不要な車を手放すベストなタイミング｜得られるメリットとは

不要になった車は素早く手放すことが大切ですが、いつ手放すべきか、適切なタイミングが分からず困っている人も多いでしょう。愛車をお得に手放すには、タイミングをしっかり見極めることが大切です。ベストなタイミングを知って、上手に愛車を手放し、メリットを得ましょう。

不要な車を手放す際のベストなタイミング

不要な車を処分する際には、いつ処分するのかタイミングを見極めなければなりません。基本的には使わなくなった段階で即座に手放すことが大切ですが、使う機会が減っても車はまだまだ動き、処分するにはもったいないと感じる人もいるでしょう。 また、故障するまで使うと考える人も多く、小さな不具合は起きているものの、完全に故障しているわけではないため、捨て時に悩んでいる人も少なくありません。どのタイミングで手放すべきかは人によって違いますが、おすすめのタイミングは2つあります。

自動車税の支払い前

自動車を保有し名義を持っていると、使用の有無に関係なく自動車税が課税されます。自動車税は、毎年4月1日時点で名義を持っている人に課税されるため、この課税対象になる前に手放してしまうことが大切です。 普通自動車なら、廃車することで払いすぎた自動車税は還付されますが、それでも1年分をまとめて支払い、後で取り戻すというのは手間がかかります。 また、軽自動車の場合は還付制度自体がないため、年度初めに手放すと、1年分丸々税金を損してしまいます。年度末あたりで処分を考え始めたなら、年度をまたぐ前に手放したほうが、余計な手間やコストをかけずに済むでしょう。

車検が来るタイミング

車に継続して乗るには車検の更新が必要で、このタイミングで手放す人も多いでしょう。車検は新車購入時は3年、以降2年ごとに必要で、1回でかかる金額も少なくありません。車種や車の整備状況によって異なりますが、絶対に必要な税金や保険料の支払いだけでも数万円、その他費用を含めて10万円以上かかることも多いです。 車検でお金をかけるくらいなら、その分を買い換えの費用に回して、新しい車を手に入れたほうが、長期的に見てコストを抑えられる場合もあります。車検は数年おきで、大きなお金が動くため、このタイミングを手放す際の指標にするのはおすすめです。

車を手放して得られるメリットとは？

不要な車はいつまでも保有している意味はないため、素早く手放すことが大切です。しかし、車は資産でもあり、高いお金を払って購入することもあるため、なかなか手放すための踏ん切りが付かないという人も多いでしょう。 本当に手放して良いのか悩むこともあるでしょうが、その場合には手放すことで得られるメリットに目を向けることが大切です。車を手放す＝資産が減ってデメリットになると考える人もいるでしょうが、実はそうとは限りません。手放すからこそのメリットも存在するため、メリットを知って手放す際の後押しにしましょう。

維持費の節約になる

車は購入にお金がかかるだけではなく、購入後保有し、使用するだけでも維持費がかかります。維持費がいくら発生するかは車種や使用の頻度によって異なりますが、毎月数万円程度の出費になることも少なくありません。 人によっては10万円程度かかることもあり、車を手放すことでこれらの費用を節約できます。月々の出費額はそれほど大きくなくても、年単位で換算するとかなりの金額になるため、余計なコストを抱えたくないなら、早期に手放したほうが良いでしょう。

健康上の利点が増える

車があると多くの荷物を運べたり、気軽に遠出ができたりと便利ですが、反面運動不足を引き起こしやすくなります。車での移動に慣れていると、近場でも全て車で行ってしまうことも多くなり、運動不足が原因で健康上の問題を抱えてしまう危険性もあります。 車を手放したなら、当然徒歩や公共交通機関を利用しての移動になるため、日常生活だけでも運動量は増えます。健康上の利点が増えることは大きなメリットであり、車を手放すと体を動かす機会が増えるため、運動不足も解消しやすいでしょう。

売却するなら車の買取業者を利用しよう

車を手放すなら、解体して処分せず、買取業者に売却するのがおすすめです。売却なら廃車の手続きや車の引き取りまで全て業者が行ってくれ、手放すまでの手続きがスムーズに進められます。業者によっては引き取りの費用や廃車手続きの代行手数料を無料とすることもあり、余計なコストもかかりません。 加えて買取なら、車の状態に応じて値段をつけてもらえるため、費用が発生するどころからいくらかお金がもらえる場合もあり、よりお得に愛車を処分できます。

不要な車を手放すにはタイミングが大切

不要な車を処分するなら、いつ手放すかタイミングの見極めが重要です。適切なタイミングで手放すことで、より多くのメリットが得られます。人によって適切なタイミングは違うため、自分にとってベストと思える瞬間を探して、上手に愛車を手放しましょう。