません。 見積書の有効期限は業者によって異なっていますが、1週間から1カ月程度であることが多いです。見積書を出してもらう際には有効期限も確認しておき、期限内に答えが出せるようにしておきましょう。

見積もりが同じ金額なら

検索

車検の費用は利用する業者によって違ってきますが、場合によっては見積金額が同じということもあります。金額が同じであればどちらで受けても問題はありませんが、決め手を探すのであれば、業者独自のキャンペーンや割引サービスがないかを確認してみましょう。 業者によっては車検時に割引やキャッシュバックをしたり、自社で利用できるクーポン券などをプレゼントしている場合もあります。すべての業者がそれらの特典をおこなっているわけではありませんが、見積金額が一緒でどちらを選ぶべきか困った際などは、それらも参考にしてみましょう。

予算を考え見積もりをしっかり取る事がお得な車検につながる

車検をお得に受けるためには見積もりは必須であり、複数の業者から見積もりを受けて、じっくり比較検討することが大切です。業者によって提示する金額は違いますし、しっかりと比較して選べば、よりお得に車検が受けられます。 事前に見積もりを出してもらい、車検全体の費用を確認するのは大切ですし、確認を怠ることで損をしてしまうケースも多いです。費用を把握していれば交渉もしやすいですし、車検代も安く抑えやすくなります。事前に決めた予算と照らし合わせて見積もりを確認し、じっくり考えてからどの方法で車検を受けるか決めましょう。

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