すぐに実践できる新車値引き術をご紹介します。
車買取予定の方の中には、乗り換えで新車を購入する方も多くいらっしゃるでしょう。
新車購入するとなると販売価格も高くなりますし、できるだけ安い値段で購入したいですよね。車を少しでも安く購入するには、ディーラーとの値引き交渉の進め方や、 値引きの仕組みなどを知っておくことが重要です。ここでは、すぐに実践できる新車値引き術をご紹介します。お得に新車を購入するために、ぜひチェックしてみてください。
乗り換えで車を購入する際、新車を購入するディーラーにそのまま下取りに出すべきか、車買取業者に買い取ってもらうべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
今乗っている車を高い値段で買い取ってもらうことができれば、その分を新車の購入費用に充てることができます。下取りと買取、どちらの方がお得に車を売却することができるのか比べてみましょう。
乗り換えで新車を購入する方の約7割が、ディーラーに下取りに出すと言われています。 新車を購入するディーラーに、今乗っている車を下取りに出すと、手続きも任せられますし、空車の期間があったとしても代車等の手配もディーラーに任せることが出来るため、負担が少なく面倒がないということが理由に上げられます。
新車の値引き交渉をする時に、元々所有していた車の下取り額を上げますとディーラーに言われたことがある方もいるのではないでしょうか。 しかし、ディーラーは実際の中古車市場の相場よりも、下取り査定では低い金額を提示していることが多くなっています。値引き額で提示される金額は高く感じても、本来はもっと高く買取出来る車の場合もあり損をしている可能性があるのです。 ディーラーに下取りに出すと損をしてしまう理由は、主に下記の3つです。
ディーラーに下取りに出すと損をしてしまう理由
下取りの時点で競合が発生しないため価格競争をする必要がない
新車ディーラーは中古車の販路が少ないため、高額査定が出づらい
新車の値引きを大きくしても、元々の下取り査定で低く見積もっているため、利益を回収することができる
これでは、どんなに新車の値引き交渉を頑張っても、実は損をしているかもしれないと感じますよね。
一般的に、ディーラーの下取りよりも中古車買取業者に車を買い取ってもらった方が車は高く売れると言われており、 買取価格に10万円以上の差が出ることもあります。 中古車買取業者がディーラーと比べて車を高く買い取れるのには、主に下記の3つの理由があります。
中古車買取業者がディーラーと比べて車を高く買い取れる理由
中古車買取業者間での価格競争が有効
買取業者は車を買い取った後の販路が豊富
中古車市場の最新相場が買取価格に反映される
中古車買取業者は車を買い取るプロであるため、豊富な販路の中から高く売れる販路を選別することができます。 また、近年、日本車の需要が海外で高まっていることもあり、海外への販路を持つ車買取業者であれば、 多走行・低年式などの理由で日本では値段が付かないような車であっても、高値が付く可能性があります。
新車の値引きは、ディーラーとの値引き交渉をどう進めるのかが重要となります。 ディーラーとの値引き交渉をうまく進められるポイントを押さえておけば、 大きな値引きを引きだすことができます。ここからは、その値引き交渉のコツについて詳しく解説していきます。
ほとんどの車には競合しているライバル車の存在があります。本命を一つの車に絞っていたとしても、 ライバル車と価格競争をさせることで大きな値引きが出ることもあるので、 ライバル車の見積もりも出してもらった上で値引き額を比較し、ライバル車を引き合いに出しながらディーラーと交渉を進めるようにしましょう。
ライバル車は性能やグレードなどが近いものを選び、ディーラーに本気で迷っていると思わせることが重要です。 もちろん、本当に候補がいくつかある場合も、それぞれできちんと見積もりを取り、比較検討する必要があります。
同じメーカーのディーラーであっても、県が違えば経営元が異なることがほとんどなので、 同じメーカーの同じ車同士を競合させることが可能です。この場合も各店舗で見積もりを取り、 値引き額が大きい方で購入するという意思をディーラーに示しましょう。経営元が同じ店舗間では、 顧客情報などを共有している可能性もあるため注意しましょう。
また、サブディーラーが存在するメーカーでは、正規ディーラーとサブディーラーで競合させることもできます。 多くの見積もりを持っていた方が値引き交渉に有利になるため、できるだけ多くのディーラーを回り、見積もりをたくさんもらうようにしましょう。
新車の値引きが大幅に緩む時期は決算期です。 決算期、ディーラーはメーカーから課せられたノルマを達成しようと、値引きを緩めてでも車を売ろうとするため、薄利多売で車を販売する傾向にあります。 また、この時期は決算セールも開催されるため、車を安く購入することができるのです。
年に2回の決算期
新車で大幅な値引きを狙うためには、決算期は逃さないようにしましょう。
新車の車両本体からの値引きには限度がありますが、ディーラーオプションの値引き額はディーラーの裁量で決めることができるため、 大きな値引きが期待できます。新車を購入しても車両本体だけがあればいいわけではないですよね。 どちらにしてもオプションは必要となるため、オプションの値引きは新車の実質値引きにつながります。
ボディコーティングやシートカバー、カーナビなどは値引きの対象となりやすいオプションなので、交渉してみましょう。
値引き交渉をする相手も人間なので、ディーラーに好印象を与え、良好な関係を築くことが大きな値引きにつながることもあります。 値引きをしてほしい気持ちばかりが先走り、無理な値引きを強要したり、自分の要求ばかりを一方的に押し付けてしまうと、ディーラーからの印象は悪くなります。
「この人に売りたい」とディーラーから思ってもらうような態度を心がけ、値引き交渉を行うようにしましょう。また、ディーラーとは購入時だけでなく、 購入後のメンテナンスやアフターフォローなどで今後も付き合っていくことになります。
ディーラーとの関係が悪くなってしまえば、良質なサービスを受けられなくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。
ディーラーとの交渉の中で新車の値引きを引き出すためのコツは、どんな車の値引きにも使うことができます。 しかし、競合させるライバル車やディーラー、値引きの限界などは車種によって異なります。 こちらでは、新車の値引き交渉術を車種別により詳しくご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
お話ししたポイントを踏まえた上でディーラーと値引き交渉を行えば、新車の値引きを引き出すことができるはずです。 しかし、中には大幅な値引きができない車もあります。どのような車なのか詳しく見ていきましょう。
一般的に高級車と言われるような車は、ブランドイメージを守るために値引きのガードが固くなっています。 また、一台ごとの利益を重視していたり、生産コストが定価に対して高いということも理由の一つです。新車販売時に大幅な値引きを行えば、その分リセールバリューが低くなってしまいます。
高級車はリセール時もブランドイメージが崩れることを嫌うため、値引きはほとんど行わない販売体制を徹底していることが多いのです。
軽自動車の商用バンなど、もともとの新車販売時の車両価格が低い車は、ディーラーの利益も少ないため、値引き率が小さくなります。 ディーラーの利益が多くなるような車両価格の高い車の方が、大きな値引きが出やすくなっているのです。 しかし、軽自動車であってもモデルチェンジ前の車や、あまり人気のない車種などは大きな値引きが出る可能性もあるため、諦めずに交渉してみましょう。
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