古くなったり、不要になったりした軽トラを処分する際には、買取に出すのがおすすめです。買取なら費用をかけずに手放すことができ、場合によっては高く売れることもあります。高く売るコツを知り、軽トラを上手に売却しましょう。
目次
軽トラはいくらで売れるの
軽トラを高く売るには、まずはいくらぐらいで売れるのか、相場を把握しておかなければなりません。相場を理解していないと、いくらで売るのが正しいかが分からず、売却の判断に困ります。中古車市場での軽トラの扱いを知り、買取相場を把握しておきましょう。
軽トラは中古車市場で人気
軽トラは使用するシーンや人が限定されているため、売却は難しいと考える人もいるでしょうが、そうではありません。実は中古車市場では人気が高いため、ある程度状態の良いものなら高値で売却できることも多いです。 軽トラは頑丈な作りであることが特徴で、仕事用に長く使うことを想定して購入する人がほとんどでしょう。そのため、そもそも中古車が市場に出回ることは少なく、供給量が非常に少ないです。供給が限定的である一方で、需要は一定数存在するため、市場に出た途端に取り合いになるケースもあります。 加えて、市場に中古車として出回るのは、乗り潰されてボロボロになったものが基本のため、状態が良いものは特に高く売りやすいです。軽トラは通常の軽自動車と比べても高値で売りやすいため、売却活動は妥協せずに行うことが大切です。
軽トラの買取価格の相場
軽トラの買取価格の相場は、3年落ちだと30~90万円、10年落ちだと10~50万円程度が多いです。通常の車なら10年落ちだと価値がほとんど0になり、値が付かないことも多いですが、軽トラは例外です。多少古くても需要はあり、高値で売れる場合はあるため、簡単に諦めないようにしましょう。 また、売却時には年式だけではなく、走行距離や詳細な状態までチェックされます。仮に年式が古くても、きちんと整備されて状態の良いものなら、相場以上で売れることもあるでしょう。
軽トラを高く売るコツ
軽トラは中古車市場で人気が高いため、多少状態が悪くても高値で売れることが多いです。しかし、何の工夫もなしに高値で売れるとは限りません。よく考えずに手放してしまうと、売り損となり、利益を逃してしまうこともあるでしょう。少しでも高く売るには、コツを踏まえて、慎重に売却先を決めることが大切です。
まずは相場を知る
軽トラを高く売るには、まずは相場を正しく知っておかなければなりません。相場は年式だけではなく、細かい状態によっても影響されるため、実際に査定に出してみるのがおすすめです。査定金額は業者によって違うため、必ず複数社に見てもらうようにしましょう。 業者ごとの査定額を比較することで、大体の相場が分かり、かつ好条件で買い取ってくれる業者も見つけられます。 複数社から見積もりをもらい、その結果を提示することで競走を促して金額を釣り上げられることもあります。1社に査定に出し、即決で売ると失敗することが多いため、面倒でも複数社回って査定を受けるようにしましょう。
下取りに出さない
軽トラを売却方法は、下取りか買取かの2つに分けられます。このうち好条件で売却しやすいのは買取で、下取りは不利になりやすいため利用は控えましょう。軽トラはディーラーやJAに下取りに出せますが、下取りは査定時の評価が厳しく金額が下がりやすいです。 加えて、車両の引き取りや処分の費用が発生する場合もあり、それらを差し引くとさらに金額は下がってしまいます。もともとの査定額が低く、費用もかかりやすい下取りより、高値を付けてもらいやすい買取のほうが有利に売却できるでしょう。 下取りは買い替えの際に便利ですが、買取に出し、別途購入契約を結んでもそれほど面倒ではありません。同じ売却するなら、できるだけ買取を選び、少しでも査定額が高くなる方法で売ったほうがお得です。
故障して動かなくなった車でも買取できる
いくら市場での需要が高いとは言え、故障すると売却はできないと諦める人は多いです。しかし、故障した軽トラでも売れることはあり、場合によっては思わぬ金額が付くこともあります。故障している場合でも、程度によっては問題なく売却できることが多く、自走可能なら基本的には売れると考えましょう。 また、ボロボロで走りもしない場合でも廃車買取なら積極的に買い取ってくれる可能性が高いです。軽トラは完全に故障していても分解してパーツを取ったり、リサイクル用の資源にして活用できます。車の価値自体が0になるということはないため、売却方法を工夫することで故障車を売ることは可能です。
軽トラを上手に売却しよう
軽トラは状態に関係なく売却が可能で、方法を工夫することで高く売れることも多いです。売却方法を工夫して少しでも有利な条件で手放し、賢く資金化を目指しましょう。