- 車種別買取相場 -
日産の歴史や日産車の中古車買取の特徴、高値が付きやすい日産車など、日産の中古車買取情報をご紹介します。
神奈川県横浜市に本社がある日産自動車株式会社は、日本の自動車販売台数の10.2%を占め、国内5位となっています。日産自動車の筆頭株主はフランスのルノーで、日産の株式の43.7%をルノーが保有し、ルノー、日産自動車、三菱自動車工業の3社はルノー・日産自動車・三菱自動車連合を形成しています。世界の自動車販売台数では、ルノー・日産自動車・三菱自動車連合がフォルクスワーゲン、トヨタに次ぐ3位となっています。
1990年代までに自動車技術で世界一を目指すことを目標に実施された「901運動」では、シャシーやサスペンションの開発、ハンドリング性能の向上などを行いました。これにより日産は、販売のトヨタに対して技術の日産と言われ、技術面で高い評価を得ていました。
現在、日産は電気自動車の生産・販売に積極的で、2010年には世界初の量産電気自動車であるリーフを発売し、着実に実績を伸ばしています。また、リーフのモーターとバッテリーを流用したシリーズハイブリッド式のノートe-POWERが大ヒットにつながり、2018年上期には、48年ぶりとなる国内登録車数1位に輝きました。
日産は日産ブランドの他に高級車ブランド「インフィニティ」、新興国向けの低価格ブランド「ダットサン」を展開しています。
日産自動車株式会社は、1933年に戸畑鋳物と日本産業の出資を受けた戸畑鋳物株式会社自動車部が自動車製造株式会社として設立され、翌年、日産自動車株式会社に社名を変更したことで誕生しました。
日産はかつて、トヨタと首位争いを繰り広げる日本を代表する自動車メーカーでしたが、バブル崩壊後の1990年代後半には2兆円あまりの責務を抱える厳しい経営状況となり、倒産の危機に直面しました。この危機を脱するため、日産は1999年にフランスのルノーと資本提携をして傘下に入り、ルノーの連結子会社となりました。ルノーからの出資とカルロス・ゴーンの派遣を受け、徹底的なコスト削減などを行う日産リバイバルプランを実行したことにより、日産は黒字経営となり、「技術の日産」として再生を果たすことに成功しました。しかし、カルロス・ゴーンの利益追求の経営によって日本市場は軽視される傾向が強くなり、日産は北米や中国を中心とした営業戦略にシフトしていきます。これにより、2016年9月にセレナが発売されるまで2年半もの間、日本市場に新型車が投入されないという異常な事態が起こりました
日産にはフェアレディZやスカイライン、GT-Rなど、時代を象徴する名車が多数存在しています。これらの車は人気が高く、販売台数が少ないこともあり、中古車買取価格が高値のまま推移しています。また、2018年に国内登録車数1位となったセレナも値崩れが少なく、中古車買取価格は安定しています。さらに日産は近年、安全装備に力を入れていることもあり、安全装備のある車の場合、プラス査定の対象となる可能性が高いです。
しかし、日産は経営悪化の影響もあり、これらの車種を除くと中古車買取価格が低くなる傾向が続いています。技術の日産らしい、日産カラーが際立った車種以外は高値につながりにくくなっています。
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