故障・修理

エンジン焼き付きの修理代の相場とは。故障の原因と予防策までご紹介

ボンネットを確認する男性

エンジン焼き付きはそのまま放置するとエンジンそのものがダメになってしまいますし、素早く修理しなければなりません。しかし、エンジンの修理となれば高額になるのではないかと心配する人も多いです。エンジン焼き付きに修理は必須ですので、費用の相場を知り、また原因についても理解して、素早く対処できるようにしましょう。

エンジン焼き付きの判断の仕方

エンジン焼き付きは重大な故障ではありますが、目にみえるものではありませんし、すぐには気づけないことも多いです。エンジン焼き付きを疑っても、確証が持てないままに放置してしまうことも多いため、正しい判断の仕方を知っておくことが大切です。エンジン焼き付きはどのように判断するのかを知って、愛車の状態をチェックしてみましょう。

車から異音がする

エンジン焼き付きを判断するためには、エンジンの音に耳を澄ませてみましょう。エンジンから金属が擦れたり、ぶつかるような音が聞こえたら要注意です。内部で部品同士が摩擦でぶつかり、エンジンが焼き付いている可能性が高いです。

車から焦げ臭いにおいがする

エンジンが焼き付いてしまうと、焦げ臭いにおいがしてくることがあります。車が焦げ臭いと感じれば、エンジンが焼き付いている可能性が高いので注意が必要です。エンジンのそばによって、においを確認してみましょう。また、車内でも焦げ臭いにおいがしている場合は、危険な状態にある可能性が高いので、素早く修理に出しましょう。

エンジンの急停止が起こる

エンジンの急停止が起きている場合も、焼き付きを疑いましょう。エンジンが焼き付いていると、不具合を起こして急停止してしまうことがあります。エンジンの急停止はほかのことが原因で起きる場合もありますが、焼き付きも要因の一つですので、疑っておいた方がよいでしょう。

エンジン焼き付きの修理費用

エンジンが焼き付いた状態で使用していると大変危険ですので、素早く修理しましょう。エンジンは素人で直せるようなものではありませんし、そのまま使っていると大きな故障に繋がったり、場合によってはエンジンが燃えて火災が発生する危険性すらあります。 エンジンの修理となると大掛かりですし、修理費も高くなることが多いです。エンジン焼き付きの修理費用を知って、事前にいくら必要なのかを確認してから修理に出しましょう。

エンジン交換で数十万円以上

エンジンの焼き付きがひどく、修理ができない場合はエンジン交換となります。エンジン交換の場合、車種によって費用は異なりますが、軽自動車なら10万円ほど、大きな車なら100万円程度かかる可能性もあります。エンジンは車の基幹部分ですので、修理できないなら取り換えるほかありませんが、多額の費用がかかってしまいます。 場合によっては、車を買い替えた方がよいこともあります。エンジン交換でそのまま使うのか、これを機に買い替えをするのかも考えておきましょう。

一部修理でも数十万円以上

エンジン焼き付きはエンジンごと取り換えになることが多いですが、故障の程度によっては修理ができる場合もあります。ただし、一部修理でも数十万円以上かかりますし、修理でも交換でも費用が高いことは覚えておきましょう。 エンジン交換ではなく、一部の部品の交換だけでも修理代は高いので、場合によってはエンジン交換してしまった方がよい場合もあります。一部交換しただけではエンジン全体の劣化が改善されたわけではありませんし、少ししか値段が変わらないならエンジンごとの交換を選びましょう。

基本的に修理はオススメできない

上記の通り、エンジン系の修理となるとその費用はかなり莫大な金額になりますので、修理を行う事はオススメできません。なので、車の買い替えを行う事になるのですが、ここで問題なのがエンジンの焼き付きが起こった車は基本的には中古車買取店では値が付かず廃車になる事が多いです。

なので、そういった場合は故障車の買取もできるカーネクストに申し込みを行い、少しでも乗り換えにかかる費用の足しにする方法がベストでしょう。

エンジン焼き付きの原因

エンジンが焼き付いてしまうことには原因がありますので、それを知っておくことも大切です。長年乗っていればエンジンは少しずつ消耗しますが、それでも必ずしもエンジンが焼き付くとは限りません。故障には必ず原因がありますし、それを知っていれば対策を立てることもできます。なぜエンジン焼き付きが起きるのか、その原因を詳しく探っていきましょう。

エンジンオイルが劣化している

エンジン焼き付きの原因としては、エンジンオイルの劣化が考えられます。エンジンオイルには摩擦熱を緩和する働きがありますが、これが劣化してしまうと摩擦熱が強くなってしまい、エンジンの温度が上がってしまいます。 エンジンの場合、摩擦熱でもかなりの温度になりますので、緩和する動きが弱ければ、温度は一気に上昇してエンジンが焼き付きます。

エンジンオイルが詰まっている

エンジン内部のメンテナンス不足によって、オイルが詰まっても焼き付きが起きますので注意しましょう。オイルが詰まってしまうと、エンジン内部の温度が上がったままになってしまいます。エンジンオイルにはエンジン内部の温度を下げる役割もありますし、詰まることで役割が果たせず、焼き付きが起こってしまうのです。

メンテナンスを怠らなければ防げる

エンジンは使っているうちにどんどん劣化していきますが、それでも日々のメンテナンスを怠らなければ、焼き付きは防ぐことができます。エンジン焼き付きが起きる原因の多くはエンジンオイルのため、こまめにオイル交換をするなどの整備をしていれば、エンジンをきれいな状態で保つことができます。 オイル交換の費用などは微々たるものですし、エンジン交換や修理に比べれば安いものです。エンジンはメンテナンスを怠らずにきれいに保っておけば長持ちしますし、車の寿命も延びます。修理費の節約にもなりますので、こまめにチェックして定期的にメンテナンスをする癖をつけておきましょう。

定期メンテナンスで焼き付きを予防しよう

エンジン焼き付きは、定期的なメンテナンスで防ぐことができます。こまめに手入れをしていれば、車は長持ちしますし、修理費用も抑えられます。日頃からきちんとメンテナンスをして、愛車のエンジンを守り長持ちさせましょう。

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