ホンダから2014年に販売が開始されたヴェゼルは、SUVの力強さとクーペの美しさ、ミニバンの使いやすさを兼ね備えたコンパクトSUVとして、中古車市場でも高い人気を得ています。
こちらでは、そんなヴェゼルのリセールバリューがどれくらいなのかやリセールバリューが高くなるヴェゼルの特徴、ヴェゼルを高値で売却するコツなどについてご紹介します。ヴェゼルの売却をお考えの方はもちろん、購入を検討されている方も、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ヴェゼルのリセールバリューはどれくらい?
ヴェゼルのリセールバリューはどれくらいなのか、実際の数値を見ていきましょう。
リセールバリューとは?
まずは、リセールバリューが何を示しているのかについて解説していきます。リセールバリューとは、売却する車の中古車市場での価値のことです。市場での需要と供給のバランスによって相場は変動するため、中古車市場での需要が高く、流通台数が少ない車がリセールバリューが高い車となります。
国産車の一般的なリセールバリューは、新車購入から3年後・走行距離3万キロ程度で、新車価格の40~55%程度であると言われています。つまり、この数字よりもリセールバリューが高い車を購入することで、車の買い替え時にかかるコストを抑えることができます。
ヴェゼルのリセールバリュー
車の年式は新しければ新しいほどリセールバリューが高くなりますが、ヴェゼルのリセールバリューは年式によってどの程度変化するのでしょうか。なお、リセールバリューはグレードやボディカラーなどによっても変わってきますが、下記の表は全グレード・全ボディカラーの平均値となります。
年式 | リセールバリュー |
1年落ち(令和3年) | 70% |
3年落ち(令和1年) | 62% |
5年落ち(平成29年) | 51% |
7年落ち(平成27年) | 37% |
ヴェゼルは2021年にフルモデルチェンジをしており、新しいモデルのリセールバリューがかなり高くなっています。
ヴェゼル ハイブリッドのリセールバリュー
ヴェゼルにはガソリンモデルだけでなく、ハイブリッドモデルも設定されています。ハイブリッドモデルのリセールバリューは、ガソリンモデルと比較するとどうなるのでしょうか。
年式 | リセールバリュー |
1年落ち(令和3年) | 69% |
3年落ち(令和1年) | 56% |
5年落ち(平成29年) | 50% |
7年落ち(平成27年) | 30% |
ヴェゼルは全体的に、ハイブリッドモデルよりもガソリンモデルの方がリセールバリューがやや高い傾向にありますが、そこまで大きな差は生じていません。
海外での人気がリセールバリューに影響?
SUVの世界的な人気も相まって、ヴェゼルは国内だけでなく海外でも人気が高く、ライバル車種であるC-HRやキックス、CX-3などと比較すると、輸出台数が最も多くなっています。海外では、車は修理しながら長く乗るものだと考えられているため、日本では敬遠されやすい故障車や多走行車などであっても、高値で取引されることもあります。そのため、海外で人気のある車種はリセールバリューが高くなりやすいのです。しかし、ヴェゼルの主な輸出先であるパキスタンとバングラデシュでは、5年落ちまでの中古車しか輸出できない輸出規制がかかっているため、ヴェゼルのリセールバリューは5年落ちを境にグッと落ち込みます。
リセールバリューが高くなるヴェゼルとは?
同じ車種であっても、グレードやボディカラー、オプションなどによってリセールバリューは異なります。リセールバリューが高くなるヴェゼルとは、どのようなものなのでしょうか。
リセールバリューが高いグレード
リセールバリューが高いヴェゼルのグレードは、ヴェゼルの中でも高い燃費性能を誇る「ハイブリッドZ」と、ホンダ独自の安全運転支援システムを搭載した「RSホンダセンシング」です。また、海外では4WDよりも2WDの人気が高く、海外需要の高いヴェゼルは、4WDよりも2WDの方がリセールバリューが高くなりやすい傾向にあります。
リセールバリューが高いボディカラー
ヴェゼルのリセールバリューが高いボディカラーは、「プラチナホワイト・パール」と「クリスタルブラック・パール」です。ホワイトやブラックなどの定番カラーは買い手を選ばないため中古車市場での人気が高く、リセールバリューが高くなりやすい傾向にあります。これらのボディカラーであれば、他の色と比べて10~20万円程度高く売れることもあります。
リセールバリューが高くなるオプション
ヴェゼルは、純正ナビや純正のエアロ、パワーシート、本革シートなどの装備が付いている場合、プラス評価につながりやすいです。
ヴェゼルを高く売る方法
一般的な国産車に比べ、高いリセールバリューを誇るヴェゼルですが、より高く売る方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
海外販路を持つ中古車買取業者に売却する
車を高く売るためには、売却先の中古車買取業者選びが重要になります。海外需要が高いヴェゼルは日本国内だけでなく、海外に輸出した際の相場を考慮できる、海外販路を持つ中古車買取業者に売却することで、より高値で売却することができます。中でも、ヴェゼルの主な輸出先あるパキスタンやバングラデシュへの販路を持った中古車買取業者を選ぶのがポイントです。業者が海外販路を持っているかどうかは、ホームページなどに記載されていることが多いため、事前に確認しておくようにしましょう。
ポイント
カーネクストは海外に輸出ルートを持つ業者への販路を多数保有しており、ヴェゼルが高く売れる販路をすぐに探すことができるため、ヴェゼルの高価買取を実現しています。また、カーネクストには実車査定がなく、査定から契約までの全てが電話で完結するため、忙しい方にも利用していただきやすいのが特徴です。買取時の面倒な書類手続きなども全て無料で代行いたしますので、お気軽にカーネクストまでご相談ください。
きれいにしてから査定に出す
ヴェゼルに限らず、車の清潔度は買取価格に影響します。これは、きれいな状態にしておくことで中古車買取業者の清掃の手間を減らすことができ、プラス評価につながりやすいためです。また、きれいな状態にしておくことで丁寧に乗っていたという印象を与えることができるのも、プラス評価につながりやすい理由の一つです。
下記の清掃は査定前に簡単に行えるものばかりのため、確認しておくようにしましょう。
- 洗車
- ワックスがけ
- 車内の掃除機がけ
- 市販のクリーナーでシートの拭き取り
- 車内の消臭
傷やへこみは修理しない
車はきれいな状態で査定に出すとお話ししましたが、傷やへこみなどがある場合は、修理せずにそのまま査定に出すようにしましょう。これは、傷やへこみなどがあることによるマイナス分よりも、修理費用の方が高額になることが多いためです。また、修理費用を節約しようと自分で修理することもおすすめしません。自分で修理をしたものの、中古車買取業者が手直しが必要であると判断した場合、一から修理するよりも時間や手間がかかるため、かえってマイナス評価につながりやすいのです。傷やへこみがあると気になってしまうかと思いますが、修理に出ずにそのまま査定に出すことをおすすめします。
まとめ
国内だけでなく海外でも人気があるヴェゼルは、一般的な国産車よりも高いリセールバリューが期待できる車です。そんなヴェゼルをより高値で売却するためには、売却先を初めから一社に絞ってしまうのではなく、何社かに見積もりを取り、金額を比較することが重要です。
全国13,000社の自動車関連業者と提携しているカーネクストでは、ヴェゼルがより高く売れる販路をすぐに探すことが可能となり、ヴェゼルの高価買取を実現しています。また、カーネクストには実車査定がなく、お電話一本で査定から契約までの全てが完結するため、忙しい方でも利用していただきやすいのが特徴です。面倒な手続きも全て無料で代行いたしますので、お気軽にカーネクストまでご相談ください。