車は走行距離や使用年数に応じて少しずつ劣化が進むため、定期的にメンテナンスをすることが大切です。メンテナンスと考えると、業者に依頼しなければならないとイメージする人も多いでしょうが、実は自分で手軽に行えるものもあります。 プロに頼むべきメンテナンスももちろんありますが、自分でも積極的に行うことで、愛車をより良好な状態に保てるでしょう。自分と業者、それぞれでどのようなメンテナンスを行うのかを知り、小まめに手を加えることが大切です。
目次
飛び石でボンネットに傷がついた時の対処法
飛び石によってボンネットに傷がついた場合の対処法は自分で直すか、プロに直してもらうかのどちらかです。自分で直す場合は、修理用品を揃えなければなりませんが、手軽に補修できるのが魅力です。費用もそれほどかからず、小さな傷なら綺麗に直せるでしょう。 プロに依頼する場合は、費用はかかるものの、大きな傷にも対処してもらえる点が特徴です。DIYでの補修には限界がありますが、プロによる修理なら対応してもらえる幅も広く、仕上がりも問題ありません。 また、プロに依頼する場合、保険の加入状況によっては修理費用を補償してもらえる場合もあります。金銭的な問題は方法次第でも解決できるため、まずはどちらの方法で直すか決めましょう。
飛び石によるボンネットの傷を自分で修理する方法
飛び石の被害は頻繁に起きやすく、補修しても追いつかないくらい日常的に傷がつくこともあります。少しでも傷がつくたびにプロに修理を依頼していると費用がかさんでしまうため、多少の傷なら自分で補修するのがおすすめです。 DIYでの補修には若干コツが必要ですが、慣れると簡単で誰でもできます。ボンネットの傷は放置すると見た目も悪くなり、恥ずかしい思いをするため、早めに直すことが大切です。DIYで補修する方法を知り、愛車を自分の手で綺麗にしましょう。
修理に使用するもの
DIYで傷を補修するには、以下のものを揃えましょう。
- 車を拭く布
- サンドペーパー
- シリコンオフ
- マスキングテープ
- タッチアップペン
- コンパウンド
補修を始める前に、まずは傷と周辺を綺麗に洗い、きちんと水気を取ることが大切です。ゴミやほこりが溜まっていると、綺麗に直すことができず、研磨する過程で余計に傷が広がってしまう可能性があります。しっかり水洗いして水気を取った後は、傷周辺の塗装を綺麗にはがしましょう。
この時にサンドペーパーを使い、段差をなだらかにします。表面が綺麗になったところでタッチアップペンを使い、塗装を行いますが、その前にシリコンオフをして、表面の油分を取り除かなければなりません。油分が残っていると塗装が上手く入らず、仕上がりが汚くなってしまいます。
油分を取った後はマスキングテープで周囲を覆い、余計な部分に塗料が飛ばないようにしましょう。準備を整えた後はタッチアップペンで塗装し、しっかり乾かします。 乾かした後に何度か重ね塗りをすると、より綺麗に仕上がります。塗装が乾いた後は、サンドペーパーでならし、コンパウンドでさらに磨いて、補修は終了です。
飛び石によるボンネットの傷の修理に関する注意
飛び石によるボンネットへの被害は頻繁に起こり、いちいち補修するのが面倒だと思う人も多いでしょう。しかし、小さな傷でも放置するのは危険で、放っておくと傷内部に錆ができ、腐食が進んでしまいます。腐食によってパーツに穴が開き、メンテナンスに余計な費用がかかることも多いです。 被害を拡大しないためには、小さい傷のうちに素早く直すことが大切です。また、飛び石による被害でも、傷の程度が大きいなら、無理せずプロに直してもらいましょう。大きな傷をDIYで補修するのは難しく、手を加えたことで、傷が広がってさらに手間がかかってしまうこともあります。
飛び石が当たったら速やかに修理しよう
飛び石による傷は素早く修理することが大切で、迅速な対処によって二次的な被害を防げます。自分で直すかプロに直してもらうかは傷の程度によって決め、素早く直して愛車を綺麗に保ちましょう。
ただし、もともと車が古いなどの理由で買取に出す予定だった場合は、下手に自分で修理してから出されるよりも、そのまま買取に出した方が高値になる事が多いです。これは素人が修理する事によって余計に直しにくい状態になってしまい、現状復帰する為に買取店が更に手を加える事になるのです。
また、プロの修理屋に依頼することもオススメしません。完璧に修理することで査定額は多少上がるでしょうが、修理費用以上に査定額が上がる事はありませんので、この場合でもそのまま買取に出した方が査定額はトータルで見ると高くなるのです。
なお、あまりにもへこみがヒドイ場合は通常の中古車買取では値が付かない可能性がありますので、事故車や故障車でも買取を行ってくれるカーネクストに申し込みする様にしましょう。
カーネクストであれば、海外販路を持っている業者ですので、車種や条件次第では日本向けの業者よりもはるかに高額な査定が出来る事もあるでしょう。