車買取価格は、車の様々な要因によって決定されます。車種ごとのおおよその相場を調べることはできますが、それはあくまでも平均値であり、実際にはさらに細かい要因によって買取価格が変動するのです。そのため、提示された買取価格が適正であるのかを判断し、愛車を納得できる金額で売却するためには、車買取価格がどのような要因によって決まるのかを知っておくことが大切です。どのような車が高値で売れるのかを確認しておきましょう。
車種によって車買取価格は大きく変動します。新しい車種や人気が高い車種は中古車としての需要も高いため、高値で買い取ってもらうことができます。新車の販売価格が高い、いわゆる高級車などは、新車よりも安くなっている中古車を購入しようとする人が多いため中古車市場での需要が高くなり、より高値で売れる傾向にあります。海外で人気のある車種も高く売れやすくなっています。海外で使用されている左ハンドルの車や、海外の整備されていない悪路でも走行できる四輪駆動車やディーゼル車、海外でも人気のあるトヨタ車などは海外に輸出すると高額で取引されることが多いため、高価買取につながりやすいのです。日本国内だけでなく海外への販路を持つ車買取業者であれば、こういった点をきちんと評価した上で買取価格を付けてくれます。また、車はモデルチェンジのタイミングで価値が大きく変動します。モデルチェンジが実施されると新しいモデルに人気が集中し、古いモデルの価値が大幅に下がってしまうのです。車を高値で売るためには、モデルチェンジ前を狙うようにしましょう。
中古車として再販売する際、長く走れる車の方が売れやすいため、走行距離が短ければ短いほど買取価格は高くなります。車の走行距離は、一年間で10,000kmが平均であると言われています。つまり、走行距離が100,000kmを超えた車は10年落ちの車と同じ扱いとなり、10年落ちの車と同様の理由で買取価格が低くなってしまいます。しかし、海外では走行距離をあまり気にしないため、200,000kmを超えている車でも使用されていることが多く、走行距離が100,000kmを超え、日本ではあまり値段が付かない車であっても海外では高値で取引されることもあります。そのため、日本国内だけでなく海外への販路を持っている車買取業者であれば、走行距離が100,000kmを超えている車でも高値を付けてくれる可能性があります。
ボディーカラーによっても買取価格は変動します。黒や白、シルバーなどの定番の人気カラーは需要が高く、中古車として再販売する際もすぐに売れやすいため、他の色味に比べて高値が付きやすくなっています。反対に、オレンジ系やピンク、パステルカラー系などの珍しい色は人を選ぶため売れにくく、買取業者が在庫として抱えてしまう可能性があります。在庫を抱えることになってしまうとその分の保管費用や人件費、メンテナンス費用などがかかるため、買取価格が低くなってしまう傾向にあるのです。しかし、一般的には人気がないと言われているような色であっても、車種によっては人気な場合もあります。例えば、フェラーリなどは赤色のイメージが強く人気も高いため、赤色の買取価格が高くなります。
車の走行状態は、買取価格を決める上でかなり重要なポイントとなります。車の走行状態は様々な要因によって変わりますが、車の心臓部分であるエンジンに異常がある場合、中古車としての再販売が難しかったり修理が必要となるため、買取価格は低くなります。異音や異臭、オイル漏れの有無なども買取価格に影響する要因となるため、確認しておくようにしましょう。修理する必要がなく、そのまま中古車として再販売しても問題のない車に高値が付きやすくなっています。また、事故歴や修復歴がある車は車の走行状態そのものに影響を与えている可能性が高く、その箇所を元に戻したとしても別の箇所に異常が発生することがあるため、買取価格が低くなります。こういった履歴を隠そうとするとトラブルに発展してしまう可能性があるため、きちんと申告するようにしましょう。
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車種・型式 | 買取金額 | 成約日 | 年式 | 走行距離 | 走行可否 |
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クーパーS
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45.0 万円 | 2021-02-28 | 2012年 | 9,200 km | ○ |
クーパーS
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27.0 万円 | 2020-09-15 | 2015年 | 10,000 km | ○ |
クーパーS
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27.0 万円 | 2020-12-01 | 2012年 | 120,000 km | ○ |
クーパーS
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10.0 万円 | 2017-06-03 | 2008年 | 93,000 km | ○ |
クーパーS
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9.0 万円 | 2021-01-19 | 2008年 | 70,000 km | ○ |
クーパーS
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8.1 万円 | 2017-11-21 | 2005年 | 80,000 km | ○ |
クーパーS
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8.0 万円 | 2020-12-16 | 2007年 | 70,000 km | ○ |
クーパーS
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8.0 万円 | 2020-02-21 | 2007年 | 121,000 km | ○ |
クーパーS
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8.0 万円 | 2020-12-12 | 2011年 | 46,200 km | ○ |
クーパーS
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6.0 万円 | 2021-01-04 | 2012年 | 40,000 km | ○ |
車買取業者の買取価格も全ての業者で同じではなく、それぞれの業者の持つ強みや販路などによって、大きく異なることがあります。
カーネクストが車を高く買い取ることができる理由について、詳しくご説明いたします。
カーネクストは実店舗を持たず、1,000社以上の自動車関連業者と提携することで、日本全国の車買取を可能にしています。(離島を除く)
これにより、店舗運営コストや人件費などを削減することが可能となり、その分の利益を買取価格に反映しています。また、お客様との契約後すぐに販路を決定するため、在庫を抱えるリスクを抑えることができます。つまり、買い取ったお車を確実に再販することが可能となり、高値で買い取ることができるのです。
カーネクストは自社販売、中古車オークション、海外への輸出など様々な直売ルートを持っていますが、この海外への輸出が高価買取を可能にしているポイントです。外車と比べ、日本車は低燃費で壊れにくく、長く乗ることができるので、海外での人気が高いです。日本国内ではほとんど需要がなく、値段を付けるのが難しいような車であっても、海外であれば高値で取引されることもあります。海外では、車は修理して長く乗るものだと考えられているため、日本では値段が付かないような低年式・過走行の車であっても、十分に需要があるのです。
カーネクストは海外に独自の販路を持っていることで、高価買取を実現しています。
買い取った車を中古車として再販するためには必ず整備を行う必要がありますが、買い取った車の整備を他社に依頼すると、その分費用がかかります。カークストは自社工場で補修や板金、メンテナンスを行った後、自社販売や中古車オークションへの出品、海外への輸出などを行っているため、整備にかかるコストを抑えることが可能となり、その分の利益を買取価格に反映しています。
また、自社で整備を行うことで、中古車としては再販できない状態の車も解体してパーツとして再販売、再利用することができ、そういった車でも値段を付けることが可能となります。
車買取に関するよくあるご質問と、その回答をご紹介します。
輸入車のハンドル構造は、国内に二通り存在します。国内で販売されている外国自動車メーカーの車は、日本の道路事情にあわせて右ハンドル構造が一般的です。しかし外国生産で輸入後に国内販売する車は、仕様上左ハンドル構造がほとんどです。右ハンドル車と左ハンドル車の買取査定は、国内で中古車として再販するなら、右ハンドル車の方が需要があり高く買取出来そうと考える方が多いでしょう。しかし輸入車は、国内以上に海外輸出後の再販需要が高いため、海外再販時に構造変更のコストがかからない左ハンドル車は、買取査定額が高くつく可能性があるのです。
車種ごとに各グレード設定があったり、メーカーによってはハイブリッド車とガソリン車それぞれにグレード設定があるなど、グレードの決め方は車ごとに異なります。例えばトヨタ自動車にはZ・G・Xのグレード設定があり、Zは至極や究極の意味合いを持つ最上級グレード、GはGRANDに主要や立派なといった意味があり上級グレード、Xはエクストラからその他のグレードという意味をもつなど、各車種に同様のグレード設定があります。最上級グレードとなると、外装内装装備ともに高品質になりますので、販売価格も上がります。中古車市場でも上位グレード以上に人気があるため、買取価格も高くなり、下がりにくい傾向となります。
現在の新車販売市場において、エコカーや低燃費車が主流となっているため、排気量の大きいガソリン車は国内では減少傾向にあります。しかし、高排気量で回転数も多く、走行性能や走破性能が高い車は海外で人気が高く、8気筒エンジンや12気筒エンジンなどの高出力エンジンを搭載するパワートレインタイプの車が、海外輸出によって中古車市場でも高値取引が可能になっているのです。高排気量の車は、エンジンなどの部品人気も高いことから、事故車や故障車であっても買取出来る可能性が高くなります。