故障・修理

車の異音の原因と対処法|音の種類からトラブルを見抜こう

車の異音の原因と対処方法

安全に車を使い続けるには、常に状態に気を配らなければなりません。特に注意したいのが音であり、普段はしない異音が聞こえると故障の合図と言えるでしょう。 走行時の異音に耳を傾けることで、問題を早期に発見し、対処することも可能です。車のダメージを最小限に抑えるためにも、異音から何が分かるか知っておきましょう。

車からの異音の種類で故障の状態が予想できる

車の状態を見極める上では異音に耳を傾けるのが大切なのは、音の種類によって故障の箇所や状態が予想できるからです。車は外から見ただけでは内部の故障までは分からず、実際に中を開いても、不具合が分からないことも多いです。 違和感を感じたからといって、いちいち細部まで分解してチェックすることはできないため、ある程度故障の内容に検討をつけるためにも音は重要と言えます。

異音の出ている場所でトラブルの検討をつける

異音で最初に注目すべきなのは、音の出どころはどこかということです。音が鳴っている場所が、不具合が発生している場所であり、そこを念入りにチェックすることで故障は見つけられるでしょう。 車によって通常の走行時にどれくらいの音がするかは違いますが、不具合がある場合には、普段の音に混ざって聞き覚えのない音がします。走行時の音がうるさいかどうかではなく、普段とは違う音がしていないか、またそれがどこから聞こえるかで故障箇所を見抜きましょう。

故障の程度を把握する

音の鳴る場所はもちろん、異音の大きさも重要なポイントです。基本的には音は大きくなるにつれて、劣化、不具合が進んでいると考えましょう。そのため、異音が小さいうちに素早く対処することで、被害を最小限に食い止められます。 異音は放置していても良くなりはせず、悪くなる一方なため、早めに対処しなければなりません。また、音の種類によっては、走行機能を維持する上で重要なパーツの異常を知らせていることもあるため、その場合は特に素早い対処が必要でしょう。

異音の種類とそれぞれの対処法

車から異音がすると、何らかの不具合を抱えていることは確かですが、問題はどこに不具合があり、どの程度悪いのかです。 異音の種類を聞き分けることで、どのような不具合が起きているかはあたりが付けられます。異音の種類が示す不具合と、それぞれの対処法を知って、異常に素早く気づきましょう。

キンキンという金属音がする場合

キンキンとした甲高い金属音がする場合は、エンジンがオーバーヒートしている可能性が高いです。金属音は冷却水が不足していることが原因であり、異音が大きくなっているなら、素早く使用を停止しなければなりません。 オーバーヒートのまま走行していると、エンジンが焼き付いて使い物にならなくなったり、場合によっては発火してガソリンに引火したりする危険性もあります。 異音がするならすぐに業者に見てもらうことが大切ですが、この時も自分で運転して持ち込まず、引き取りを依頼するのが無難でしょう。初期段階では、カリカリといった音がするため、その時点で異常に気づくことが大切です。

ゴロゴロという重たい音がする場合

アクセルやブレーキを踏んだ際に、ゴロゴロと重たい音がする場合は、パッドそのものか、エンジンに不具合が生じている可能性が高いです。アクセルやブレーキのパッドは、長く使っているとすり減っていき、普段とは違った音がしやすくなります。 消耗による異音の場合は、ギシギシといった擦れる音がする場合も多いでしょう。エンジンの不具合の場合は、エンジンオイルが不足している、あるいは漏れ出していることによっては、エンジンが溶け、パッドから異音が生じています。 この際には油圧警告灯も点滅するため、それも参考にすると良いでしょう。オーバーヒート同様の状態であるため、速やかに使用を停止し、車両の引き取りを依頼することが大切です。

ポコポコという音がする場合

エンジンから鳴るポコポコという音は、点火プラグの不良を示しています。プラグが点灯していなかったり、点灯はしているものの、正常に作動していなかったりすることが多いです。異音は走行中だけではなく、停車時にも鳴ることが多いため、注意して耳を傾けましょう。 点火プラグが故障すると、エンジンのかかりが悪くなり、燃費性能も悪くなります。今すぐに重大な故障が起きるわけではありませんが、長期的に見ると損失は大きいため、早めに交換したほうが良いでしょう。

キュルキュルという音がする場合

エンジン点火時にキュルキュルという音がする場合、セルの不具合が考えられます。セルが故障すると、エンジンの稼働が不安定になりやすく、悪くなるとエンジンがかからなくなるため、早めに修理しておきましょう。 また、走行時やアイドリング中にキュルキュルと音がする場合は、エンジン周りのベルト系が消耗している可能性が高いです。タイミングベルトやファンベルトといった部品は、経年劣化するため交換が必要です。 目安では年式10年、走行距離は10万km程度のため、異音と車の状態も加味して、交換のタイミングを考えると良いでしょう。

バラバラという音がする場合

排気音が普段より大きく聞こえたり、バラバラといった音がする場合は、マフラーの異常が考えられます。マフラーが破損したり、穴が開いていたりする可能性があるため、早めに修理しておきましょう。 マフラーが故障すると排気が上手くいかず、内部の温度が高くなって更なる故障を招くこともあるため、早めに対処しなければなりません。マフラーは小さな穴なら修理が可能で、費用は数千円程度です。交換の場合でも1本1~2万円程度とリーズナブルなため、被害が拡大しないうちに対処しましょう。

ウォーンもしくはウィーンという音がする場合

機械音がする場合は、エンジンやモーターの異常が考えられるため注意が必要です。ウォーン、またはウィーンという音がするなら、エンジンルームを細かくチェックしましょう。実際にどこが劣化、故障しているかは車によって違いますが、ベアリングやベルト系に影響が出ている場合が多いでしょう。 これらは部品交換によって対処が可能で、完全に故障しないうちに直しておくことが大切です。また、パワーステアリングが原因の場合は、オイルの補充やポンプの交換だけで対処できる場合もあります。 

修理するか買い替えか迷っている人は

車から異音がするなら、原因を特定して素早く対処することが大切です。しかし、故障の内容によっては、修理代があまりにも高く、本当に直すべきか、買い替えたほうが良いのではないかと悩む人もいるでしょう。 不具合や故障があるからといって、必ずしも修理しなければならないわけではありません。車の状態によっては、修理以外の選択肢にも目を向けることが大切です。

修理費が高い場合は買い替えも検討

修理と買い替えで悩む場合は、どちらのほうがお得か、メリットになるかで考えましょう。金銭的なメリットで考えた場合、直近の出費だけで見ると修理のほうが安くなることは多いです。しかし、修理箇所によっては、一度に数十万円かかることもあり、安い中古車なら十分購入できる場合もあります。 加えて、修理は一度して終わりではなく、終わったそばから、また別の箇所が不具合を起こすことも少なくありません。車は長く使うほど修理の頻度も増えるため、費用の高さだけではなく、回数の多さも考慮して買い替えを検討すると良いでしょう。 買い替えには費用がかかりますが、購入後の維持費は安く、修理の手間も省けるため、より安全、かつノンストレスで乗り続けられるのが魅力です。

廃車買取ならお得に車を処分できる

買い替えの際には、手持ちの車をいかにお得に手放せるかも重要です。異音がして状態の悪い車を手放すなら、廃車買取業者を選ぶのがおすすめでしょう。廃車買取業者なら、パーツや素材単位で分けて査定をしてくれるため、多少故障箇所があっても問題なく買い取ってくれます。 ディーラーや中古車販売店では値が付かなかったものが資金化できる場合は多く、少なくとも損にはならないでしょう。加えて、処分のサービスが充実している場合も多く、業者によっては車両引き取りや廃車手続きの代行まで無料です。状態の悪い車を好条件で手放したい人は、廃車買取がおすすめでしょう。

車の買い替えを検討の場合

今の車を処分して、新車への買い替えを検討の場合は、今の車を高く売る事でトータルコストを抑える事が可能となります。そこで必要になるのは車の売り先を海外販路持ちの業者にする事です。

近年の傾向として日本で出た中古車は国内ではなく海外で売った方が高値になる事が多く、それに伴い輸出販路のある業者での買取額が上昇傾向にあるのです。

なので、もし車を売る場合は、海外販路持ちのカーネクストをご利用いただき、少しでも高値で売っていただければと思います。なお、カーネクストは中古車だけではなく、故障車や廃車の買取も可能ですのでかなり万能な業者となっています。

車の異音にすぐ対処しよう

走行時は少なからず音はしますが、普段はしないはずの音が混ざっているようなら要注意です。異音は程度に関係なく、不具合、故障の合図であり、放っておくと被害が拡大し、重大な損失を招く危険性もあります。 どのような音が、どこから鳴っているかを判断し、故障の状態を素早く見極めて、適切な方法で対処しましょう。

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