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BMWの車検費用は高い?その理由や安く抑えるための方法とは

高級車といえばBMWを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。BMWは高級車であるため、購入するにはかなりの資金が必要となりますが、高いのは車両価格だけではありません。BMWは車検費用などの維持費も、他の車と比べると高くなります。
ここでは、BMWの車検費用が高額になる理由や、BMWの車検費用を安く抑えるための方法について詳しく解説していきます。BMWの購入を考えている方や、BMWの車検費用にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

BMWの車検費用はどれくらい?

憧れのBMWを手に入れたとしても、車検費用などの維持費がどれくらいかかるのかを知っておかなければ、維持費が高く、すぐに手放さなくてはならない可能性もあります。
BMWを新車で購入した場合、初回の車検は購入してから3年後になりますが、それ以降は2年ごとに車検を受けなければなりません。2年ごとに受ける車検の費用が高額になれば、非常に大きな出費となります。BMWの車検費用がどれくらいかかるのかを知り、おおよその維持費を計算しておきましょう。

1シリーズの車検費用の相場

BMWにも様々な車種があり、車種ごとに車検費用も異なります。BMWの中でもコンパクトで車両価格が最も安い1シリーズの場合、自動車重量税が24,600円、自賠責保険料が25,830円かかります。これに印紙代が約1,000円プラスされるので、定額でかかる法定費用だけでも5万円以上になります。さらに、車検はこれらの法定費用にプラスして、点検整備代金の相場である約10万円がかかるので、車検費用は約15万円必要になります。
>一般的な乗用車の車検費用は7~10万円程度で済むことがほとんどなので、BMWの車検費用は高額であると言えます。

3シリーズの車検費用の相場

BMW3シリーズは1シリーズよりもやや大きめの車で、車両価格も高くなります。車両重量が重くなると、車両の重量によって課税される自動車重量税は高くなり、32,800円かかります。自賠責保険料と印紙代は1シリーズの場合と同じになるので、法定費用だけでも約6万円かかることになります。さらに、点検整備代金も10~15万円が相場となり、1シリーズよりも高くなります。点検整備代金は車検を依頼する業者によって異なるため一概には言えませんが、場合によっては、車検費用の合計が20万円程度かかることもあります。

車検費用が高額になるのは2回目以降

車検費用が高額になるのは、基本的には2回目以降の車検からになります。初回の車検では交換する部品が少ないこともあり、点検整備代金はそれほど高くなりません。しかし、2回目以降の車検では、交換する必要のある部品が多くなるため、点検整備代金が初回よりも高くなり、車検費用も高額になりやすいです。
もちろん、初回の車検でも無茶な乗り方をしていたり、日頃のメンテナンスを怠っていれば、点検する箇所や整備する箇所などが増え、車検費用が高くなってしまうこともあるので注意しておきましょう。

BMWの車検費用はなぜ高い?

BMWの車検費用の相場についてお話ししましたが、BMWの車検費用が他の車と比べて高くなるのはなぜなのでしょうか。BMWの車検費用が高くなる理由について詳しく見ていきましょう。

国産車より部品の品質が低いため

BMWの車検費用が高くなってしまうのは、点検整備代金が高いことが大きな要因です。BMWの点検整備代金が高くなるのには、国産車よりも部品の品質が低く、故障しやすいという理由があります。
また、ヨーロッパは日本に比べて検査費用が安く、古い車であっても指摘された箇所を直すだけで済むため、車検費用も安く済みます。しかし、日本は検査費用が高く、整備の質も問われるため、ヨーロッパよりも整備する箇所や修理する箇所がどうしても多くなってしまい、その分費用も高くなってしまうのです。

部品を海外から輸入するため

BMWの車検費用が高くなる原因の一つに、部品代が高額になるいうものもあります。BMWの部品は日本では製造されておらず、海外から輸入する必要があるため、その分の輸送費や税金がかかり、費用がかさんでしまうのです。さらに、修理するために必要となる部品の数が多いことも、車検費用が高くなる要因となっています。

点検整備に専門知識が必要になるため

BMWなどの欧州車は、日本車とは車の構造や使用されている部品の種類が異なります。そのため、メンテナンスをするためには専門の知識が必要となり、業者によっては整備ができないこともあります。整備ができる専門知識を持っている業者に依頼すると、その分作業工賃が高額になり、車検費用が高くなってしまうのです。

部品が消耗品

ドイツの車であるBMWは、車の部品に対する考え方が日本とは異なります。日本では消耗品でない部品もドイツでは消耗品として扱われ、こまめに交換する必要があるのです。つまり、日本では高価な部品であっても、ドイツでは長く使われるものではない消耗品として扱われるため、交換する頻度が高くなり、メンテナンス費用を含めた車検費用が高額になってしまうのです。

BMWの車検費用を安くするためには?

BMWの車検費用が高くなる理由をお話してきましたが、できることなら少しでも安く抑えたいですよね。ここからは、BMWの車検費用を安く抑えるための方法をご紹介していきます。

部品を自分で仕入れる

BMWの車検費用が高くなる大きな理由の一つに、整備に必要となる部品の値段が高いというものがあります。部品代をいかに安く抑えられるかどうかが、車検費用を安く抑えることにつながります。そのまま業者に依頼すると高くなってしまう車検費用ですが、部品を個人輸入している業者やネットショップなどで探して少しでも安く仕入れ、その部品を使っての整備を依頼することで、車検費用を安く抑えることができます。

検査方法を見直す

車検費用を抑えるためには、検査方法の見直しも重要なポイントになってきます。原因不明の故障が見つかると、怪しい箇所のパーツを全て取り替える傾向にありますが、これが費用が高くなってしまう理由の一つです。故障が見つかった場合はすぐにパーツを取り替えてしまうのではなく、細かく検査を行い、徹底的に故障の原因、故障している箇所を探ってもらうことが重要です。
故障の原因を解明することができれば、本当に交換する必要のあるパーツだけの交換で済むため、費用を安く抑えることができます。検査にかかる費用よりも部品の代金の方が高くなることがほとんどなので、徹底的な検査を行い、部品の交換は最小限に留めるようにしましょう。

民間の車検工場に依頼する

車検費用は依頼する業者によって異なるため、車検費用を安く抑えるためには、どの業者に依頼するかも重要になってきます。BMWの正規ディーラーで車検を受ければ、専門知識を持った整備士がいるため、高い技術力や充実したサービスが保証されています。しかしその分、車検費用は高くなります。車検費用を安く抑えることに重点を置くのであれば、BMWの正規ディーラーではなく、民間の工場に車検を依頼するようにしましょう。

2年間走行距離無制限保証に加入する

BMWの正規ディーラーでBMWを購入した場合、2年間走行距離無制限保証というものがあります。この保証に入っていれば、2年間は作業工賃や部品代などがかからず、無料で部品を交換してもらうことができます。
特に、中古でBMWを購入する場合は、新車に比べ故障が多くなるため、部品交換が必要となる機会も増えます。そういった場合でも、2年間走行距離無制限保証に入っていれば、メンテナンスにかかる費用を抑えることができ、結果的に車検費用を安く抑えることにもつながります。

それでもBMWの車検費用が高いと感じるなら

BMWの車検費用を安く抑えるための方法についてお話してきました。しかし、お話しした方法を試してみてもまだ車検費用が高いと感じるのであれば、車検のタイミングで車を手放すのも一つの方法です。
車検は2年ごとに必ず受ける必要があり、これは何年経っても変わりません。長く乗っていても車検が免除されることはなく、長く乗れば乗るほど整備する箇所は増えていくので、車検費用はどんどん高額になっていきます。
BMWの車検費用などの維持費を負担に感じるのであれば、新しい内に手放し、維持費が安い車に買い替えることをおすすめします。車の価値は時間が経つとどんどん下がってしまうので、新しい内に売却し、売却したお金で新しい車を購入することも一度検討してみてはいかがでしょうか。

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